日程 | 2025年3月9日(日曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
出走数 | 14頭 |
クッション値 | 8.5(3月9日) |
弥生賞ディープインパクト記念2025
皐月賞トライアル、弥生賞ディープインパクト記念2025です。皐月賞と同コース同距離の重賞ですが、過去10年では、弥生賞をステップに皐月賞で優勝した馬がいません。ただ皐月賞2~3着に好走する馬を多く輩出しているため、本番に向けて注目のレースといって良いと思います。

中山競馬場の芝2000mコース
配当
過去10年の弥生賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。波乱決着と順当な決着の両極端になることが多く、3連複数百円の決着も目立ちます。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2024 | 4,250円 | 33,030円 | 301,710円 |
2023 | 680円 | 800円 | 4,010円 |
2022 | 780円 | 4,990円 | 25,180円 |
2021 | 5,060円 | 810円 | 23,580円 |
2020 | 2,680円 | 740円 | 13,180円 |
2019 | 32,600円 | 38,960円 | 457,370円 |
2018 | 300円 | 500円 | 1,320円 |
2017 | 4,360円 | 9,480円 | 46,720円 |
2016 | 220円 | 190円 | 830円 |
2015 | 3,380円 | 41,050円 | 187,960円 |
では過去10年の弥生賞ディープインパクト記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2024良 | 1 | 7 | コスモキュランダ | 6 | 1勝クラス(中山芝2000m) 2着(0.1) | 5 |
2 | 5 | シンエンペラー | 3 | ホープフルステークス(G1) 2着(0.1) | 2 | |
3 | 8 | シリウスコルト | 9 | ホープフルステークス(G1) 6着(0.6) | 9 | |
2023良 | 1 | 6 | タスティエーラ | 2 | 共同通信杯(G3) 4着(0.2) | 2 |
2 | 4 | トップナイフ | 1 | ホープフルステークス(G1) 2着(0.0) | 7 | |
3 | 2 | ワンダイレクト | 3 | 若駒ステークス(LR) 2着(0.0) | 3 | |
2022良 | 1 | 10 | アスクビクターモア | 3 | 1勝クラス(中山芝2000m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 7 | ドウデュース | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 6 | ボーンディスウェイ | 9 | ホープフルステークス(G1) 5着(0.5) | 10 | |
2021良 | 1 | 4 | タイトルホルダー | 4 | ホープフルステークス(G1) 4着(0.5) | 7 |
2 | 10 | シュネルマイスター | 2 | ひいらぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 2 | ダノンザキッド | 1 | ホープフルステークス(G1) 1着(-0.2) | 1 | |
2020良 | 1 | 1 | サトノフラッグ | 2 | 1勝クラス(中山芝2000m) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 8 | ワーケア | 1 | ホープフルステークス(G1) 3着(0.5) | 2 | |
3 | 10 | オーソリティ | 3 | ホープフルステークス(G1) 5着(0.8) | 4 | |
2019重 | 1 | 10 | メイショウテンゲン | 8 | きさらぎ賞(G3) 5着(0.8) | 5 |
2 | 5 | シュヴァルツリーゼ | 6 | 新馬戦(東京芝1800m) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 8 | ブレイキングドーン | 4 | ホープフルステークス(G1) 5着(0.6) | 4 | |
2018良 | 1 | 9 | ダノンプレミアム | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 8 | ワグネリアン | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G1) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 3 | ジャンダルム | 4 | ホープフルステークス(G1) 2着(0.2) | 4 | |
2017良 | 1 | 11 | カデナ | 1 | 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.2) | 3 |
2 | 10 | マイスタイル | 8 | こぶし賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 4 | ダンビュライト | 5 | きさらぎ賞(G3) 3着(0.3) | 2 | |
2016良 | 1 | 11 | マカヒキ | 2 | 若駒ステークス(G1) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 10 | リオンディーズ | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 4 | エアスピネル | 3 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) | 1 | |
2015稍重 | 1 | 4 | サトノクラウン | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 4 |
2 | 5 | ブライトエンブレム | 4 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.5) | 2 | |
3 | 2 | タガノエスプレッソ | 10 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 6着(0.5) | 7 |
過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中23頭を占めます。そのうち20頭が前走5着以内に好走していました。近年は、ホープフルステークス出走馬の好走が目立ちます。
過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中21頭を占めます。前走4着以下の9頭中7頭が前走G1レースに出走していました。前走大きく崩れていた馬は買いにくい傾向にありそうです。
予想
弥生賞ディープインパクト記念2025は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、ホープフルステークス好走馬や前走1着馬が上位争いの中心になるでしょうか。高いレベルの混戦だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。人気の2ナグルファルも気になりますが、G1好走馬を中心に選びました。
過去好走例が多い前走朝日杯フューチュリティステークス出走馬。前走は、スタートで後手を踏みましたが、すぐに出して好位につけつことになりました。優勝馬に突き放されたとはいえ、好メンバー相手の2着は、強さを見せたと思います。実績面に期待して、本命評価にしました。
前走葉牡丹賞は、上位3頭の叩き合いを制しての優勝(レコード決着)でした。休養明けになりますが、前走の勝ちっぷりに期待して、対抗評価にしました。
2走前ホープフルステークス4着。近年は、ホープフルステークス上位馬の好走が目立つレースですし、深く考えず押さえました。
ホープフルステークス出走馬の9アスクシュタインと12クラウディアイと迷って、紐荒れ期待でファウストラーゼンを押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、4着、10着でした。本命◎ミュージアムマイルは、4着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | ファウストラーゼン | 7 | ホープフルステークス(G1) 3着(0.5) | 17 |
2 | 3 | ヴィンセンシオ | 2 | 葉牡丹賞(1勝クラス) 1着(-0.0) | 3 |
3 | 7 | アロヒアリイ | 5 | 1勝クラス(中山芝2000m) 2着(0.0) | 1 |
3連複万馬券の好配当決着でした。
優勝は押さえファウストラーゼン。ホープフルステークス同様、向正面で捲って行って、そのまま押し切ることになりました。2着には対抗ヴィンセンシオ。3着にはスルーしたアロヒアリイでした。3着争いに本命ミュージアムマイルが加わっていたので、直線の攻防で一瞬的中を期待したのですが、伸びを欠いてしまいました。