弥生賞ディープインパクト記念2021過去データと予想 | 深く考えない競馬

弥生賞ディープインパクト記念2021過去データと予想

日程 2021年3月7日(日曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 3歳
斤量 馬齢(牡56kg)
出走数 10頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 10.2(7日)

弥生賞ディープインパクト記念2021

皐月賞トライアル、弥生賞ディープインパクト記念2021です。皐月賞と同コース同距離の重賞ですが、過去10年では、弥生賞をステップに皐月賞を優勝した馬がいません。皐月賞馬輩出という意味では、相性が良くないレースです。ただ皐月賞2~3着に好走する馬は多いので、本番に向けて重要な一戦であることに違いはなさそうです。

中山競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の弥生賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。波乱決着と順当な決着の両極端になることが多く、3連単1万円台以下の決着も目立ちます。傾向が読めないレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2020 2,680円 740円 13,180円
2019 32,600円 38,960円 457,370円
2018 300円 500円 1,320円
2017 4,360円 9,480円 46,720円
2016 220円 190円 830円
2015 3,380円 41,050円 187,960円
2014 690円 1,470円 3,850円
2013 52,300円 34,310円 461,810円
2012 7,830円 14,380円 126,790円
2011 2,220円 3,780円 18,840円

では過去10年の弥生賞ディープインパクト記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

弥生賞ディープインパクト記念2021過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2020 1 1 サトノフラッグ 2 1勝クラス(中山芝2000m) 1着(-0.5) 1
2 8 ワーケア 1 ホープフルステークス(G1) 3着(0.5) 2
3 10 オーソリティ 3 ホープフルステークス(G1) 5着(0.8) 4
2019 1 10 メイショウテンゲン 8 きさらぎ賞(G3) 5着(0.8) 5
2 5 シュヴァルツリーゼ 6 新馬戦(東京芝1800m) 1着(-0.4) 2
3 8 ブレイキングドーン 4 ホープフルステークス(G1) 5着(0.6) 4
2018 1 9 ダノンプレミアム 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.6) 1
2 8 ワグネリアン 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G1) 1着(-0.5) 1
3 3 ジャンダルム 4 ホープフルステークス(G1) 2着(0.2) 4
2017 1 11 カデナ 1 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.2) 3
2 10 マイスタイル 8 こぶし賞(500万) 1着(-0.1) 2
3 4 ダンビュライト 5 きさらぎ賞(G3) 3着(0.3) 2
2016 1 11 マカヒキ 2 若駒ステークス(G1) 1着(-0.2) 1
2 10 リオンディーズ 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) 2
3 4 エアスピネル 3 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) 1
2015稍重 1 4 サトノクラウン 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) 4
2 5 ブライトエンブレム 4 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.5) 2
3 2 タガノエスプレッソ 10 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 6着(0.5) 7
2014 1 10 トゥザワールド 1 若駒ステークス(OP) 1着(-0.2) 1
2 11 ワンアンドオンリー 4 ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.2) 7
3 3 アデイインザライフ 2 京成杯(G3) 3着(0.3) 4
2013 1 8 カミノタサハラ 6 500万(東京芝1800m) 1着(-0.1) 1
2 4 ミヤジタイガ 10 若駒ステークス(OP) 4着(0.5) 3
3 3 コディーノ 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.0) 1
2012稍重 1 5 コスモオオゾラ 9 共同通信杯(G3) 5着(0.6) 7
2 2 トリップ 3 ラジオNIKKEI杯(G3) 4着(0.5) 1
3 4 アーデント 5 京成杯(G3) 4着(0.3) 4
2011 1 6 サダムパテック 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.2) 1
2 3 プレイ 7 つばき賞(500万) 2着(0.2) 2
3 4 デボネア 5 京成杯(G3) 2着(0.0) 8
前走重賞レース

過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中22頭を占めます。そのうち20頭が前走5着以内に好走していました。前走重賞好走馬が狙い目になりそうです。

前走5着以内

過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中28頭を占めます。前走好走馬が上位争いの候補になりそうです。なお前走6着以下の2頭は、前走朝日杯フューチュリティステークスに出走していました。

7~8枠

過去10年の弥生賞ディープインパクト記念3着以内30頭中12頭を占めます。直近5年連続で7~8枠から2頭が馬券圏内に好走しています。

予想

弥生賞ディープインパクト記念2021は、例年以上に層が厚いメンバーだと思います。順当なら前走重賞出走馬4頭が馬券候補になるでしょうか。あとは前走1勝クラス勝ち馬がどこまで…というレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。テンバガー、タイトルホルダー、ワンデイモア…と気になる馬は多いですが、近年好走例が多い7~8枠を狙いました。

◎2ダノンザキッド

3戦3勝、全く底を見せていません。前走ホープフルステークスは、一頭だけ力が違うような勝ちっぷりでした。勝利ジョッキーインタビューを見ると、もっと良くなる余地がありそうだったので、ここは優勝を期待して本命評価にしました。

〇10シュネルマイスター

前走ひいらぎ賞を楽勝。直線、楽に伸びて後続を突き放していました。余力を残したままゴールという感じで、勝ちっぷりが良すぎたので、ダノンザキッドが取りこぼすとすれば、ここは勝ち負けの有力候補になりそうです。

△7タイムトゥヘヴン

前走京成杯は、ドスローで逃げて2着。展開が向いたと言って良いと思います。今回は、前走以上のメンバーになるので、前走のような楽な競馬が出来るかがポイントになるかもしれません。

△9タイセイドリーマー

好走例が多い8枠ということで押さえました。前走若駒ステークスは、かなり時計がかかるタフな重馬場のレースでした。4着といってもあまり気にしないで良いと思います。ダノンザキッド以外は、何が来てもおかしくないメンバーなので、ここは紐荒れに期待して…。

3連複◎-○△△-○△△合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、6着、10着でした。本命◎ダノンザキッドは、3着でした。

弥生賞ディープインパクト記念2021結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 4 タイトルホルダー 4 ホープフルステークス(G1) 4着(0.5) 7
2 10 シュネルマイスター 2 ひいらぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.5) 1
3 2 ダノンザキッド 1 ホープフルステークス(G1) 1着(-0.2) 1

優勝は逃げ切ったタイトルホルダー。最初の1000mが62.2秒のスローで楽逃げとなりました。2着も先行グループで進めたシュネルマイスターで、後方で進めた馬には厳しいレースだったと思います。

本命ダノンザキッドは3着。取りこぼすとすれば、前に行く馬が粘るパターンだったとは思いますが、この相手に勝ちきれないとは、前哨戦とはいえ残念な内容でした。

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