日程 | 2020年5月2日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢(牡56kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
青葉賞2020
日本ダービーの前哨戦、青葉賞2020です。日本ダービーと同コース(東京芝2400m)で行われ、日本ダービーに向けた主要ローテのひとつとなっています。過去、青葉賞から日本ダービー優勝馬は出ていませんが、2~3着に好走する馬は多く、大一番に向けて大注目の一戦になると思います。
配当
過去10年の青葉賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。傾向が読みにくいレースですが、馬連と3連複が好配当となる年も多く、やや波乱含みといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 2,120円 | 5,490円 | 42,980円 |
2018 | 10,940円 | 10,910円 | 101,530円 |
2017 | 780円 | 3,190円 | 8,440円 |
2016 | 1,940円 | 2,540円 | 14,890円 |
2015 | 1,190円 | 2,920円 | 12,990円 |
2014 | 4,990円 | 12,190円 | 138,430円 |
2013 | 30,590円 | 40,730円 | 428,430円 |
2012 | 4,830円 | 48,540円 | 189,270円 |
2011 | 8,430円 | 6,720円 | 74,960円 |
2010 | 380円 | 770円 | 1,880円 |
では過去10年の青葉賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019稍重 | 1 | 2 | リオンリオン | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 3 | ランフォザローゼス | 1 | 京成杯(G3) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 5 | ピースワンパラディ | 3 | フローラルウォーク賞(500万) 1着(-0.2) | 3 | |
2018良 | 1 | 9 | ゴーフォザサミット | 6 | スプリングステークス(G2) 7着(0.7) | 4 |
2 | 15 | エタリオウ | 7 | ゆきやなぎ賞(500万) 2着(0.1) | 2 | |
3 | 10 | スーパーフェザー | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.4) | 1 | |
2017良 | 1 | 10 | アドミラブル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | ベストアプローチ | 4 | 弥生賞(G2) 4着(0.3) | 7 | |
3 | 6 | アドマイヤウイナー | 8 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 6 | ヴァンキッシュラン | 4 | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 4 | レッドエルディスト | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 13 | レーヴァテイン | 1 | 500万(東京芝2400m) 1着(-0.0) | 1 | |
2015良 | 1 | 8 | レーヴミストラル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 3 | タンタアレグリア | 4 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 6 | ヴェラヴァルスター | 5 | ゆりかもめ賞(500万) 1着(-0.0) | 5 | |
2014良 | 1 | 11 | ショウナンラグーン | 10 | 山吹賞(500万) 3着(0.3) | 2 |
2 | 2 | ワールドインパクト | 1 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 13 | ヤマノウィザード | 4 | すみれステークス(OP) 7着(1.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | ヒラボクディープ | 7 | 水仙賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 3 | アポロソニック | 9 | 山吹賞(500万) 1着(-0.2) | 11 | |
3 | 7 | ラストインパクト | 2 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 7 | フェノーメノ | 1 | 弥生賞(G2) 6着(0.4) | 2 |
2 | 12 | エタンダール | 10 | 山吹賞(500万) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 10 | ステラウインド | 13 | 山吹賞(500万) 4着(0.3) | 3 | |
2011良 | 1 | 4 | ウインバリアシオン | 6 | 弥生賞(G2) 7着(0.3) | 6 |
2 | 12 | ショウナンパルフェ | 4 | スプリングステークス(G2) 6着(0.7) | 6 | |
3 | 10 | トーセンレーヴ | 1 | 毎日杯(G3) 3着(0.2) | 1 | |
2010良 | 1 | 2 | ペルーサ | 1 | 若葉ステークス(OP) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 5 | トゥザグローリー | 2 | 500万(阪神芝2200m) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 17 | ハートビートソング | 3 | ゆきやなぎ賞(500万) 1着(-0.3) | 1 |
過去10年の青葉賞では、1番人気馬が好成績を残している一方で、2~3番人気が不振傾向にあります。
- 1番人気(4-2-3-1)複勝率90%
