日程 | 2021年5月1日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢(牡56kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.2(1日) |
青葉賞2021
日本ダービーの前哨戦、青葉賞2021です。日本ダービーと同コース(東京芝2400m)で行われ、日本ダービーに向けた主要ローテのひとつとなっています。過去、青葉賞から日本ダービー優勝馬は出ていませんが、2~3着に好走する馬は多く、大一番に向けて大注目の一戦になると思います。
配当
過去10年の青葉賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。傾向が読みにくいレースですが、馬連や3連複の好配当は多く、やや波乱含みといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 2,640円 | 2,190円 | 14,870円 |
2019 | 2,120円 | 5,490円 | 42,980円 |
2018 | 10,940円 | 10,910円 | 101,530円 |
2017 | 780円 | 3,190円 | 8,440円 |
2016 | 1,940円 | 2,540円 | 14,890円 |
2015 | 1,190円 | 2,920円 | 12,990円 |
2014 | 4,990円 | 12,190円 | 138,430円 |
2013 | 30,590円 | 40,730円 | 428,430円 |
2012 | 4,830円 | 48,540円 | 189,270円 |
2011 | 8,430円 | 6,720円 | 74,960円 |
では過去10年の青葉賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020良 | 1 | 3 | オーソリティ | 3 | 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 3着(0.4) | 3 |
2 | 7 | ヴァルコス | 4 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 1 | フィリオアレグロ | 1 | 共同通信杯(G3) 3着(0.7) | 2 | |
2019稍重 | 1 | 2 | リオンリオン | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 3 | ランフォザローゼス | 1 | 京成杯(G3) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 5 | ピースワンパラディ | 3 | フローラルウォーク賞(500万) 1着(-0.2) | 3 | |
2018良 | 1 | 9 | ゴーフォザサミット | 6 | スプリングステークス(G2) 7着(0.7) | 4 |
2 | 15 | エタリオウ | 7 | ゆきやなぎ賞(500万) 2着(0.1) | 2 | |
3 | 10 | スーパーフェザー | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.4) | 1 | |
2017良 | 1 | 10 | アドミラブル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | ベストアプローチ | 4 | 弥生賞(G2) 4着(0.3) | 7 | |
3 | 6 | アドマイヤウイナー | 8 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 6 | ヴァンキッシュラン | 4 | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 4 | レッドエルディスト | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 13 | レーヴァテイン | 1 | 500万(東京芝2400m) 1着(-0.0) | 1 | |
2015良 | 1 | 8 | レーヴミストラル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 3 | タンタアレグリア | 4 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 6 | ヴェラヴァルスター | 5 | ゆりかもめ賞(500万) 1着(-0.0) | 5 | |
2014良 | 1 | 11 | ショウナンラグーン | 10 | 山吹賞(500万) 3着(0.3) | 2 |
2 | 2 | ワールドインパクト | 1 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 13 | ヤマノウィザード | 4 | すみれステークス(OP) 7着(1.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | ヒラボクディープ | 7 | 水仙賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 3 | アポロソニック | 9 | 山吹賞(500万) 1着(-0.2) | 11 | |
3 | 7 | ラストインパクト | 2 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 7 | フェノーメノ | 1 | 弥生賞(G2) 6着(0.4) | 2 |
2 | 12 | エタンダール | 10 | 山吹賞(500万) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 10 | ステラウインド | 13 | 山吹賞(500万) 4着(0.3) | 3 | |
2011良 | 1 | 4 | ウインバリアシオン | 6 | 弥生賞(G2) 7着(0.3) | 6 |
2 | 12 | ショウナンパルフェ | 4 | スプリングステークス(G2) 6着(0.7) | 6 | |
3 | 10 | トーセンレーヴ | 1 | 毎日杯(G3) 3着(0.2) | 1 |
