日程 | 2018年11月4日(日曜) |
---|---|
開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝2500m |
格付け | G2 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 12頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
アルゼンチン共和国杯2018
ハンデ重賞アルゼンチン共和国杯2018です。ジャパンカップ&有馬記念とG1レースを控え、近年はステップレースとしてアルゼンチン共和国杯を使う馬が増えています。ゴールドアクター(2015年優勝)は有馬記念優勝、シュヴァルグラン(2016年優勝)はジャパンカップ3着、スワーヴリチャード(2017年優勝)は有馬記念4着と直近3年連続で次走のG1レースで好走。今年も注目のレースになりそうです。
過去10年のアルゼンチン共和国杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えが2009年の1回のみです。3連単1万円台の決着も多く、波乱が少ないレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2017 | 1,840円 | 3,020円 | 12,060円 |
2016 | 1,110円 | 1,690円 | 8,290円 |
2015 | 1,460円 | 3,990円 | 14,570円 |
2014 | 1,510円 | 3,310円 | 14,480円 |
2013 | 5,050円 | 8,250円 | 71,300円 |
2012 | 1,060円 | 3,130円 | 12,740円 |
2011 | 1,620円 | 10,810円 | 48,520円 |
2010 | 950円 | 11,820円 | 42,830円 |
2009 | 13,520円 | 121,040円 | 922,600円 |
2008 | 1,500円 | 1,480円 | 10,090円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017良 | 1 | 4 | 牡3 | 56 | スワーヴリチャード | 1 | 日本ダービー(G1) 2着(0.1) | 3 |
2 | 7 | 牡5 | 53 | ソールインパクト | 7 | 六社ステークス(1600万) 3着(0.2) | 3 | |
3 | 1 | 牡3 | 54 | セダブリランテス | 3 | ラジオNIKKEI賞(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
2016良 | 1 | 11 | 牡4 | 58 | シュヴァルグラン | 2 | 宝塚記念(G1) 9着(1.4) | 5 |
2 | 5 | 牡5 | 57 | アルバート | 4 | 天皇賞春(G1) 6着(0.5) | 6 | |
3 | 13 | 牡5 | 55 | ヴォルシェーブ | 3 | 日本海ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
2015重 | 1 | 15 | 牡4 | 56 | ゴールドアクター | 1 | オクトーバーステークス(1600万) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 14 | 牡6 | 55 | メイショウカドマツ | 4 | オールカマー(G2) 7着(1.0) | 10 | |
3 | 18 | 牡3 | 55 | レーヴミストラル | 3 | 日本ダービー(G1) 9着(1.3) | 4 | |
2014良 | 1 | 3 | 牡4 | 57 | フェイムゲーム | 2 | オールカマー(G2) 6着(0.2) | 4 |
2 | 9 | 牡5 | 56 | クリールカイザー | 4 | オールカマー(G2) 3着(0.1) | 12 | |
3 | 11 | 牡5 | 55 | スーパームーン | 3 | アイルランドトロフィー(OP) 3着(0.6) | 3 | |
2013良 | 1 | 12 | 牡6 | 56 | アスカクリチャン | 7 | アイルランドトロフィー(OP) 4着(0.2) | 2 |
2 | 16 | 牡5 | 57.5 | アドマイヤラクティ | 4 | 京都大賞典(G2) 4着(0.3) | 5 | |
3 | 3 | 牡5 | 57.5 | ルルーシュ | 3 | 札幌記念(G2) 15着(6.0) | 3 | |
2012良 | 1 | 4 | 牡4 | 56 | ルルーシュ | 2 | オールカマー(G2) 4着(0.4) | 1 |
2 | 7 | 牡4 | 55 | ムスカテール | 3 | オクトーバーステークス(1600万) 1着(-0.4) | 1 | |
3 | 3 | 牡4 | 52 | マイネルマーク | 6 | 本栖湖特別(1000万) 1着(-0.1) | 7 | |
2011良 | 1 | 11 | 牡4 | 55 | トレイルブレイザー | 3 | 古都ステークス(1600万) 2着(0.0) | 1 |
2 | 12 | 牡6 | 58.5 | オウケンブルースリ | 1 | 京都大賞典(G2) 3着(0.2) | 3 | |
