安田記念2019過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

安田記念2019過去10年のデータと予想

日程 2019年6月2日(日曜)
開催 東京競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け G1
条件 サラ系3歳以上
斤量 定量(4歳以上58kg 牝2kg減)
出走数 16頭
天気 曇り(ヤフー天気)

安田記念2019

春のマイル王を決める一戦、安田記念2019です。東京の芝コースで行われる定量戦ながら、波乱決着の多い難解なレース。下位人気馬の好走も見られるレースです。今年も例年のような波乱決着となるのでしょうか…。

東京競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年の安田記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが7回あります。馬連や3連複も好配当が多く、毎年、伏兵や穴馬の好走が見られ、波乱を演出しています。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 7,370円 6,560円 63,280円
2017 10,480円 43,500円 283,000円
2016 3,230円 14,990円 153,560円
2015 1,740円 40,690円 127,190円
2014 18,730円 91,160円 373,470円
2013 1,470円 18,160円 62,800円
2012 8,510円 92,530円 468,600円
2011 12,270円 44,090円 335,600円
2010 12,640円 53,850円 348,740円
2009 290円 4,100円 10,000円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

安田記念2019 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 10 牡4 モズアスコット 9 安土城ステークス(OP) 2着(0.0) 1
2 4 牝4 アエロリット 5 ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.1) 3
3 1 牡4 スワーヴリチャード 1 大阪杯(G1) 1着(-0.1) 1
2017 1 14 牡6 サトノアラジン 7 京王杯スプリングカップ(G2) 9着(0.4) 1
2 16 牡7 ロゴタイプ 8 中山記念(G2) 3着(0.2) 7
3 6 牡6 レッドファルクス 3 京王杯スプリングカップ(G2) 1着(-0.1) 2
2016 1 6 牡6 ロゴタイプ 8 ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 2着(0.0) 4
2 8 牡5 モーリス 1 The Champions Mile(G1) 1着
3 10 牡7 フィエロ 6 マイラーズカップ(G2) 4着(0.4) 1
2015 1 6 牡4 モーリス 1 ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 1着(-0.6) 1
2 13 牡6 ヴァンセンヌ 3 京王杯スプリングカップ(G2) 2着(0.0) 2
3 12 牡6 クラレント 12 マイラーズカップ(G2) 10着(0.6) 9
2014不良 1 10 牡5 ジャスタウェイ 1 Dubai Duty Free(G1) 1着(-0.1)
2 12 牡6 グランプリボス 16 マイルチャンピオンシップ(G1) 9着(0.7) 7
3 11 牡6 ショウナンマイティ 10 大阪杯(G2) 5着(0.7) 4
2013 1 10 牡5 ロードカナロア 1 高松宮記念(G1) 1着(-0.2) 1
2 2 牡5 ショウナンマイティ 3 大阪杯(G2) 2着(0.1) 2
3 16 牡5 ダノンシャーク 12 マイラーズカップ(G2) 3着(0.1) 3
2012 1 4 牡6 ストロングリターン 2 京王杯スプリングカップ(G2) 4着(0.3) 2
2 3 牡4 グランプリボス 13 京王杯スプリングカップ(G2) 7着(0.5) 5
3 8 牡5 コスモセンサー 15 マイラーズカップ(G2) 3着(0.4) 7
2011 1 14 牡3 リアルインパクト 9 NHKマイルカップ(G1) 3着(0.3) 4
2 1 牡5 ストロングリターン 5 京王杯スプリングカップ(G2) 1着(-0.0) 4
3 3 牡6 スマイルジャック 3 マイラーズカップ(G2) 6着(0.5) 5
2010 1 17 牡6 ショウワモダン 8 メイステークス(OP) 1着(-0.3) 6
2 9 牡7 スーパーホーネット 6 マイラーズカップ(G2) 9着(0.8) 2
3 2 牡5 スマイルジャック 5 マイラーズカップ(G2) 5着(0.3) 1
2009 1 3 牝5 ウオッカ 1 ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-1.2) 1
2 6 牡4 ディープスカイ 2 大阪杯(G2) 2着(0.0) 1
3 4 牡4 ファリダット 10 京王杯スプリングカップ(G2) 3着(0.1) 2
7歳以上

