日程 | 2017年3月5日(日曜日) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 馬齢 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 曇り参考 中山競馬場 – ヤフー天気 |
「弥生賞2017」です。近年は、同コース&同距離ながら皐月賞につながらない印象のレースでしたが、昨年優勝馬のマカヒキが皐月賞2016で2着に好走し、日本ダービー2016を優勝しました。データ的な傾向からは、強く推せませんが、今年の優勝馬も皐月賞2017と日本ダービー2017に向けて注目していきたいですね。
過去10年の弥生賞の配当を見ると、波乱と順当の決着が両極端という感じがします。昨年は1~3番人気で決着しましたが、例外的なケースだと思います。そういう意味では、穴馬にも注意したいレースになるでしょう。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2016 | 220円 | 190円 | 830円 |
2015 | 3,380円 | 41,050円 | 187,960円 |
2014 | 690円 | 1,470円 | 3,850円 |
2013 | 52,300円 | 34,310円 | 461,810円 |
2012 | 7,830円 | 14,380円 | 126,790円 |
2011 | 2,220円 | 3,780円 | 18,840円 |
2010 | 400円 | 2,010円 | 5,050円 |
2009 | 1,930円 | 8,620円 | 26,930円 |
2008 | 970円 | 5,070円 | 23,340円 |
2007 | 1,170円 | 1,720円 | 6,650円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2016良 | 1 | 11 | マカヒキ | 2 | 若駒ステークス(G1) 1着(-0.2) |
2 | 10 | リオンディーズ | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) | |
3 | 4 | エアスピネル | 3 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) | |
2015稍重 | 1 | 4 | サトノクラウン | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) |
2 | 5 | ブライトエンブレム | 4 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.5) | |
3 | 2 | タガノエスプレッソ | 10 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 6着(0.5) | |
2014良 | 1 | 10 | トゥザワールド | 1 | 若駒ステークス(OP) 1着(-0.2) |
2 | 11 | ワンアンドオンリー | 4 | ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.2) | |
3 | 3 | アデイインザライフ | 2 | 京成杯(G3) 3着(0.3) | |
2013良 | 1 | 8 | カミノタサハラ | 6 | 500万(東京芝1800m) 1着(-0.1) |
2 | 4 | ミヤジタイガ | 10 | 若駒ステークス(OP) 4着(0.5) | |
3 | 3 | コディーノ | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.0) | |
2012稍重 | 1 | 5 | コスモオオゾラ | 9 | 共同通信杯(G3) 5着(0.6) |
2 | 2 | トリップ | 3 | ラジオNIKKEI杯(G3) 4着(0.5) | |
3 | 4 | アーデント | 5 | 京成杯(G3) 4着(0.3) | |
2011良 | 1 | 6 | サダムパテック | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.2) |
2 | 3 | プレイ | 7 | つばき賞(500万) 2着(0.2) | |
3 | 4 | デボネア | 5 | 京成杯(G3) 2着(0.0) | |
2010重 | 1 | 1 | ヴィクトワールピサ | 1 | ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.0) |
2 | 3 | エイシンアポロン | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.2) | |
3 | 2 | ダイワファルコン | 7 | 500万(東京芝1600m) 2着(0.0) | |
2009稍重 | 1 | 10 | ロジユニヴァース | 1 | ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.7) |
2 | 2 | ミッキーペトラ | 5 | 未勝利(小倉芝1800m) 1着(-0.2) | |
