日程 | 2018年1月13日(土曜日) |
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開催 | 中京競馬場 11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
愛知杯2018
牝馬限定のハンデ重賞「愛知杯2018」です。牝馬&ハンデ戦というだけで、如何にも荒れる香りがプンプンしてきますね…。(´・ω・`;)
愛知杯は、2016年から12月開催から1月開催に変更となり、それに伴い2015年の開催が休止となりました。そのため扱うデータは、中京競馬場改修後、過去5年分(12月開催:2012~2014年、1月開催:2016~2017年)の前走データとなります。
コース形態
過去5年の愛知杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あり、かなりの波乱傾向を見せています。馬連万馬券も3回出ており、人気サイド決着は少し考えにくいですね。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 7,450円 | 20,920円 | 120,440円 |
2016 | 15,570円 | 48,950円 | 345,200円 |
2014 | 1,270円 | 11,060円 | 40,420円 |
2013 | 58,120円 | 744,520円 | 4,712,080円 |
2012 | 14,100円 | 34,660円 | 219,120円 |
では、過去5年分の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去5年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017稍重 | 1 | 11 | 牝5 | 53 | マキシマムドパリ | 1 | カウントダウンステークス(1600万) 2着(0.1) | 3 |
2 | 4 | 牝6 | 52 | サンソヴール | 10 | ターコイズステークス(G) 10着(0.6) | 13 | |
3 | 1 | 牝5 | 53 | クインズミラーグロ | 6 | カウントダウンステークス(1600万) 1着(-0.1) | 10 | |
2016重 | 1 | 4 | 牝5 | 55.5 | バウンスシャッセ | 8 | マーメイドステークス(G3) 15着(1.2) | 5 |
2 | 15 | 牝5 | 50 | リーサルウェポン | 5 | 1000万(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 7 | 牝4 | 53 | アースライズ | 4 | カウントダウンステークス(1600万) 1着(-0.2) | 3 | |
2015 | 休止 | |||||||
2014重 | 1 | 13 | 牝4 | 56 | ディアデラマドレ | 1 | エリザベス女王杯(G1) 3着(0.2) | 6 |
2 | 2 | 牝5 | 56 | キャトルフィーユ | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.3) | 5 | |
3 | 17 | 牝4 | 54 | スイートサルサ | 10 | ユートピアステークス(1600万) 1着(0.0) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | 牝4 | 50 | フーラブライド | 12 | 1000万(京都芝2400m) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 18 | 牝4 | 51 | キャトルフィーユ | 14 | 修学院ステークス(1600万) 3着(0.1) | 4 | |
3 | 16 | 牝6 | 55 | コスモネモシン | 13 | キャピタルステークス(OP) 9着(0.4) | 8 | |
2012稍重 | 1 | 12 | 牝4 | 51 | エーシンメンフィス | 7 | 衣笠特別(1000万) 1着(-0.5) | 12 |
2 | 8 | 牝3 | 52 | サンシャイン | 10 | ユートピアステークス(1600万) 6着(0.2) | 1 | |
3 | 15 | 牝4 | 56 | オールザットジャズ | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.5) | 4 |
過去5年の愛知杯3着以内では、軽ハンデ馬の激走が目立っています。2014年を除く4回で、軽ハンデ馬(50~52kg)が計6頭が穴をあけています。そのうち5頭が前走1000~1600万クラスに出走していました。
- 2017年2着サンソヴール 52kg(前走ターコイズステークス)
- 2016年2着リーサルウェポン 50kg(前走1000万)
- 2013年1着フーラブライド 50kg(前走1000万)
- 2013年2着キャトルフィーユ 51kg(前走1600万)
- 2012年1着エーシンメンフィス 51kg(前走1000万)
- 2012年2着サンシャイン 52kg(前走1600万)
過去5年の愛知杯3着以内15頭中8頭を占めます。穴をあけるケースも目立っています。ただ1月開催となった2016年以降は、やや内枠の好走が増えてきています。
過去5年の愛知杯3着では、計5頭の穴馬が馬券圏内に好走しています。5頭とも、芝2000m戦で実績があったわけではなく、芝1600~1800mの実績馬でした。
- 2017年2着サンソヴール(前走ターコイズステークス 10着)
- 2016年2着リーサルウェポン(前走1000万 1着)
- 2014年3着スイートサルサ(前走ユートピアステークス 1着)
- 2013年3着コスモネモシン(前走キャピタルステークス 9着)
- 2012年2着サンシャイン(前走ユートピアステークス 6着)
予想
愛知杯2018は、かなり難解なレースになりそうですね。(´・ω・`;) 何頭か重賞実績馬がいるものの、抜けた馬は不在。例年通り、波乱決着の可能性が十分にありそうです。データ傾向から穴をあけるとすれば、人気薄の軽ハンデ馬になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。どこから予想して良いのかさえ分からないほど、全く当たる気がしないです。
2走前の府中牝馬ステークス2017はG1実績馬が揃った一戦。さらに3ヶ月の休養明け&馬体重プラス16kgでした。10着は度外視して良いかもしれません。前走ターコイズステークス2017は、出負けして後方から内で脚を溜める競馬。直線で進路が無くなる場面もあり、スムーズさを欠いていました。今回は、やや低調なメンバーですし、穴馬扱いになるようであれば、狙ってみたいですね。
愛知杯と同コースとなる前走中日新聞杯2017は、牡馬相手に0.3秒差の5着。55kg背負っていたことを考えると、善戦したのではないでしょうか。直近2戦が高いレベルで安定していると思います。今回も上位争いの候補になりそうですが、斤量56kgだけがネックになりそうですね。
過去データの傾向から、前走マイル戦&芝1600~1800m戦を中心に使ってきた馬といえば、エテルナミノルになるでしょうか。前走ターコイズステークス2017は、後方から外々を周り、最後は大外をぶん回す競馬。それで優勝馬と小差(0.1秒差)なら、好走したと言えるかもしれません。穴馬扱いになるようであれば、ここは押さえておいても…。
過去データ傾向から、前走1600万クラス&軽ハンデ馬を適当に押さえました。重賞では足りないと感じますが、波乱傾向のハンデ戦ですし、激走があっても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着、11着でした。本命◎ワンブレスアウェイは6着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 10 | 牝5 | 54 | エテルナミノル | 6 | ターコイズステークス(G3) 5着(0.1) | 4 |
2 | 8 | 牝5 | 51 | レイホーロマンス | 11 | 尾張特別(1000万) 1着(-0.0) | 1 |
3 | 7 | 牝6 | 56 | マキシマムドパリ | 1 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.3) | 4 |
想定通り波乱決着の3連単121,160円でした。
全く当たる気がしないレースではありましたが、馬券的には、やや惜しい感じでした…。(´・ω・`;)週中に注目していたエテルナミノルがまさかの優勝。何故か愛知杯は、芝1600~1800m実績の前走マイル戦出走馬が激走するようです。
結果だけ見ると、実積トップのマキシマムドパリ、前走マイル戦のエテルナミノル、軽ハンデの前走条件戦馬レイホーロマンスの3頭での決着。データ通りといえばそうなりますが、少点数で仕留めるのは、やはり不可能なレースですね。特にレイホーロマンス…。
本命ワンブレスアウェイは、最後垂れてしまいましたが、頑張った6着だと思います。押さえていたギモーヴは、直線不利がありました。スムーズなら…という感じもしますが、こればかりは仕方ないですね。