過去10年の安田記念3着以内30頭中3頭を占めます。3頭ともマイルG1で連対経験がありました。

  • 2017年2着ロゴタイプ(安田記念2016優勝、朝日杯FS2012優勝)
  • 2016年3着フィエロ(マイルCS2015 2着、マイルCS2014 2着)
  • 2010年2着スーパーホーネット(マイルCS2008 2着、マイルCS2007 2着、朝日杯FS2005 2着)
前走マイラーズカップ

過去10年の安田記念3着以内30頭中7頭を占めます。7頭ともにマイラーズカップで3着以下に敗れていましたが、勝ち馬から1秒以上離されて大敗していた馬もいませんでした。そのほかマイラーズカップ優勝馬は、安田記念での凡走が続いています。マイラーズカップで負けていた馬が狙い目になるかもしれません。

マイラーズカップ優勝馬の安田記念成績(過去10年)
年度 性齢 馬名 安田記念
2018 牡4 サングレーザー 5着
2017 牡6 イスラボニータ 8着
2016 牡4 クルーガー 出走なし
2015 牡5 レッドアリオン 8着
2014 牡5 ワールドエース 5着
2013 牡5 グランプリボス 10着
2012 牡7 シルポート 12着
2011 牡6 シルポート 8着
2010 牡4 リーチザクラウン 14着
2009 牡6 スーパーホーネット 7着
前走京王杯スプリングカップ

過去10年の安田記念3着以内30頭中7頭を占めます。そのうち5頭が京王杯スプリングカップで1~2番人気の支持を集めていました。

予想

好メンバーが揃った安田記念2019。ただ過去、波乱決着が続いているレースですし、仮にアーモンドアイが勝ち切ったとしても、2~3着にノーマークの穴馬が絡む可能性はありそうですね。

牝馬限定のG1ヴィクトリアマイルが1:30.9という決着だったことを考えれば、それに近い時計か、遅くても31秒台の決着になるかもしれません。速い馬場の適性は必須だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。何が来てもおかしくないほどの好メンバー。波乱傾向のレースということで、アーモンドアイを除く人気馬を軽視しましたが、どうなるでしょうか…。全く当たる気がしません。

◎14アーモンドアイ

G1を5連勝、2走前のジャパンカップは、世界レコードで完勝していますし、速い時計の出る今の東京芝コースは合いそうです。深く考えず本命です。

○5インディチャンプ

好走例の多いマイラーズカップ敗退組。2走前の東京新聞杯をレコード(1:31.9)で完勝していますし、コース相性も馬場も問題なさそうです。コースレコードとなったヴィクトリアマイルの3着馬クロコスミア(ステイゴールド産)、4着ラッキーライラック(オルフェーヴル(父ステイゴールド)産)と考えると、ステイゴールド産も速い時計をこなせるのかもしれません。

▲10フィアーノロマーノ

前走ダービー卿CT優勝。この日の中山芝は、かなり速い時計が出ていました。その中で、速い時計の決着が得意なプリモシーンを抑えて勝ち切っており、今の馬場は合うかもしれません。東京コースの成績が良くないのは気になりますが、人気薄なら波乱期待で押さえても面白そうです。

△4サングレーザー

今開催の東京芝のG1で好走例が目立つディープインパクト産。昨年の天皇賞秋が1:57.0、安田記念が1:31.5と速い時計の決着は得意なタイプですし、前走からの巻き返しがあっても良さそうです。とはいっても極端な追い込みも決まりにくい印象の馬場なので、後ろ過ぎない位置でスムーズに脚を溜めることが出来れば…。

3連複4頭ボックス◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、14着でした。本命◎アーモンドアイは、3着でした。

安田記念2019 結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 5 牡4 インディチャンプ 4 マイラーズカップ(G2) 4着(0.2) 2
2 2 牝5 アエロリット 3 ヴィクトリアマイル(G1) 5着(0.4) 2
3 14 牝4 アーモンドアイ 1 ドバイターフ(G1) 1着 1

勝ち時計1:30.9、想定通りの速い時計の決着でした。後ろにいた馬には厳しい印象で、前に行った馬(2着アエロリット、4着グァンチャーレ)が上位に残っています。アーモンドアイを除く上位8頭が1~4枠。道中も出来る限り内でロスなく進めた馬が好走したといって良いかもしれません。

押えていたフィアーノロマーノは、前に行かず。こういう馬場なので、直近2戦のように前に行くことを期待したんですが…。仕方ないですね。

人気を集めたアーモンドアイやダノンプレミアムは、不利があったこともあり、後方からの競馬。それでも最後3着まで突っ込んで来たアーモンドアイは、強さを見せたと思います。

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