かしわ記念2020過去データと予想

かしわ記念2020

地方交流G1、かしわ記念2020です。例年JRAの国内ダートG1馬が集い、ハイレベルなレースが繰り広げられます。今年も実績馬が揃ったので、好レースを期待できそうです。

配当

過去10年のかしわ記念の配当を見ると、長い間、順当な傾向のレースでしたが、2015年以降、やや波乱決着が続いています。昨年こそ1～2番人気が連対しているものの、近年は中穴の好走が増加傾向にあります。

では過去10年のかしわ記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のかしわ記念3着以内30頭中29頭を占めます。大穴の好走が無いレースといえそうですが、例年、中穴が1～2頭ほど馬券に絡んでいます。

過去10年のかしわ記念3着以内30頭中18頭を占めます。毎年1頭以上が連対している主要ローテです。

予想

今年のかしわ記念2020は、JRA所属馬を中心に多くの馬にチャンスがあるメンバーだと思います。今年のフェブラリーステークスは、ハイペースで先行勢が全滅。追い込み馬が上位を占めるレースになりました。地方の交流G1で追い込み馬が上位独占というのも考えにくく、フェブラリーステークスの順位はあまり気にしないで良いかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。フェブラリーステークス上位馬が気になりつつ、小波乱を期待した予想をしました。

前走フェブラリーステークスは、アルクトスとワイドファラオの2頭が飛ばすハイペースでした。結果、先行勢が全滅して、追い込み馬が上位を占めるレースとなりました。今回もアルクトスとワイドファラオの2頭が出走するため、前走の再現もあるかもしれません。ただ中央よりも前が残りやすい地方競馬場。前走の共倒れを避けるような展開になれば、粘り切る波乱があっても良さそうです。小波乱に期待しての本命評価です。

アルクトス同様、前に行った前走はフェブラリーステークスは、きつい展開だったと思います。今回、前が残る展開になれば見せ場があっても良いかもしれません。

ダートで底を見せてないのは、魅力です。2走前フェブラリーステークスは、1頭だけ余裕のある勝ちっぷりで他馬とは力が違うような印象を受けました。初の地方ダート戦に対応出来れば、勝ち負けも期待できそうです。

2018年12月のチャンピオンズカップ以来のレース。普通なら様子見だとは思いますが、楽勝した直近3戦のG1を考えれば、一発あっても良いのかもしれません。ただ今回は、小波乱期待で馬券的にはスルーしています。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、6着でした。本命◎アルクトスは、4着でした。

逃げた対抗ワイドファラオが他馬を寄せ付けず完勝。フェブラリーステークスのように前の争いが激しくならなかったことが良かったように見えます。逆に本命アルクトスは、楽に逃がしてしまったのかもしれません。

2～3着にはフェブラリーステークス上位2頭。力を見せた格好だと思います。押さえていたモズアスコット は直線に入る前から、手応え悪そうな感じで後退…。原因は分かりませんが、重馬場で行われた前走高松宮記念の影響か、地方のダートが合わなかった可能性はありそうです。