日程 | 2018年9月23日(日曜) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | G2 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
オールカマー2018
秋のG1戦線に向けた一戦オールカマー2018です。オールカマー優勝馬には、天皇賞秋の優先出走権が与えられます。
秋のG1に向けた前哨戦としては、毎日王冠が有力ローテのため、やや評価が難しいレースでもあります。ただ近年は、ゴールドアクター(2016年1着)、ショウナンパンドラ(2015年1着)、ヌーヴォレコルト(2015年2着)、ラキシス(2014年2着)がオールカマー後のG1で好成績を残しています。
過去10年のオールカマーの配当を見ると、3連単10万馬券超えは、新潟開催だった2014年のみとなっており、中山開催では、大きな波乱がありません。馬連は1000円前後の決着が多く、人気馬が結果を残す傾向にあります。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 1,700円 | 3,340円 | 20,150円 |
2016 | 840円 | 2,710円 | 8,070円 |
2015 | 1,010円 | 5,030円 | 24,060円 |
2014 | 6,250円 | 56,470円 | 255,930円 |
2013 | 7,060円 | 5,840円 | 64,420円 |
2012 | 1,790円 | 8,140円 | 31,940円 |
2011 | 1,280円 | 1,380円 | 6,120円 |
2010 | 940円 | 2,420円 | 13,170円 |
2009 | 770円 | 840円 | 4,830円 |
2008 | 980円 | 5,330円 | 13,780円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年は、新潟競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 6 | 牝5 | 55 | ルージュバック | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) 10着(0.7) | 2 |
2 | 8 | 牡6 | 56 | ステファノス | 1 | 安田記念(G1) 7着(0.3) | 4 | |
3 | 9 | 牡5 | 57 | タンタアレグリア | 3 | アメリカジョッキーカップ(G2) 1着(-0.1) | 7 | |
2016良 | 1 | 6 | 牡5 | 58 | ゴールドアクター | 1 | 天皇賞春(G1) 12着(0.8) | 1 |
2 | 1 | 牡6 | 56 | サトノノブレス | 3 | 宝塚記念(G1) 8着(1.1) | 10 | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | ツクバアズマオー | 6 | 札幌日経オープン(OP) 4着(0.3) | 3 | |
2015良 | 1 | 3 | 牝4 | 55 | ショウナンパンドラ | 3 | 宝塚記念(G1) 3着(0.2) | 11 |
2 | 4 | 牝4 | 55 | ヌーヴォレコルト | 1 | 宝塚記念(G1) 5着(0.3) | 3 | |
3 | 9 | セ7 | 56 | ミトラ | 7 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.5) | 3 | |
2014良新潟 | 1 | 11 | 牡6 | 56 | マイネルラクリマ | 2 | 七夕賞(G3) 3着(0.4) | 1 |
2 | 6 | 牝4 | 54 | ラキシス | 7 | ヴィクトリアマイル(G1) 15着(0.8) | 9 | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | クリールカイザー | 12 | 札幌日経オープン(OP) 4着(1.0) | 2 | |
2013良 | 1 | 12 | 牡5 | 56 | ヴェルデグリーン | 9 | 新潟大賞典(G3) 10着(1.2) | 5 |
2 | 4 | セ5 | 56 | メイショウナルト | 2 | 小倉記念(G3) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 9 | 牡5 | 57 | ダノンバラード | 1 | 宝塚記念(G1) 2着(0.6) | 5 | |
2012重 | 1 | 13 | 牡4 | 56 | ナカヤマナイト | 2 | 宝塚記念(G1) 8着(2.6) | 13 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | ダイワファルコン | 4 | 七夕賞(G3) 9着(0.7) | 4 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | ユニバーサルバンク | 6 | 目黒記念(G2) 5着(0.4) | 4 | |
2011良 | 1 | 7 | 牡6 | 59 | アーネストリー | 1 | 宝塚記念(G1) 1着(-0.2) | 6 |
2 | 1 | 牡4 | 57 | ゲシュタルト | 6 | 天皇賞春(G1) 17着(2.8) | 15 | |
