弥生賞ディープインパクト記念2020過去データと予想 | 深く考えない競馬

弥生賞ディープインパクト記念2020過去データと予想

日程 2020年3月8日(日曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 3歳
斤量 馬齢(牡56kg)
出走数 11頭
天気 曇一時雨(ヤフー天気)

弥生賞ディープインパクト記念2020

皐月賞トライアル、弥生賞ディープインパクト記念2020です。弥生賞から弥生賞ディープインパクト記念に改称されました。皐月賞と同コース同距離の重賞ですが、過去10年で弥生賞をステップに皐月賞を優勝したのは、ヴィクトワールピサ(2010年)のみとなっています。皐月賞馬輩出という意味では、相性が良くないレースといえるかもしれません。ただ皐月賞2~3着に好走する馬は多く、本番に向けて重要な一戦であることに違いはなさそうです。

中山競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の弥生賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。波乱決着と順当な決着の両極端になることが多く、傾向が読めないレースと言えそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2019 32,600円 38,960円 457,370円
2018 300円 500円 1,320円
2017 4,360円 9,480円 46,720円
2016 220円 190円 830円
2015 3,380円 41,050円 187,960円
2014 690円 1,470円 3,850円
2013 52,300円 34,310円 461,810円
2012 7,830円 14,380円 126,790円
2011 2,220円 3,780円 18,840円
2010 400円 2,010円 5,050円

では過去10年の弥生賞ディープインパクト記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

弥生賞ディープインパクト記念2020過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2019 1 10 メイショウテンゲン 8 きさらぎ賞(G3) 5着(0.8) 5
2 5 シュヴァルツリーゼ 6 新馬戦(東京芝1800m) 1着(-0.4) 2
3 8 ブレイキングドーン 4 ホープフルステークス(G1) 5着(0.6) 4
2018 1 9 ダノンプレミアム 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.6) 1
2 8 ワグネリアン 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G1) 1着(-0.5) 1
3 3 ジャンダルム 4 ホープフルステークス(G1) 2着(0.2) 4
2017 1 11 カデナ 1 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.2) 3
2 10 マイスタイル 8 こぶし賞(500万) 1着(-0.1) 2
3 4 ダンビュライト 5 きさらぎ賞(G3) 3着(0.3) 2
2016 1 11 マカヒキ 2 若駒ステークス(G1) 1着(-0.2) 1
2 10 リオンディーズ 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) 2
3 4 エアスピネル 3 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) 1
2015稍重 1 4 サトノクラウン 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) 4
2 5 ブライトエンブレム 4 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.5) 2
3 2 タガノエスプレッソ 10 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 6着(0.5) 7
2014 1 10 トゥザワールド 1 若駒ステークス(OP) 1着(-0.2) 1
2 11 ワンアンドオンリー 4 ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.2) 7
3 3 アデイインザライフ 2 京成杯(G3) 3着(0.3) 4
2013 1 8 カミノタサハラ 6 500万(東京芝1800m) 1着(-0.1) 1
2 4 ミヤジタイガ 10 若駒ステークス(OP) 4着(0.5) 3
3 3 コディーノ 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.0) 1
2012稍重 1 5 コスモオオゾラ 9 共同通信杯(G3) 5着(0.6) 7
2 2 トリップ 3 ラジオNIKKEI杯(G3) 4着(0.5) 1
3 4 アーデント 5 京成杯(G3) 4着(0.3) 4
2011 1 6 サダムパテック 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.2) 1
2 3 プレイ 7 つばき賞(500万) 2着(0.2) 2
3 4 デボネア 5 京成杯(G3) 2着(0.0) 8
2010 1 1 ヴィクトワールピサ 1 ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.0) 1
2 3 エイシンアポロン 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.2) 2
3 2 ダイワファルコン 7 500万(東京芝1600m) 2着(0.0) 3
前走重賞レース

過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中22頭を占めます。昨年の優勝馬メイショウテンゲンを除く21頭が前走で勝ち馬から0.6秒以内の着差で好走していました。前走重賞好走馬が狙い目と言えるかもしれません。

前走5着以内

過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中28頭を占めます。前走好走馬が上位争いの候補になりそうです。なお前走6着以下の2頭は、ともに前走朝日杯フューチュリティステークスに出走していました。

7~8枠

過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中10頭を占めます。直近4年連続で7~8枠から2頭が馬券圏内に好走しています。

予想

今年の弥生賞ディープインパクト記念2020は、難解なメンバー構成だと思います。実績面では、ワーケアの一強。データ傾向から狙い目になる前走重賞好走馬(勝ち馬から0.6秒以内の着差)はワーケアのみで、上位争いは何が来てもおかしくない印象を受けます。

以下、簡単な考察と予想です。

◎8ワーケア

過去好走例が多い7枠、前走重賞レース好走馬。データ傾向からは狙い目になるでしょうか。前走ホープフルステークスは、後方から外に出しての追い込みで、1~2着馬の位置取りを考えれば、負けて強しという印象を受けました。今回のメンバー構成なら馬券圏内を外したくないところだと思います。

○10オーソリティ

過去好走例が多い8枠。前走の勝ち馬との着差を考えると、データ傾向的には買い難いところですが、今年のメンバーなら無印にすることも出来ず…。テン乗りのヒューイットソン騎手も初中山コースですし、どうでしょうか…。

▲1サトノフラッグ

対抗にしようと思っていたのですが、近年外枠(7~8枠)の好走が多い中で、最内枠…。やや評価を下げました。直近2戦を1番人気で楽勝。ともにマーフィー騎手が騎乗していたことを考えると、ポテンシャルの高い馬という印象を受けます。前走の勝ちっぷりが良かったですし、ワーケアが取りこぼすことになれば、勝ち負け候補になりそうです。

△4オーロアドーネ

今年のワーケア一強というメンバー構成なら、昨年のように前走新馬戦勝ち馬の好走があっても良いかもしれません。サトノフラッグ同様、マーフィー騎手が騎乗した前走の勝ちっぷりも良かったですし、紐荒れ期待で狙ってみても…。

3連複◎-○▲△-○▲△合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、5着でした。本命◎ワーケアは、2着でした。

弥生賞ディープインパクト記念2020結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 1 サトノフラッグ 2 1勝クラス(中山芝2000m) 1着(-0.5) 1
2 8 ワーケア 1 ホープフルステークス(G1) 3着(0.5) 2
3 10 オーソリティ 3 ホープフルステークス(G1) 5着(0.8) 4

夜中に録画を見ました。

的中でした。優勝馬サトノフラッグは、スタートから下げて、外の馬群で脚を溜める競馬でした。最後は、馬場状態の良い外を伸びての完勝。勝ちに行って勝ち切ったという強い内容だったと思います。近年は出世レースという印象が無い弥生賞ですが、この先も楽しみな勝ちっぷりの良さでした。

押さえていたオーロアドーネ。新馬戦からキャリア1戦での出走でしたが、見せ場のある5着だったと思います。直線で外に出していたら3着争いに加わったかもしれません。

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