有馬記念2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

有馬記念2023過去データと予想

日程 2023年12月24日(日曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝2500m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg
出走数 16頭
クッション値 9.3(12月24日)
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有馬記念2023

今年の中央競馬を締め括る一戦、有馬記念2023です。国内の人気実力馬が集まり、ハイレベルなレースが繰り広げられます。毎年、有馬記念の週になると、1年の終わりを感じます。本当に1年が早くなりました。有馬記念の日の夕暮れが寂しさとノスタルジックな雰囲気に溢れていて、たまらなく好きです。

中山競馬場の芝2500mコース

中山競馬場の芝2500mコース

配当

過去10年の有馬記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は大きな波乱はありませんが、好配当の馬連や3連複が多いため、穴馬の好走が多いレースといえるかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 1,320円 2,520円 9,740円
2021 1,740円 1,440円 7,180円
2020 10,330円 7,370円 50,150円
2019 2,990円 10,750円 57,860円
2018 940円 4,910円 25,340円
2017 3,170円 5,420円 25,040円
2016 440円 1,050円 3,940円
2015 6,840円 20,360円 125,870円
2014 12,350円 15,250円 109,590円
2013 860円 1,420円 5,240円

では過去10年の有馬記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

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過去10年の1~3着馬の前走データ

有馬記念2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 9 牡3 イクイノックス 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 1
2 3 牡3 ボルドグフーシュ 6 菊花賞(G1) 2着(0.0) 7
3 5 牝4 ジェラルディーナ 3 エリザベス女王杯(G1) 1着(-0.3) 4
2021 1 10 牡3 エフフォーリア 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 3
2 5 牡4 ディープボンド 5 凱旋門賞(G1) 14着 6
3 7 牝5 クロノジェネシス 2 凱旋門賞(G1) 7着 3
2020 1 9 牝4 クロノジェネシス 1 天皇賞秋(G1) 3着(0.1) 2
2 14 牝5 サラキア 11 エリザベス女王杯(G1) 2着(0.1) 5
3 13 牡5 フィエールマン 2 天皇賞秋(G1) 2着(0.1) 5
2019 1 6 牝5 リスグラシュー 2 Cox Plate(G1) 1着 1
2 10 牡3 サートゥルナーリア 3 天皇賞(秋)(G1) 6着(0.9) 2
3 7 牡3 ワールドプレミア 4 菊花賞(G1) 1着(-0.0) 3
2018稍重 1 8 牡3 ブラストワンピース 3 菊花賞(G1) 4着(0.4) 1
2 12 牡4 レイデオロ 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.2) 2
3 15 牡6 シュヴァルグラン 9 ジャパンカップ(G1) 4着(0.9) 5
2017 1 2 牡5 キタサンブラック 1 ジャパンカップ(G1) 3着(0.2) 1
2 3 牝5 クイーンズリング 8 エリザベス女王杯(G1) 7着(0.3) 8
3 10 牡5 シュヴァルグラン 3 ジャパンカップ(G1) 1着(0.2) 5
2016 1 11 牡3 サトノダイヤモンド 1 菊花賞(G1) 1着(-0.4) 1
2 1 牡4 キタサンブラック 2 ジャパンカップ(G1) 1着(-0.4) 1
3 2 牡5 ゴールドアクター 3 ジャパンカップ(G1) 4着(0.6) 3
2015 1 7 牡4 ゴールドアクター 8 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.0) 1
2 9 牡4 サウンズオブアース 5 ジャパンカップ(G1) 5着(0.3) 5
3 11 牡3 キタサンブラック 4 菊花賞(G1) 1着(-0.0) 5
2014 1 4 牝5 ジェンティルドンナ 4 ジャパンカップ(G1) 4着(0.9) 1
2 6 牡3 トゥザワールド 9 菊花賞(G1) 16着(4.2) 2
3 14 牡5 ゴールドシップ 1 凱旋門賞(G1) 14着
2013 1 6 牡5 オルフェーヴル 1 凱旋門賞(G1) 2着
2 4 牡5 ウインバリアシオン 4 金鯱賞(G2) 3着(0.5) 8
3 14 牡4 ゴールドシップ 2 ジャパンカップ(G1) 15着(1.4) 2
前走G1レース