3 | 5 | モエレエキスパート | 7 | シンザン記念(G3) 10着(1.7) | |
2008良 | 1 | 2 | マイネルチャールズ | 2 | 京成杯(G3) 1着(-0.0) |
2 | 13 | ブラックシェル | 1 | きさらぎ賞(G3) 7着(0.3) | |
3 | 2 | タケミカヅチ | 7 | 共同通信杯(G3) 2着(0.1) | |
2007良 | 1 | 4 | アドマイヤオーラ | 1 | シンザン記念(G3) 1着(-0.2) |
2 | 8 | ココナッツパンチ | 6 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.3) | |
3 | 7 | ドリームジャーニー | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) |
過去10年の弥生賞3着以内では、やや内枠が優勢な傾向があります。特に、穴馬は内枠の馬が中心となっています。
過去10年の弥生賞3着以内30頭中22頭を占めます。
過去10年の弥生賞3着以内では、前走新馬戦、未勝利戦、500万クラスの馬が5頭いますが、5頭とも前走で連対していました。
過去10年の弥生賞3着以内では、2010年3着モエレエキスパート(前走10着)の1頭だけです。モエレエキスパートを除くと、前走で大敗していた馬はいません。
馬券予想
過去10年の傾向から「内枠(特に穴馬)」「前走重賞」に注目です。
弥生賞2017は、高いレベルで混戦になりそうです。前走重賞勝ち馬が3頭のほか、重賞好走歴のある馬も多いです。出走を予定していたブレスジャーニーが回避しましたが、濃いメンバーが揃った感じがします。人気薄の馬も3着以内と考えると、十分にチャンスがありそうな気がします。
以下、簡単な考察と予想です。時間的な都合で、買い目を中心に取り上げます(;´д`)
前走ホープフルステークス2016 3着。2着マイネルスフェーンが11番から最内を突いて、かなり上手く乗っていた中、グローブシアターは外をまわしての競馬になりました。マイネルスフェーンとの差は、通ってきたコースの差かな…という印象でした。それでも優勝したレイデオロと一緒に伸びてきていたので、キャリア一戦ながらポテンシャルの高さを感じるものでした。
全兄リオンディーズ、兄エピファネイアという良血ですが、近年はキングカメハメハ産の弥生賞の相性も比較的良いので、血統的にも面白そうですね。
- 2016年2着リオンディーズ
- 2016年3着エアスピネル
- 2014年1着トゥザワールド
- 2013年3着コディーノ
前走きさらぎ賞2017は3着に破れたものの、下馬評の高かったサトノアーサーとアタマ差で、ポテンシャルの高さを示した格好でした。きさらぎ賞2017は、タフな重馬場が好走の後押しをした感じもしますが、今回は抜けたメンバーもいないですし、無視もできない1頭になるでしょう。
内目の4枠4番もデータ的には、狙いたい要素だと思います。
前走京成杯2017優勝。後方で脚を溜めてというタイプで、展開に左右されそうですが、中山芝2000mの相性は良さそうなので押さえたいです。2走前の葉牡丹賞2016はレイデオロの2着で、勝てなかったのは仕方ない感じがしますね。
血統的には、やや早熟のイメージがあるバゴ産です。過去、同じバゴ産駒のブラックバゴ(ホープフルステークス2014 3着、京成杯2015 2着)が京成杯以降の重賞で結果が出せなかったのは、少し心配なところです。
前走京都2歳ステークス2016優勝。1頭だけクラスが上のような脚で、後方からまとめて差し切りました。ただ直線の長い広いコースを伸び伸び走る方が合いそうな印象だったので、中山の今回は少し評価を下げました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着、8着でした。
本命◎グローブシアターは8着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 11 | カデナ | 1 | 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.2) |
2 | 10 | マイスタイル | 8 | こぶし賞(500万) 1着(-0.1) |
3 | 4 | ダンビュライト | 5 | きさらぎ賞(G3) 3着(0.3) |
晩に録画を見ました。まあまあ順当な結果でしたが…馬券的にはダメでした…(υ´Д`)
3着争いは混戦で、3~8着までほぼ団子状態でした。本命グローブシアターは、相手関係が強化されて厳しい結果となってしまいました。馬格の小ささが気になる点だったので、今後の成長に期待したいです。
最初の1000mが63.2秒というドスローに近い流れで、差し追い込み馬には厳しい展開でした。その中で、まとめて差し切ったカデナの能力はかなり高そうですね。個人的には、皐月賞2017よりも東京の方が合うのでは…と思っていたので、日本ダービー2017が楽しみな1頭だと思います。
先行勢は、ダイワキャグニーかマイスタイルかという感じでしたが、異常な穴人気をしていたダイワキャグニーが厳しい結果でした。ただ2着に好走したマイスタイルも、スローで流れた前残りの2着という感じがするので、後のクラシック戦線では狙い難いところです。