- 2番人気(0-1-1-8)複勝率20%
- 3番人気(0-0-2-8)複勝率20%
過去10年の青葉賞3着以内30頭中26頭を占めます。弥生賞組を除くと、前走芝2200mと芝2400mを使っていた馬が多い傾向にあります。
年度 | 1着 | 2着 | 3着 |
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2019 | 2200m | 2000m | 1600m |
2018 | 1800m | 2400m | 2400m |
2017 | 2400m | 2000m | 2200m |
2016 | 2400m | 2200m | 2400m |
2015 | 2400m | 2200m | 2400m |
2014 | 2200m | 2200m | 2200m |
2013 | 2200m | 2200m | 2200m |
2012 | 2000m | 2200m | 2200m |
2011 | 2000m | 1800m | 1800m |
2010 | 2000m | 2200m | 2400m |
2012年以降の青葉賞では、前走1800mを使っていた人気馬が不振傾向となっています。2018年の優勝馬ゴーフォザサミットは、前走芝1800m戦(前走スプリングステークス)に出走していましたが、青葉賞では穴馬(6番人気)でした。
年度 | 人気 | 着順 | 馬名 | 前走 |
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2019 | 2 | 12 | ウーリリ | 毎日杯(G3) 2着 |
2017 | 2 | 7 | トリコロールブルー | スプリングステークス(G2) 5着 |
2016 | 2 | 4 | プロディガルサン | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着 |
3 | 5 | ラングレー | 共同通信杯(G3) 3着 | |
2015 | 3 | 4 | ブラックバゴ | スプリングステークス(G2) 6着 |
2014 | 3 | 6 | マイネルフロスト | 毎日杯(G3) 1着 |
2 | 11 | ラングレー | 毎日杯(G3) 4着 | |
2013 | 2 | 11 | レッドレイヴン | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着 |
2012 | 4 | 6 | アドマイヤブルー | 毎日杯(G3) 6着 |
過去8年の青葉賞3着以内では、大寒桜賞(中京芝2200m)優勝馬が次走の重賞レースで好走する例が目立ちます。
年度 | 馬名 | 次走 |
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2019 | リオンリオン | 青葉賞(G2) 1着 |
2018 | ダノンマジェスティ | 青葉賞(G2) 8着 |
2017 | アドマイヤウイナー | 青葉賞(G2) 3着 |
2016 | レッドエルディスト | 青葉賞(G2) 2着 |
2015 | タンタアレグリア | 青葉賞(G2) 2着 |
2014 | ワールドインパクト | 青葉賞(G2) 2着 |
2013 | ラストインパクト | 青葉賞(G2) 3着 |
2012 | トーセンホマレボシ | 京都新聞杯(G2) 1着 |
予想
今年の青葉賞2020は、ほぼ例年並みのメンバー構成になるでしょうか。重賞戦線で勝ち切れていない馬や1勝クラス優勝馬が揃いました。実績面で飛び抜けた馬は不在なので、かなり難解なレースになると思います。馬券候補が多すぎるレースですが、近年は中穴ぐらいまでの決着が続いているので、上位人気7~8頭ぐらいが狙い目になるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。データ傾向から前走芝1800m戦の人気馬フィリオアレグロを軽視したものの、全くが当たる気がしません。
データ傾向からは、押さえておきたい馬です。4年連続(2015年~2018年)3着内に好走している前走アザレア賞優勝馬。昨年はアザレア賞優勝馬の出走がありませんでした。そう考えると、好ローテと言っても良さそうです。前走は、直線ふらふらした走りでしたが、2着以下とは力の差を感じる勝ちっぷりだったと思います。ひとつ不安点を挙げるとすれば、デビュー戦から減少傾向の馬体重になるでしょうか。
弥生賞で勝ち馬から0.4秒差の3着。過去3着以内に来た弥生賞組から考えれば、上位争いの候補になるでしょうか。ただ前走はサトノフラッグが抜けて強い内容だっただけに、2着以下の馬はどうかな…という疑問も残ります。
過去好走例が多い前走大寒桜賞優勝馬。前走は、直線でディアスティマに交わされそうなところをもう一度伸びていました。ただ時計のかかる重馬場で見せた強さだったので、良馬場の東京競馬場はどうでしょうか…。ここは好ローテに期待しての押さえ評価です。
中穴の好走が多いレースということで適当に押さえました。5頭立てとなった前走すみれステークスは、上位4頭が小差の接戦。あまり前走の着順は気にしないでも良いと思います。紐荒れに期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、8着でした。本命◎フライライクバードは、8着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 3 | オーソリティ | 3 | 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 3着(0.4) | 3 |
2 | 7 | ヴァルコス | 4 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.3) | 2 |
3 | 1 | フィリオアレグロ | 1 | 共同通信杯(G3) 3着(0.7) | 2 |
録画を見ました。3歳のG2戦としては、かなり速い勝ち時計(2:23.0)でした。今シーズンも東京は高速馬場と言っても良さそうです。
本命フライライクバードは、直線伸びず8着に敗退…。直線残り400mあたりで外に膨れたオーソリティの影響もあったかもしれませんが、それが無くても上位争いに加わったとは思えない脚でした。やはり減り続けている馬体重は気になります。
押さえていたメイショウボサツは、出負けして後方からの競馬。向こう正面から進出して、最後は大外からの追い込みでした。上位争いした馬が一列前の内側を通ってきた馬と考えると、厳しかったかもしれません。