3 | 6 | 牡4 | 57 | カリバーン | 2 | 札幌記念(G2) 5着(0.3) | 7 | |
2010良 | 1 | 5 | 牡7 | 57 | シンゲン | 5 | 天皇賞秋(G1) 5着(0.8) | 2 |
2 | 3 | 牡6 | 59 | ドリームジャーニー | 1 | 宝塚記念(G1) 4着(0.3) | 4 | |
3 | 2 | 牡7 | 57 | トウショウシロッコ | 6 | 新潟記念(G3) 2着(0.0) | 10 | |
2009良 | 1 | 15 | 牡6 | 58 | マツリダゴッホ | 3 | 札幌記念(G2) 9着(0.6) | 2 |
2 | 9 | 牡5 | 59 | ドリームジャーニー | 1 | 宝塚記念(G1) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 2 | 牡6 | 57 | シンゲン | 2 | エプソムカップ(G3) 1着(-0.2) | 2 | |
2008良 | 1 | 11 | 牡5 | 59 | マツリダゴッホ | 1 | 札幌記念(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 10 | 牡6 | 57 | キングストレイル | 6 | キーンランドカップ(G3) 4着(0.7) | 7 | |
3 | 4 | 牡5 | 57 | トウショウシロッコ | 8 | 新潟記念(G3) 3着(0.4) | 14 |
過去10年のオールカマー3着以内では、上位人気馬の好走例が多く、特に1番人気は安定した成績を残しています。1番人気が馬券圏外となったのは、新潟開催の2014年と重馬場で行われた2012年の2回のみです。
- 1番人気(3-4-1-2)複勝率80%
- 2番人気(2-1-2-5)複勝率50%
過去10年のオールカマー3着以内30頭中14頭を占めます。2009年以降、毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。
過去10年のオールカマー3着以内では、外枠(7~8枠)が劣勢傾向にあります。3着以内に好走した4頭は、ともに人気を集めた馬でした。
過去10年のオールカマー3着以内では、大敗からの巻き返しが少ない傾向にあります。前走が二桁着順だった5頭中4頭が前走G1レースに出走していました。
予想
今年のオールカマー2018は、春のG1戦線組(アルアイン、ダンビュライト)のほか、昨年のダービー馬レイデオロなど、例年よりもやや層の厚いメンバーが揃いました。この3頭が上位争いの中心になりそうですが、秋G1を前に、休養明けをひと叩きという馬が多いことを考えると、取捨が難しいレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。上位人気3頭の決着にはならないと想定して、ダンビュライトを軽視しました。どうなるでしょうか…。
海外帰り&休み明け初戦。秋のG1戦線に向けての叩きになると思いますが、このメンバーなら3着を外したくないところでしょうか。オールカマーで馬券圏外になるようだと、秋のG1(天皇賞秋、ジャパンカップ)で上位争いをするのは、かなり厳しくなると思います。ここは期待の本命で。
レイデオロと同様、海外帰り&休み明け初戦になります。ダービーや京都記念の結果を見る限りは、レイデオロと大きな力差があるわけでは無さそう…。レイデオロを狙うなら、当然アルアインも無視できない1頭になるでしょうか。
2走前の日経賞では、人気馬キセキ(ルメール騎手)&トーセンバジル(デムーロ騎手)が圏外に飛ぶ中、藤岡騎手の冷静な騎乗と先行策で優勝しました。今回もスムーズに先行さえできれば、見せ場を作ることが出来るのではないでしょうか。人気のG1馬レイデオロ&アルアインは、ともに差し馬。前々での競馬と粘り込みに期待して…。
久しぶりに前走新潟記念で好走。追い込み決着と軽ハンデが要因でしょうか。今回、前に行きそうな馬が何頭かいるため、前走のように流れは向くかもしれません。昨年のオールカマー2017は、見せ場を作っての5着(2着馬とはクビ&クビ&アタマ差)に好走していますし、展開が向けば波乱を演出するシーンがあっても良さそうですね。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、7着でした。本命◎レイデオロは、1着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | 牡4 | 57 | レイデオロ | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) 4着 | 2 |
2 | 1 | 牡4 | 57 | アルアイン | 3 | クイーンエリザベス2世カップ(G1) 5着 | 3 |
3 | 2 | 牡4 | 57 | ダンビュライト | 2 | 宝塚記念(G1) 5着(0.7) | 5 |
録画を見ました。人気サイド決着を軽視して消したダンビュライトが3着に入る順当な決着。
押さえていたガンコは、直線入ったところで手応えが悪そうでした。そのまま伸びきれずの7着。休養明けで一度使ってからというような印象でした。
そして最後の最後、外からショウナンバッハが突っ込んで来るゴール前。3着ダンビュライトとは、僅かクビ&アタマ差で、悔しい5着となりました。あと少し距離があれば交わしていた…(´・ω・`) と思ってしまいますが、仕方ないですね。