有馬記念 2016 過去10年のデータと予想

日程 2016年12月25日(日曜日)
開催 中山競馬場 10R
距離 芝2500m
格付け GⅠ
条件 サラ系3歳以上
斤量 定量(3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬2kg減)
出走数 16頭
天気 晴れ参考 中山競馬場 – Yahoo!天気・災害

国内最大のグランプリレースG1「有馬記念2016」です。一年を締めくくるレースと言っても良いでしょう。(日程的には、このあとG2ホープフルステークス2016がありますが…)毎年、国内トップクラスの馬が集結するので、本当に楽しみな一戦ですね。

過去10年の有馬記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。数千円という決着が2回ありますが、ともに優勝馬がオルフェーヴル(2013年)とディープインパクト(2009年)の格が違う馬が優勝した年でした。今年は、恐らく数万円以上の決着になるのではないかと思っています。2007年や2008年のように波乱も想定しておきたいですね。

  • 2015年 125,870円
  • 2014年 109,590円
  • 2013年 5,240円
  • 2012年 24,250円
  • 2011年 78,260円
  • 2010年 60,770円
  • 2009年 18,890円
  • 2008年 985,580円
  • 2007年 800,880円
  • 2006年 9,680円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考ください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

横にスクロールして下さい。
有馬記念2016
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2015 1 7 牡4 ゴールドアクター 8 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.0)
2 9 牡4 サウンズオブアース 5 ジャパンカップ(G1) 5着(0.3)
3 11 牡3 キタサンブラック 4 菊花賞(G1) 1着(-0.0)
2014 1 4 牝5 ジェンティルドンナ 4 ジャパンカップ(G1) 4着(0.9)
2 5 牡3 トゥザワールド 9 菊花賞(G1) 16着(4.2)
3 14 牡5 ゴールドシップ 1 凱旋門賞(G1) 14着
2013 1 6 牡5 オルフェーヴル 1 凱旋門賞(G1) 2着
2 4 牡5 ウインバリアシオン 4 金鯱賞(G2) 3着(0.5)
3 14 牡4 ゴールドシップ 2 ジャパンカップ(G1) 15着(1.4)
2012 1 13 牡3 ゴールドシップ 1 菊花賞(G1) 1着(-0.3)
2 6 牡4 オーシャンブルー 10 金鯱賞(G2) 1着(-0.1)
3 9 牡5 ルーラーシップ 2 ジャパンカップ(G1) 3着(0.4)
2011 1 9 牡3 オルフェーヴル 1 菊花賞(G1) 1着(-0.4)
2 5 牡4 エイシンフラッシュ 7 ジャパンカップ(G1) 8着(0.7)
3 7 牡4 トゥザグローリー 9 ジャパンカップ(G1) 11着(0.8)
2010 1 1 牡3 ヴィクトワールピサ 2 ジャパンカップ(G1) 3着(0.0)
2 7 牝4 ブエナビスタ 1 ジャパンカップ(G1) 2着(降着)(-0.3)
3 11 牡3 トゥザグローリー 14 中日新聞杯(G3) 1着(-0.3)
2009 1 9 牡5 ドリームジャーニー 2 天皇賞秋(G1) 6着(0.8)
2 2 牝3 ブエナビスタ 1 エリザベス女王杯(G1) 3着(0.3)
3 6 牡8 エアシェイディ 11 ジャパンカップ(G1) 5着(0.6)
2008 1 13 牝4 ダイワスカーレット 1 天皇賞秋(G1) 2着(0.0)
2 14 牡7 アドマイヤモナーク 14 ジャパンカップ(G1) 12着(0.8)
3 6 牡7 エアシェイディ 10 天皇賞秋(G1) 5着(0.1)
2007稍重 1 3 牡4 マツリダゴッホ 9 天皇賞秋(G1) 15着(1.7)
2 7 牝3 ダイワスカーレット 5 エリザベス女王杯(G1) 1着(-0.1)
3 4 牡6 ダイワメジャー 6 マイルチャンピオンシップ(G1) 1着(-0.0)
2006 1 4 牡4 ディープインパクト 1 ジャパンカップ(G1) 1着(-0.3)
2 1 牡5 ポップロック 6 Melbourne Cup(G1) 2着
3 5 牡5 ダイワメジャー 3 マイルチャンピオンシップ(G1) 1着(-0.1)
前走G1(特にジャパンカップ)

