日程 | 2016年4月30日(土曜日) |
---|---|
開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 馬齢(牡,セ56kg、牝54kg) |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ参考 東京競馬場 – ヤフー天気 |
青葉賞は、数年に一度の周期で日本ダービーで馬券圏内に来る馬を輩出しています。今年は皐月賞2016組が超ハイレベルメンバーだったと思うので、青葉賞2016組は劣勢になりそうです。
過去10年の傾向を見ると、穴馬が結構馬券圏内に来ています。特に近年は顕著で、3連単10万馬券超えの配当となった年が何度かあります。二桁人気の馬も3着以内に来ているので注意が必要です。
- 2014年 138,430円
- 2013年 428,430円
- 2012年 189,270円
- 2007年 594,830円
では今回も過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2015良 | 1 | 8 | レーヴミストラル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.2) |
2 | 3 | タンタアレグリア | 4 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | |
3 | 6 | ヴェラヴァルスター | 5 | ゆりかもめ賞(500万) 1着(-0.0) | |
2014良 | 1 | 11 | ショウナンラグーン | 10 | 山吹賞(500万) 3着(0.3) |
2 | 2 | ワールドインパクト | 1 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | |
3 | 13 | ヤマノウィザード | 4 | すみれS(OP) 7着(1.1) | |
2013良 | 1 | 5 | ヒラボクディープ | 7 | 水仙賞(500万) 1着(-0.0) |
2 | 3 | アポロソニック | 9 | 山吹賞(500万) 1着(-0.2) | |
3 | 7 | ラストインパクト | 2 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | |
2012良 | 1 | 7 | フェノーメノ | 1 | 弥生賞(G2) 6着(0.4) |
2 | 12 | エタンダール | 10 | 山吹賞(500万) 1着(-0.0) | |
3 | 10 | ステラウインド | 13 | 山吹賞(500万) 4着(0.3) | |
2011良 | 1 | 4 | ウインバリアシオン | 6 | 弥生賞(G2) 7着(0.3) |
2 | 12 | ショウナンパルフェ | 4 | スプリングS(G2) 6着(0.7) | |
3 | 10 | トーセンレーヴ | 1 | 毎日杯(G3) 3着(0.2) | |
2010良 | 1 | 2 | ペルーサ | 1 | 若葉S(OP) 1着(-0.1) |
2 | 5 | トゥザグローリー | 2 | 500万(阪神芝2200m) 1着(-0.1) | |
3 | 17 | ハートビートソング | 3 | ゆきやなぎ賞(500万) 1着(-0.3) | |
2009良 | 1 | 17 | アプレザンレーヴ | 1 | 毎日杯(G3) 3着(0.2) |
2 | 2 | マッハヴェロシティ | 7 | すみれS(OP) 3着(0.1) | |
3 | 16 | トップカミング | 6 | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) | |
2008稍重 | 1 | 5 | アドマイヤコマンド | 2 | 毎日杯(G3) 2着(0.4) |
2 | 10 | クリスタルウイング | 7 | 500万(中山芝2000m) 1着(-0.2) | |
3 | 14 | モンテクリスエス | 6 | 500万(阪神芝2400m) 1着(-0.1) | |
2007良 | 1 | 11 | ヒラボクロイヤル | 3 | 毎日杯(G3) 2着(0.2) |
2 | 10 | トーセンマーチ | 15 | 未勝利(中山芝1800m) 1着(-0.0) | |
3 | 1 | フィニステール | 6 | 500万(阪神芝2400m) 2着(0.0) | |
2006良 | 1 | 6 | アドマイヤメイン | 1 | 毎日杯(G3) 1着(-0.2) |
2 | 8 | マイネルアラバンサ | 5 | 毎日杯(G3) 3着(0.3) | |
3 | 13 | エイシンテンリュー | 4 | 毎日杯(G3) 6着(0.6 |
1番人気馬は(5-1-1-3)で、勝率50%&複勝率70%と信頼性は高いです。1番人気が馬券圏外になった過去3回では、ともに2~3番人気の馬が来ているので、上位人気が総崩れというのは考え難いレースになりそうです。
年度 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
2015 | 2400m | 2200m | 2400m |
2014 | 2200m | 2200m | 2200m |
2013 | 2200m | 2200m | 2200m |
2012 | 2000m | 2200m | 2200m |
2011 | 2000m | 1800m | 1800m |
2010 | 2000m | 2200m | 2400m |
2009 | 1800m | 2200m | 2000m |
2008 | 1800m | 2000m | 2400m |
2007 | 1800m | 1800m | 2400m |
2006 | 2000m | 2000m | 2000m |
近3年は、前走2200mと2400mの馬で決着しています。前走1800mから人気を集めた馬も馬券圏外になっているので注意が必要です。