過去10年の有馬記念3着以内30頭中28頭を占めます。前走1~6番人気前後だった馬の好走が目立ちます。レース別では、前走ジャパンカップ、天皇賞秋、菊花賞出走馬の好走が目立ちます。

前走G1レース以外

過去10年の有馬記念3着以内30頭中2頭を占めます。ゴールドアクターが前走重賞レース優勝馬、ウインバリアシオンはG1レースでの連対経験がありました。

  • 2015年1着ゴールドアクター(前走アルゼンチン共和国杯1着)
  • 2013年2着ウインバリアシオン(前走金鯱賞3着)※G1連対実績:日本ダービー2着、菊花賞2着
3~5歳馬

過去10年の有馬記念3着以内30頭中29頭を占めます。6歳以上が劣勢傾向にあります。

1~5枠

過去10年の有馬記念3着以内30頭中22頭を占めます。外枠(6~8枠)や二桁馬番は買いにくい傾向にありそうです。

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穴馬の傾向(2000年以降)

3着以内に好走した8番人気以下の穴馬17頭(2000年以降)
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2020 2 14 牝5 サラキア 11 エリザベス女王杯(G1) 2着(0.1)
2018 3 15 牡6 シュヴァルグラン 9 ジャパンカップ(G1) 4着(0.2)
2017 2 3 牝5 クイーンズリング 8 エリザベス女王杯(G1) 7着(0.3)
2015 1 7 牡4 ゴールドアクター 8 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.0)
2014 2 6 牡3 トゥザワールド 9 菊花賞(G1) 16着(4.2)
2012 2 6 牡4 オーシャンブルー 10 金鯱賞(G2) 1着(-0.1)
2011 3 7 牡4 トゥザグローリー 9 ジャパンカップ(G1) 11着(0.8)
2010 3 11 牡3 トゥザグローリー 14 中日新聞杯(G3) 1着(-0.3)
2009 3 6 牡8 エアシェイディ 11 ジャパンカップ(G1) 5着(0.6)
2008 2 14 牡7 アドマイヤモナーク 14 ジャパンカップ(G1) 12着(0.8)
3 6 牡7 エアシェイディ 10 天皇賞秋(G1) 5着(0.1)
2007 1 3 牡4 マツリダゴッホ 9 天皇賞秋(G1) 15着(1.7)
2004 3 6 牡5 シルクフェイマス 9 天皇賞秋(G1) 10着(1.7)
2002 2 8 牡5 タップダンスシチー 13 京阪杯(G3) 5着(0.4)
3 6 牡4 コイントス 8 アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.5)
2001 2 1 牡6 アメリカンボス 13 ジャパンカップ(G1) 10着(1.8)
2000 3 12 牡8 ダイワテキサス 13 ジャパンカップ(G1) 5着(0.5)
1.同年の中山1800m~2500m重賞レース実積

2000年以降の有馬記念で3着以内に好走した8番人気以下17頭中9頭同年の中山1800m~2500m重賞レースで3着以内に好走した経験がありました。

同年の中山1800m~2500m重賞で好走していた穴馬(2000年以降)
年度 着順 馬番 馬名 同年の中山実績
2000 3 12 ダイワテキサス 中山記念1着、新潟記念(中山開催)1着
2001 2 1 アメリカンボス AJCC1着、中山記念1着
2002 2 8 タップダンスシチー 日経賞2着、アルゼンチン共和国杯(中山開催)3着
3 6 コイントス 日経賞3着、アルゼンチン共和国杯(中山開催)2着
2007 1 3 マツリダゴッホ AJCC1着、日経賞3着、オールカマー1着
2008 2 14 アドマイヤモナーク 日経賞3着
3 6 エアシェイディ 中山金杯2着、AJCC1着、中山記念3着
2009 3 6 エアシェイディ AJCC2着
2014 2 7 トゥザワールド 弥生賞1着、皐月賞2着
2.同年の重賞レースを2勝