過去10年の有馬記念3着以内30頭中26頭を占めます。特に前走がジャパンカップだった馬は11頭を占め、馬券に絡まなかったのは2007年のみです。

なお前走がG1以外だった馬は、以下の4頭になります。4頭とも重賞で好走(3頭が重賞勝ち)していました。

  • 2015年1着ゴールドアクター(前走アルゼンチン共和国杯1着)
  • 2013年2着ウインバリアシオン(前走金鯱賞3着)
  • 2012年2着オーシャンブルー(前走金鯱賞1着)
  • 2010年3着トゥザグローリー(前走中日新聞杯1着)
3~5歳馬

過去10年の有馬記念3着以内30頭中26頭が3~5歳馬でした。特に2010年以降は、6歳以上の馬が馬券に絡んでいません。

  • 3歳8頭
  • 4歳10頭
  • 5歳8頭
  • 6歳1頭
  • 7歳2頭
  • 8歳1頭

穴馬(2000年以降)

全ての穴馬に共通するデータではありませんが、好走例の多い穴馬のデータです。(昨年のゴールドアクターは当てはまりません。)

ここでは8番人気以下の穴馬をまとめました。およそ2年に1度の周期で人気薄が来ているので、今年は面白いかもしれませんね。

有馬記念2016穴馬データ
年度 着順 馬番 性齢 馬名 前走 人気と単勝オッズ
2015 1 7 牡4 ゴールドアクター アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.0) 8番人気(17.0倍)
2014 2 5 牡3 トゥザワールド 菊花賞(G1) 16着(4.2) 9番人気(31.2倍)
2012 2 6 牡4 オーシャンブルー 金鯱賞(G2) 1着(-0.1) 10番人気(27.6倍)
2011 3 7 牡4 トゥザグローリー ジャパンカップ(G1) 11着(0.8) 9番人気(47.1倍)
2010 3 11 牡3 トゥザグローリー 中日新聞杯(G3) 1着(-0.3) 14番人気(75.9倍)
2009 3 6 牡8 エアシェイディ ジャパンカップ(G1) 5着(0.6) 11番人気(32.0倍)
2008 2 14 牡7 アドマイヤモナーク ジャパンカップ(G1) 12着(0.8) 14番人気(90.2倍)
3 6 牡7 エアシェイディ 天皇賞秋(G1) 5着(0.1) 10番人気(36.1倍)
2007 1 3 牡4 マツリダゴッホ 天皇賞秋(G1) 15着(1.7) 9番人気(52.3倍)
2004 3 6 牡5 シルクフェイマス 天皇賞秋(G1) 10着(1.7) 9番人気(27.3倍)
2002 2 8 牡5 タップダンスシチー 京阪杯(G3) 5着(0.4) 13番人気(86.3倍)
3 6 牡4 コイントス アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.5) 8番人気(29.2倍)
2001 2 1 牡6 アメリカンボス ジャパンカップ(G1) 10着(1.8) 13番人気(116.9倍)
2000 3 12 牡8 ダイワテキサス ジャパンカップ(G1) 5着(0.5) 13番人気(81.0倍)
ポイント

2000年以降の有馬記念では、8番人気以下から3着以内に入った馬は14頭いますが、14頭中9頭に共通点があります。ちなみに、共通点を持たない馬は以下5頭です。

  • 2015年1着ゴールドアクター
  • 2012年2着オーシャンブルー
  • 2011年3着トゥザグローリー
  • 2010年3着トゥザグローリー
  • 2004年3着シルクフェイマス

9頭の共通点は、同年の中山芝重賞で3着以内の経験です。

  • 2000年3着ダイワテキサス(2000年中山記念1着、2000年新潟記念[中山開催]1着)
  • 2001年2着アメリカンボス(2001年AJCC1着、2001年中山記念1着)
  • 2002年2着タップダンスシチー(2002年日経賞2着、2002年アルゼンチン共和国杯[中山開催]3着)
  • 2002年2着コイントス(2002年日経賞3着、2002年アルゼンチン共和国杯[中山開催]2着)
  • 2007年1着マツリダゴッホ(2007年AJCC1着、2007年日経賞3着、2007年オールカマー1着)
  • 2008年2着アドマイヤモナーク(2008年日経賞3着)
  • 2008年3着エアシェイディ(2008年中山金杯2着、2008年AJCC1着、2008年中山記念3着)
  • 2009年3着エアシェイディ(2009年AJCC2着)
  • 2014年2着トゥザワールド(2014年弥生賞1着、2014年皐月賞2着)
今年の穴馬