過去10年の青葉賞では、1番人気馬が好成績を残している一方で、2~3番人気が不振傾向にあります。
- 1番人気(3-2-4-1)複勝率90%
- 2番人気(0-0-1-9)複勝率20%
- 3番人気(1-0-1-8)複勝率20%
過去10年の青葉賞3着以内30頭中25頭を占めます。前走弥生賞出走馬を除くと、前走1勝クラス(旧500万クラス)のレースを中心に、芝2200mと芝2400mを使っていた馬の好走が多い傾向にあります。
年度 | 1着 | 2着 | 3着 |
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2020 | 2000m | 2400m | 1800m |
2019 | 2200m | 2000m | 1600m |
2018 | 1800m | 2400m | 2400m |
2017 | 2400m | 2000m | 2200m |
2016 | 2400m | 2200m | 2400m |
2015 | 2400m | 2200m | 2400m |
2014 | 2200m | 2200m | 2200m |
2013 | 2200m | 2200m | 2200m |
2012 | 2000m | 2200m | 2200m |
2011 | 2000m | 1800m | 1800m |
過去10年の青葉賞では、前走1800mを使っていた人気馬が不振傾向となっています。2018年の優勝馬ゴーフォザサミットは、前走芝1800m戦(前走スプリングステークス)に出走していましたが、青葉賞では穴馬(6番人気)でした。
年度 | 人気 | 着順 | 馬名 | 前走 |
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2020 | 1 | 3 | フィリオアレグロ | 共同通信杯(G3) 3着 |
2019 | 2 | 12 | ウーリリ | 毎日杯(G3) 2着 |
2017 | 2 | 7 | トリコロールブルー | スプリングステークス(G2) 5着 |
2016 | 2 | 4 | プロディガルサン | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着 |
3 | 5 | ラングレー | 共同通信杯(G3) 3着 | |
2015 | 3 | 4 | ブラックバゴ | スプリングステークス(G2) 6着 |
2014 | 3 | 6 | マイネルフロスト | 毎日杯(G3) 1着 |
2 | 11 | ラングレー | 毎日杯(G3) 4着 | |
2013 | 2 | 11 | レッドレイヴン | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着 |
2012 | 4 | 6 | アドマイヤブルー | 毎日杯(G3) 6着 |
2011 | 4 | 2 | ショウナンパルフェ | スプリングステークス(G2) 6着 |
1 | 3 | トーセンレーヴ | 毎日杯(G3) 3着 |
過去8年の青葉賞3着以内では、大寒桜賞(中京芝2200m)優勝馬が次走の重賞レースで好走する例が目立ちます。
年度 | 馬名 | 次走 |
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2020 | メイショウボサツ | 青葉賞(G2) 5着 |
2019 | リオンリオン | 青葉賞(G2) 1着 |
2018 | ダノンマジェスティ | 青葉賞(G2) 8着 |
2017 | アドマイヤウイナー | 青葉賞(G2) 3着 |
2016 | レッドエルディスト | 青葉賞(G2) 2着 |
2015 | タンタアレグリア | 青葉賞(G2) 2着 |
2014 | ワールドインパクト | 青葉賞(G2) 2着 |
2013 | ラストインパクト | 青葉賞(G2) 3着 |
2012 | トーセンホマレボシ | 京都新聞杯(G2) 1着 |
予想
青葉賞2021は、かなりの混戦模様だと思います。多くの馬にチャンスがあるメンバー構成に見えます。近年の傾向から前走人気を集めて好走していた1~8番人気前後の馬が馬券候補と言う感じですが、どうなるでしょうか…。
以下、簡単な考察と予想です。
2015~2018年に4年連続で馬券圏内に好走しているアザレア賞優勝馬。データ傾向からは狙い目になるでしょうか。前走は最内をロスなく進めて、空いた内を突くレースでした。前走の内容を見ると、この枠はきつい印象も受けますが、好ローテに期待して本命評価にしました。
前走京都2歳ステークス優勝。過去好走例が無い休養明けのローテですが、前走は結構骨っぽいメンバーを抑えの完勝で、今回のメンバーが相手なら無くはないところでしょうか。
前走人気を集めて完勝していた馬ということで押さえました。前走山吹賞は、2着以下との力差を感じるほどの勝ちっぷりでした。直近2年が内枠決着という傾向にも期待して…。
前走弥生賞ディープインパクト記念は、見せ場なく7着。タイトルホルダーやダノンザキッドがいたとはいえ、重賞では足りない印象を受けました。人気もしないと思うので、適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、9着、10着、11着でした。本命◎リーブルミノルは、10着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 2 | ワンダフルタウン | 3 | 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.1) | 3 |
2 | 10 | キングストンボーイ | 1 | 共同通信杯(G3) 4着(0.4) | 6 |
3 | 7 | レッドヴェロシティ | 6 | 水仙賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 6 |
カスりもせず…。対抗 ワンダフルタウンろスルーした一番人気馬キングストンボーイの勝ち負けとなりました。
本命リーブルミノルは、前走から一転ら後方からの競馬でした。道中は前のキングストンボーイをマークするような位置でしたが、ルメール騎手が動いて行ったあとも位置取りが後ろだったので、そういうわけでは無さそうでした。直線では外に出すも、伸びることなく10着でした。前走上がり最速の脚を使ってはいますが、もう少し前の位置で進めた方が良いタイプかもしれません。