同年の中山1800m~2500m重賞レース実積があった9頭を除くと、2000年以降の有馬記念で3着以内に好走した8番人気以下17頭中2頭同年の重賞レースを2勝していました。

同年の重賞を2勝していた穴馬(2000年以降)
年度 着順 馬番 性齢 馬名 同年の重賞レース実績
2011 3 7 牡4 トゥザグローリー 京都記念1着、日経賞1着
2004 3 6 牡5 シルクフェイマス 日経新春杯1着、京都記念1着
3.前走重賞レース優勝
同年の中山1800m~2500m重賞レース実積があった9頭と同年の重賞レースを2勝していた2頭を除くと、2000年以降の有馬記念で3着以内に好走した8番人気以下17頭中3頭前走の重賞レースで優勝していました。
前走重賞レースで優勝していた穴馬(2000年以降)
年度 着順 馬番 性齢 馬名 前走
2015 1 7 牡4 ゴールドアクター アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.0)
2012 2 6 牡4 オーシャンブルー 金鯱賞(G2) 1着(-0.1)
2010 3 11 牡3 トゥザグローリー 中日新聞杯(G3) 1着(-0.3)

今年の穴馬(8番人気以下)候補

2000年以降、有馬記念で3着以内に好走した8番人気以下17頭中14頭同年の中山1800m~2500m重賞レース3着以内好走馬同年の重賞レース2勝馬前走の重賞レース優勝馬のいずれかに該当しました。今年出走予定の穴馬(推定8番人気以下)では、以下3頭が候補になるでしょうか。

3.前走重賞レース優勝
  • アイアンバローズ(ステイヤーズS1着)
  • プラダリア(京都大賞典1着)
  • ホウオウエミーズ(福島記念1着)

予想

有馬記念2023は、例年よりも混戦という印象を受けます。かなり難解なレースだと思います。過去データの傾向からは、3~5歳の前走G1好走馬(前走1~6番人気前後)が上位争いの候補になるでしょうか。ただ伏兵や穴馬の好走が目立つレースですし、波乱の可能性もありえそうです。

以下、簡単な考察と予想です。昨年の有馬記念は的中することが出来たのですが、今年は全く分かりません。スルーした馬だけで決着なんてこともありそうです。

◎4タイトルホルダー

この枠ですし、逃げを期待して本命評価にしました。昨年の有馬記念はタフな凱旋門賞後の一戦、一昨年の有馬記念はパンサラッサの逃げ&タイトルホルダーは大外枠でした。過去2回よりは、条件は良いかもしれません。

○5ドウデュース

過去好走例が多い前走ジャパンカップ出走馬。復調を感じさせる4着だったので、内目の枠にも期待して対抗評価にしました。

▲1ソールオリエンス

過去好走例が多い前走菊花賞好走馬。外に出して直線一気は厳しいので、内を上手く捌くことが出来れば…という感じでしょうか。戦ってきた相手を考えて評価を下げましたが、内枠と3歳馬(斤量56kg)に期待して…。

ワイド3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲3連単◎○→◎○→▲合計6点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、8着でした。本命◎タイトルホルダーは、3着でした。

有馬記念2023結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 5 牡4 ドウデュース 2 ジャパンカップ(G1) 4着(0.9) 3
2 16 牝4 スターズオンアース 7 ジャパンカップ(G1) 3着(0.8) 5
3 4 牡5 タイトルホルダー 6 ジャパンカップ(G1) 5着(1.3) 4

昨年に続いて的中でした!久々に直線の攻防で興奮しました。上位着順の馬を見る限り、有力馬は力を出し切ったレースだったと思います。

想定通り、本命タイトルホルダーが逃げる展開を有力馬が差してくる決着となりました。優勝はドウデュース。後方でじっくり脚をため、絶妙な動き出しと差し切りでした。2着スターズオンアース。外枠を考慮して無印にしたのですが、スタートから出して行って、ロスのない道中だったと思います。負けて強しのレースだったと思います。

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