8番人気以下(推定)&今年の中山芝重賞で3着以内の経験がある今年の出走馬は、以下3頭です。

  • ヤマカツエース(中山金杯1着)
  • アルバート(ステイヤーズステークス1着)
  • サトノノブレス(オールカマー2着)

ステイヤーズステークスの実績で穴をあけた馬がいないので、アルバートは狙い難いところです。昨年は同ローテで11着に敗れています。サトノノブレスは、人気薄確実なので、オッズ的には紐に入れても面白いかもしれませんね。

前年度3着以内に入った3歳馬(2002年以降)

2002年以降、3歳時に有馬記念で3着以内に入った馬は、計12頭います。そのうち翌年の有馬記念にも出走した馬は、2010年のヴィクトワールピサを除く7頭全てが馬券圏内に入っています。

今年は、昨年3着のキタサンブラックが候補になります。好走を期待したいですね。

有馬記念3歳馬データ
年度 着順 性齡 馬名 翌年 着順 性齡 馬名
2015 3 牡3 キタサンブラック 2016 牡4 キタサンブラック
2014 2 牡3 トゥザワールド 2015 出走なし 牡4 トゥザワールド
2012 1 牡3 ゴールドシップ 2013 3 牡4 ゴールドシップ
2011 1 牡3 オルフェーヴル 2012 出走なし 牡4 オルフェーヴル
2010 1 牡3 ヴィクトワールピサ 2011 8 牡4 ヴィクトワールピサ
2010 3 牡3 トゥザグローリー 2011 3 牡4 トゥザグローリー
2009 2 牝3 ブエナビスタ 2010 2 牝4 ブエナビスタ
2007 2 牝3 ダイワスカーレット 2008 1 牝4 ダイワスカーレット
2005 2 牡3 ディープインパクト 2006 1 牡4 ディープインパクト
2003 2 牡3 リンカーン 2004 出走なし 牡4 リンカーン
2003 3 牡3 ゼンノロブロイ 2004 1 牡4 ゼンノロブロイ
2002 1 牡3 シンボリクリスエス 2003 1 牡4 シンボリクリスエス

馬券予想

過去10年の傾向から「前走G1(特にジャパンカップ)」「3~5歳馬」に注目です。

有馬記念2016は、当然ながら豪華なメンバーが揃いましたが、中でも注目は、ファン投票1位のキタサンブラックでしょうか。3歳の昨年は3着に好走し、能力の高さを伺わせる結果となりました。その後、国内の重賞で1度も崩れること無く、天皇賞春2016とジャパンカップ2016優勝、宝塚記念2016では3着に好走しました。去年好走した相性の良い舞台ですし、能力に陰りが出てきた印象もありません。ここは上位争いを期待したいですね。

以下、簡単な考察と予想です。引き続き馬券予想もアッサリした内容になります。すいません(;´д`)

①キタサンブラック

内枠が優勢というレースだけに、絶好枠ですね。特に言うこともなく、天皇賞春2016&ジャパンカップ2016に続いて、本命で狙いたいです。データ的にも、昨年3歳時に3着以内に好走している馬は「買い」だと思います。

過去、逃げ切り勝ちは2008年のダイワスカーレットのみで、このメンバー相手に逃げ切れるのは至難の業だと思いますが、少なくとも上位争いは期待したいですね。

②ゴールドアクター

長い直線の東京よりも中山がベストでしょうか。確かに昨年の有馬記念2015優勝後は、日経賞2016~オールカマー2016と中山の重賞では強い勝ち方で結果を残しています。

前走ジャパンカップ2016は、プラス8kgの過去最高の体重(504kg)での出走でした。今回きっちり絞れていれば、上位争い必死の1頭になりそうです。

④ヤマカツエース

今年の中山重賞(中山金杯2016)勝ち&前走重賞(金鯱賞2016)勝ちは、穴馬の要素ですね。前走金鯱賞2016はプラス20kgという馬体重で馬が変わったかのような差し切り勝ちでした。キングカメハメハ産も冬の中山は良さそうですし、一発あってもおかしくはないと思います。

戦績を見ると、NHKマイルカップ2016~宝塚記念2016~天皇賞秋2016と出走したG1は大敗が続いています。能力的には、上位人気馬より下だと思うので、あくまで押さえの穴馬という感じでしょうか。