3 | 7 | 牡4 | 55 | カワキタコマンド | 8 | アイルランドトロフィー(OP) 2着(0.2) | 4 | |
2010良 | 1 | 2 | 牡4 | 57 | トーセンジョーダン | 1 | アイルランドトロフィー(OP) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 9 | 牡4 | 56 | ジャミール | 2 | オールカマー(G2) 5着(0.4) | 2 | |
3 | 7 | 牡3 | 51 | コスモヘレノス | 9 | 本栖湖特別(1000万) 1着(-0.2) | 8 | |
2009良 | 1 | 6 | 牡6 | 57.5 | ミヤビランベリ | 11 | 札幌記念(G2) 14着(1.7) | 3 |
2 | 8 | 牡4 | 55 | アーネストリー | 4 | 大原ステークス(1600万) 1着(-0.6) | 1 | |
3 | 13 | 牡4 | 56 | ヒカルカザブエ | 10 | 天皇賞春(G1) 7着(0.8) | 7 | |
2008良 | 1 | 4 | 牡4 | 53 | スクリーンヒーロー | 3 | オクトーバーステークス(1600万) 2着(0.0) | 2 |
2 | 14 | 牡4 | 56 | ジャガーメイル | 2 | オクトーバーステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 10 | 牡4 | 58 | アルナスライン | 1 | 京都大賞典(G2) 5着(0.2) | 1 |
過去10年のアルゼンチン共和国杯3着以内30頭中2頭のみです。2頭はともに前走札幌記念に出走していました。
過去10年のアルゼンチン共和国杯3着以内30頭中5頭を占めます。オールカマーで敗れていた馬(馬券圏外だった馬)の巻き返しが目立ちます。
過去10年のアルゼンチン共和国杯3着以内30頭中10頭を占めます。10頭すべてが前走芝2000m以上のレースに出走し、3着以内に好走していました。昨年は、前走1000~1600万クラス連対馬の出走が無く、唯一の前走1600万クラス3着馬だったソールインパクトが馬券圏内に好走しました。
過去10年のアルゼンチン共和国杯3着以内30頭中26頭を占めます。6歳馬が4頭。7歳以上の馬は1頭も来ていません。
予想
やや混戦模様という印象のアルゼンチン共和国杯2018。前走宝塚記念の2頭(ノーブルマーズ、パフォーマプロミス)が上位争いの中心になるでしょうか。ただ前走条件クラスの馬も過去上位争いを演じており、取捨が難しいレースといえそうですね。
以下、簡単な考察と予想です。今週は重賞が多すぎるため、いつも以上に簡単な予想です。「深く考えない」がテーマなので…(;^_^A 差のないメンバーですし、スルーした馬(パフォーマプロミス、ガンコ、アルバート、ウインテンダネス)あたりで決着の可能性も十分にありそうです。難しすぎます…。
休養明けだった前走六社ステークス(1600万)は、内で脚を溜め、直線抜け出してそのまま完勝。残り200mぐらいから加速して、余力を感じさせる勝ちっぷりでした。一度使って状態は上向いていると思いますし、東京コースの相性が良さそうなのも期待が持てます。ただ斤量56kgの宝塚記念組の2頭と比べると、1600万勝ちで55kg背負うのは、ハンデ面の魅力が無いですね。
3走前のメトロポリタンステークスから、インコースでロス無くという競馬で好走が続いています。直近3戦ともハマった印象がするものの、実績面では無視できない1頭になるでしょうか。今回も内枠を引きましたし、ロスなくスムーズに進めることが出来れば、上位争いに加わっても良さそうです。
前走六社ステークスは、出負けして後方からの競馬で2着。1600万クラスを勝ち切れない(差し切れない)レースが続いていますが、いつも最後はジリジリ伸びて来ています。相手なりに走るタイプとも言えそうですし、タフなレースになることが多い2500m戦で良い変化があれば…。
データ傾向から買えないような人気薄を適当に押さえました。前走新潟記念は4着に好走も、外差し馬場がハマったような印象で、積極的には買い難い感じがしますね。1600万勝ち実績&斤量54kg&紐荒れに期待して。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、5着、8着、9着でした。本命◎ムイトオブリガードは、2着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 牡6 | 56 | パフォーマプロミス | 3 | 宝塚記念(G1) 9着(1.0) | 4 |
2 | 7 | 牡4 | 55 | ムイトオブリガード | 1 | 六社ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 2 |
3 | 5 | セ5 | 51 | マコトガラハッド | 11 | 六社ステークス(1600万) 3着(0.2) | 8 |
カスリもせずでした。
ゆったりとした流れの中、最後の直線勝負というレースでした。勝ち負けした2頭は、ともに上がり32.5~32.6秒の脚。ノーブルマーズには向かない流れだったかもしれません。
外差しで突っ込んできたのは、ムイトオブリガードだけだったことを考えると、来年以降、楽しみが大きい馬だと思います。