日程 | 2018年4月28日(土曜日) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 馬齢(牡56kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
青葉賞2018
日本ダービー2018の前哨戦「青葉賞2018」です。日本ダービーと同コース(東京芝2400m)で行われ、皐月賞と並び、主要ローテのひとつとなっています。過去、青葉賞組から日本ダービー優勝馬は出ていませんが、2~3着に好走する馬は多く、今年の大一番に向けて大注目の一戦になると思います。
コース形態
過去10年の青葉賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回ある一方で、硬い決着の年も多く、傾向が読みにくいレースとなっています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 780円 | 3,190円 | 8,440円 |
2016 | 1,940円 | 2,540円 | 14,890円 |
2015 | 1,190円 | 2,920円 | 12,990円 |
2014 | 4,990円 | 12,190円 | 138,430円 |
2013 | 30,590円 | 40,730円 | 428,430円 |
2012 | 4,830円 | 48,540円 | 189,270円 |
2011 | 8,430円 | 6,720円 | 74,960円 |
2010 | 380円 | 770円 | 1,880円 |
2009 | 2,130円 | 5,580円 | 20,210円 |
2008 | 4,030円 | 12,090円 | 61,180円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 10 | アドミラブル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | ベストアプローチ | 4 | 弥生賞(G2) 4着(0.3) | 7 | |
3 | 6 | アドマイヤウイナー | 8 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 6 | ヴァンキッシュラン | 4 | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 4 | レッドエルディスト | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 13 | レーヴァテイン | 1 | 500万(東京芝2400m) 1着(-0.0) | 1 | |
2015良 | 1 | 8 | レーヴミストラル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 3 | タンタアレグリア | 4 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 6 | ヴェラヴァルスター | 5 | ゆりかもめ賞(500万) 1着(-0.0) | 5 | |
2014良 | 1 | 11 | ショウナンラグーン | 10 | 山吹賞(500万) 3着(0.3) | 2 |
2 | 2 | ワールドインパクト | 1 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 13 | ヤマノウィザード | 4 | すみれステークス(OP) 7着(1.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | ヒラボクディープ | 7 | 水仙賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 3 | アポロソニック | 9 | 山吹賞(500万) 1着(-0.2) | 11 | |
3 | 7 | ラストインパクト | 2 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 7 | フェノーメノ | 1 | 弥生賞(G2) 6着(0.4) | 2 |
2 | 12 | エタンダール | 10 | 山吹賞(500万) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 10 | ステラウインド | 13 | 山吹賞(500万) 4着(0.3) | 3 | |
2011良 | 1 | 4 | ウインバリアシオン | 6 | 弥生賞(G2) 7着(0.3) | 6 |
2 | 12 | ショウナンパルフェ | 4 | スプリングステークス(G2) 6着(0.7) | 6 | |
3 | 10 | トーセンレーヴ | 1 | 毎日杯(G3) 3着(0.2) | 1 | |
2010良 | 1 | 2 | ペルーサ | 1 | 若葉ステークス(OP) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 5 | トゥザグローリー | 2 | 500万(阪神芝2200m) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 17 | ハートビートソング | 3 | ゆきやなぎ賞(500万) 1着(-0.3) | 1 | |
2009良 | 1 | 17 | アプレザンレーヴ | 1 | 毎日杯(G3) 3着(0.2) | 2 |
2 | 2 | マッハヴェロシティ | 7 | すみれステークス(OP) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 16 | トップカミング | 6 | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) | 1 | |
2008稍重 | 1 | 5 | アドマイヤコマンド | 2 | 毎日杯(G3) 2着(0.4) | 1 |
2 | 10 | クリスタルウイング | 7 | 500万(中山芝2000m) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 14 | モンテクリスエス | 6 | 500万(阪神芝2400m) 1着(-0.1) | 1 |