⑥サウンズオブアース

先週のBSイレブン競馬中継の藤岡調教師のインタビューを見ると、状態は良さそうでした。昨年も、かなり状態が良さそうだったので押さえていましたが、ひょっとすると冬の寒い時期に状態がよくなるタイプかもしれません。

ムラのある成績と古馬になってから一度も勝てていない成績を見ると、押さえまでという印象ですが、怖い1頭だと思います。

⑧ミッキークイーン

叩いて良くなるタイプのようですが、前走エリザベス女王杯2016は休養明け(プラス10kg)で出走し、3着に好走しました。

休養明け2戦目の今回は、上積みを期待できそうですが、牡馬相手にどこまで…という感じはします。人気も落ち着きそうなので、穴狙いであれば十分に面白いと思います。

⑪サトノダイヤモンド

能力&実績ともに勝ち負け候補になりそうです。

日本ダービー2016は、マカヒキと差のない2着でしたが、落鉄が無ければ勝っていたんじゃないかと思っています。キタサンブラックが差されるとすれば、サトノダイヤモンドが最有力候補でしょうか。

⑫サトノノブレス

穴馬候補になりそうな今年の中山重賞好走馬(オールカマー2016 2着)です。オールカマー2016では斤量差がありましたが、ゴールドアクターと時計差のない2着に好走しています。

今年のG1(天皇賞春2016~宝塚記念2016~天皇賞秋2016)では大敗が続いているので、能力的には一枚下という感じはしますね。下位人気になりそうなので、オッズ的には紐に押さえていても面白いかもしれません。

⑭シュヴァルグラン、⑮アルバート、⑯ マリアライト

外枠の有力馬ですが、やはり外枠(7~8枠)は買い難いですね…。過去10年では、7枠からはゴールドシップ(2012年1着、2013年3着、2014年3着)、8枠からはダイワスカーレット(2008年1着)とアドマイヤモナーク(2008年2着)の3頭のみです。2008年は、ダイワスカーレットの逃げで人気薄の外差しが来た例外的な年でした。

ともに一発ありそうな3頭ですが、当日、外が決まるような馬場で無ければ、積極的には狙い難い印象です。

買い方

◎①キタサンブラック

○⑪サトノダイヤモンド

▲④ヤマカツエース

△⑫サトノノブレス

本命&対抗は、人気のキタサンブラックとサトノダイヤモンドにしました。特に絶好枠のキタサンブラックには期待したいですね。押さえの2頭は、ヤマカツエースとサトノノブレスの人気薄の穴馬を狙ってみました。硬く決まっても面白くないので、少波乱を期待したいです。

3連複ボックス ◎○▲△ 計4点

3連単 ◎ → ○▲△ → ○▲△ 計6点

合計10点

有馬記念2016なので、いつもより多めの10点にしました。

ゴールドアクター、サウンズオブアース、マリアライトなど、気になる馬が多いので取捨に悩みますね。無印の馬では、シュヴァルグランとミッキークイーンの2頭が気になって仕方がないです(・Θ・;)

結果

引き続き、より簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、4着、13着でした。

本命◎キタサンブラックは2着でした。

有馬記念2016
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 11 牡3 サトノダイヤモンド 1 菊花賞(G1) 1着(-0.4)
2 1 牡4 キタサンブラック 2 ジャパンカップ(G1) 1着(-0.4)
3 2 牡5 ゴールドアクター 3 ジャパンカップ(G1) 4着(0.6)

惜しかったです…(´・ω・`)こんな順当な有馬記念2016は、有馬記念じゃない!と思いたいです。

最後の直線で、ヤマカツエース(8番人気)が凄まじい脚で内から伸びてきていました。ゴールドアクター(3番人気)差されろーと願ってましたが、届かず…。ゴールドアクターが3着の方が大多数の方が馬券当たることになるんでしょうけどね。

解説の安藤勝己元騎手も言ってましたが、キタサンブラックはサトノダイヤモンドとサトノノブレスに交互に突かれて厳しい競馬になったと思います。武豊ジョッキーも組織力の差ということも言っていたので、「サトノ」で勝ちに来たという感じがしました。

しかしこのメンバーで勝ち切ったサトノダイヤモンドは、次走以降が楽しみですね。まだ3歳馬です。

5~6着には、無印で気になって仕方なかったミッキークイーンとシュヴァルグランが入りました。予想的にはいい線だったと思いますが…、ゴールドアクターだけは悔しいですね。

次走情報