年度 | 人気 | 着順 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2013 | 2 | 11 | レッドレイヴン | 東スポ杯2歳S(G3) 2着 |
2014 | 3 | 6 | マイネルフロスト | 毎日杯(G3) 1着 |
2 | 11 | ラングレー | 毎日杯(G3) 4着 | |
2015 | 3 | 4 | ブラックバゴ | スプリングS(G2) 6着 |
中京競馬場改修後の大寒桜賞(中京芝2200m)勝ち馬には注意が必要です。過去4年連続、大寒桜賞1着後の重賞で馬券圏内に食い込んでいます。
2015 | タンタアレグリア | 青葉賞 2着 |
---|---|---|
2014 | ワールドインパクト | 青葉賞 2着 |
2013 | ラストインパクト | 青葉賞 3着 |
2012 | トーセンホマレボシ | 京都新聞杯 1着 |
馬券予想
500万勝ちの馬の他、プロディガルサン(全兄リアルスティール、全兄ラングレー)など、結構骨っぽいメンバーが揃いました。プロディガルサンは、過去1番人気が好走しているレースだけに、押さえておきたい1頭だと思います。
その他、例年穴馬が活躍するレースなので、3着以内と考えるとチャンスがありそうな馬が多い印象です。
以下、簡単な考察と予想です。
穴馬になりそうなので、オッズ的には面白い1頭ではないでしょうか。前走、前々走と戦ってきた相手を見ると、一枚下というのは否めませんが、好ローテというべき前走大寒桜賞2016の勝ち馬です。2走連続上がり最速の1着という勢いで、上位食い込みを期待したいですね。
ディープインパクト産の2頭です。それぞれ東西を代表する厩舎なので、人気するのは仕方ないところです。ヴァンキッシュラン(角居厩舎)、レーヴァテイン(堀厩舎)ともに、今のところ馬券圏外がなく、まだ底を見せていないのは楽しみです。
レーヴァテインの母はレーヴドスカーで、近親にアプレザンレーヴ(青葉賞2009勝ち馬)やレーヴミストラル(青葉賞2015勝ち馬)がいます。牝馬でも重賞で活躍した馬を輩出しているので、血統的には「買い」の1頭だと思います。
レーヴァテインが「買い」だとすれば、500万クラスで差のない競馬をしたヴァンキッシュランも押さえる必要がありそう…という印象です。
この2頭も前走500万勝ちですが、候補が多いのでここまで手が回らないところです。
アルカサルの前走は、とても強かったです。難点としては、中山で強い競馬をした馬が東京でも強い競馬ができるか…ということでしょうか。父ドリームジャーニーは、東京など直線が長くて広いコースよりも、小回りコースを得意としていました。
ノーブルマーズは、父ジャングルポケットなので、東京2400mは合いそうですね。2走前の勝ち馬がマウントロブソン(スプリングステークス2016勝ち馬)、3走前のマカヒキ(弥生賞2016勝ち馬、皐月賞2016 2着)です。この2頭に0.2~0.3秒差の2~3着なので、能力はありそうです。
前走重賞(スプリングステークス2016、共同通信杯2016、東スポ杯2歳ステークス2015)の3頭です。近年の傾向からは、前走1800mというのは買い難いです。
この中から1頭を選ぶとすれば、やはりプロディガルサンでしょうか。父ディープインパクト、母父Storm Catというのは、一時期話題になりました。キズナも父ディープインパクト、母父Storm Catという血統でした。その年の青葉賞2013は父ディープインパクト、母父Storm Catのヒラボクディープを本命で買って3連複的中しました。同血統の2014年ラングレーが馬券圏外に沈んだものの、押さえておいた方が良さそうな1頭です。
買い方
◎④レッドエルディスト
○⑬レーヴァテイン
▲⑥ヴァンキッシュラン
△⑫プロディガルサン
本命は、前走大寒桜賞2016の勝ち馬の④レッドエルディストにしました。人気もしていないですし、中荒れ予想であれば、十分上位候補ではないでしょうか。
その他、青葉賞勝ち馬を2頭輩出しているレーヴドスカーの仔⑬レーヴァテイン、レーヴァテインと差のない競馬をした⑥ヴァンキッシュラン、推定1番人気の⑫プロディガルサンも押さえました。前走1800mのプロディガルサンは買い難い要素ですが、全兄がリアルスティールという血統はスルーできないでしょう。
3連複◎○▲△ 4頭ボックス
合計4点
どの馬が勝ってもおかしくないと思います。レッドエルディストを本命馬にしましたが、馬券圏外も想定して、ボックス買いで狙ってみたいです。
結果
馬券的には、1着、2着、3着、4着でした。
本命◎レッドエルディストは2着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|
1 | 6 | ヴァンキッシュラン | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) |
2 | 4 | レッドエルディスト | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) |
3 | 13 | レーヴァテイン | 500万(東京芝2400m) 1着(-0.0 |
旧ブログを開設した昨年9月以降、少頭数&少点数買いを続けて、月1~2回的中し続けていますが、4月も何とかギリギリ的中できました。印をつけた馬が1~4着独占し、4点買いだったので、上手くいったレースとなりました。
④レッドエルディストがハマりました。流石に5番人気まで人気してしまいましたが、やはり配当的には狙い目の馬でした。(昨日まで7番人気前後でした。)大寒桜賞は出世レースですね。青葉賞ではなくて京都新聞杯あたりでも狙ってみたいレースです。来年以降も注目です。
⑫プロディガルサンは、距離が長かったかもしれないですね…。兄のラングレーはマイルがベストですし、兄リアルスティールは3勝の全てが1800mのレースです。
⑥ヴァンキッシュラン、⑬レーヴァテインは能力を示しました。今年の3歳はレベルが高いと思いますが、ヴァンキッシュランがダービーでも狙えるかというと紐候補という印象は否めません。しかしまだ底を見せていないので、将来的に楽しみな馬だと思います。