過去10年の青葉賞では、1番人気馬が高い安定感を誇る一方で、2~3番人気が不振傾向にあります。1番人気馬が馬券圏外になった過去2回で、ともに2番人気馬が来ていました。
- 1番人気(5-1-2-2)複勝率80%
- 2番人気(1-1-1-7)複勝率30%
- 3番人気(0-0-1-9)複勝率10%
過去10年の青葉賞3着以内に入った馬の前走距離を分けると、以下のようになります。近年は、前走芝2000m以上を使っていた馬が中心となっています。弥生賞組を除くと、前走芝2200m戦と芝2400m戦を使っていた馬が多いです。
年度 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
2017 | 2400m | 2000m | 2200m |
2016 | 2400m | 2200m | 2400m |
2015 | 2400m | 2200m | 2400m |
2014 | 2200m | 2200m | 2200m |
2013 | 2200m | 2200m | 2200m |
2012 | 2000m | 2200m | 2200m |
2011 | 2000m | 1800m | 1800m |
2010 | 2000m | 2200m | 2400m |
2009 | 1800m | 2200m | 2000m |
2008 | 1800m | 2000m | 2400m |
一方、2012年以降では、前走1800mを使っていた人気馬が不振傾向となっています。
年度 | 人気 | 着順 | 馬名 | 前走 |
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2017 | 2 | 7 | トリコロールブルー | スプリングステークス(G2) 5着 |
2016 | 2 | 4 | プロディガルサン | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着 |
3 | 5 | ラングレー | 共同通信杯(G3) 3着 | |
2015 | 3 | 4 | ブラックバゴ | スプリングステークス(G2) 6着 |
2014 | 3 | 6 | マイネルフロスト | 毎日杯(G3) 1着 |
2 | 11 | ラングレー | 毎日杯(G3) 4着 | |
2013 | 2 | 11 | レッドレイヴン | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着 |
2012 | 4 | 6 | アドマイヤブルー | 毎日杯(G3) 6着 |
中京競馬場改修後(2012年以降)の大寒桜賞(500万、中京芝2200m)優勝馬には注意が必要です。直近6年連続、大寒桜賞優勝後の重賞で馬券圏内に好走しています。
年度 | 馬名 | 次走 |
---|---|---|
2017 | アドマイヤウイナー | 青葉賞(G2) 3着 |
2016 | レッドエルディスト | 青葉賞(G2) 2着 |
2015 | タンタアレグリア | 青葉賞(G2) 2着 |
2014 | ワールドインパクト | 青葉賞(G2) 2着 |
2013 | ラストインパクト | 青葉賞(G2) 3着 |
2012 | トーセンホマレボシ | 京都新聞杯(G2) 1着 |
予想
今年の青葉賞2018は、やや混戦模様という感じでしょうか。重賞を勝ちきれなかった馬や500万クラスを使ってきた馬など、例年と変わらず青葉賞っぽいメンバーが揃いました。過去、穴馬の好走例が多いレースなので、穴馬を拾うことが出来るかが馬券のポイントになりそうです。傾向から、1番人気馬から中穴程度の馬を押さえたいと思っていますが、どうなるでしょうか…。
以下、簡単な考察と予想です。
2走前のシクラメン賞2017を2歳レコードで圧勝。休養を挟んだ前走弥生賞2018は、最終コーナーを大きく外に膨れてしまい、チグハグな内容になってしまいました。直線が長く広いコースの方が合うとは思うので、ここで見直したい1頭です。
前走アザレア賞2018を快勝。直線では、周りの馬が鞭をビシバシしている中で、スーパーフェザー1頭だけ楽に加速して余力を残したままゴールしたように見えました。少頭数で勝ち時計も平凡(2:29.9)ではありますが、勝ちっぷりの良さは際立っていたので、ここでも上位争いを期待したいです。
前走は、好走例の多い大寒桜賞2018で優勝。ただやはり距離不安はあります。2走前のきさらぎ賞は、道中で掛かる仕草を見せ、最後は伸び欠いての大敗でした。前走もポテンシャルの高さで勝ち切ったものの、不安定な印象を受ける内容だったので、馬群の中で、上手く脚を溜めることが出来るかがポイントになりそうです。
過去10年の3着以内では、前走未勝利戦を勝ち上がってきた馬は無く、データ傾向からは買い難いところでしょうか。とはいえ、前走が楽勝&圧勝に加え、全兄ディープブリランテという血統を考えれば、データを破ってもおかしくなさそうですね。一応の押さえです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、8着、10着、11着でした。本命◎オブセッションは、11着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 9 | 56 | ゴーフォザサミット | 6 | スプリングステークス(G2) 7着(0.7) | 4 |
2 | 15 | 56 | エタリオウ | 7 | ゆきやなぎ賞(500万) 2着(0.1) | 2 |
3 | 10 | 56 | スーパーフェザー | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.4) | 1 |
カスリもせず…。(´・ω・`;)
1番人気+中穴という決着は、近年の青葉賞っぽいと言えばそうなりますが、スルーした2頭のワンツーフィニッシュでした。何となく、今年の青葉賞2018組は、ダービーでは狙い難い感じがしますね。
優勝は、データ傾向で劣勢の前走芝1800m戦に出走していたゴーフォザサミット。蛯名ジョッキーがインコースでじっと脚を溜め、直線で良いところに出して差し切る絶妙な騎乗でした。上位10頭近くには、大きな力差を感じない内容だったので、これは好騎乗による優勝だったと思います。