日程 | 2017年6月11日(日曜日)日本時間:7時37分 |
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開催 | アメリカ合衆国ベルモントパーク競馬場 |
距離 | ダート12ハロン(約2414m) |
格付け | GⅠ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 牡馬・セン馬 約57.2kg牝馬 約54.9kg |
アメリカのクラシック三冠競走の三冠目、G1「ベルモントステークス2017」です。ベルモントステークス2017は、JRAからインターネット投票(A-PAT、即PAT)で、馬券が販売されます。
日本からは、エピカリスが出走を予定しています。昨年、日本からはラニが出走し、3着に好走。日本馬には無縁のレースという感じでしたが、2年連続の日本馬出走ということになりました。
では以下、過去10年のベルモントステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 前走 |
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2016 | 1 | 13 | クリエイター | ケンタッキーダービー(G1) 13着 |
2 | 2 | デスティン | ケンタッキーダービー(G1) 6着 | |
3 | 10 | ラニ | プリークネスステークス(G1) 5着 | |
2015 | 1 | 5 | アメリカンフェイロア | プリークネスステークス(G1) 1着 |
2 | 6 | フロステッド | ケンタッキーダービー(G1) 4着 | |
3 | 7 | キーンアイス | ケンタッキーダービー(G1) 7着 | |
2014 | 1 | 11 | トゥーナリスト | ピーターパンステークス(G2) 1着 |
2 | 8 | コミッショナー | ピーターパンステークス(G2) 2着 | |
3 | 1 | メダルカウント | ケンタッキーダービー(G1) 8着 | |
2013 | 1 | 12 | パレスマリス | ケンタッキーダービー(G1) 12着 |
2 | 7 | オックスボウ | プリークネスステークス(G1) 1着 | |
3 | 5 | オーブ | プリークネスステークス(G1) 4着 | |
2012 | 1 | 3 | ユニオンラグス | ケンタッキーダービー(G1) 7着 |
2 | 9 | ペインター | 条件戦(ダート1700m) 1着 | |
3 | 4 | アッティガン | 条件戦(ダート1700m) 1着 | |
2011 | 1 | 3 | ルーラーオンアイス | フェデリコテシオステークス 2着 |
2 | 2 | ステイサースティ | ケンタッキーダービー(G1) 12着 | |
3 | 5 | ブリリアントスピード | ケンタッキーダービー(G1) 7着 | |
2010 | 1 | 7 | ドロッセルマイヤー | ドワイヤーステークス(G2) 2着 |
2 | 5 | フライダウン | ドワイヤーステークス(G2) 1着 | |
3 | 11 | ファーストデュード | プリークネスステークス(G1) 2着 | |
2009 | 1 | 4 | サマーバード | ケンタッキーダービー(G1) 6着 |
2 | 2 | ダンケルク | ケンタッキーダービー(G1) 11着 | |
3 | 7 | マインザットバード | プリークネスステークス(G1) 2着 | |
2008 | 1 | 6 | ダタラ | バーバロステークス 2着 |
2 | 4 | デニスオブコーク | ケンタッキーダービー(G1) 3着 | |
3 | 7 | アナックナカル | ケンタッキーダービー(G1) 7着 | |
3 | 8 | レイディーズエコー | ピーターパンステークス(G2) 3着 | |
2007 | 1 | 7 | ラグストゥリッチーズ(牝) | ケンタッキーオークス(G1) 1着 |
2 | 3 | カーリン | プリークネスステークス(G1) 1着 | |
3 | 2 | ティアゴ | ケンタッキーダービー(G1) 7着 |
前走アメリカのダート戦
過去10年のベルモントステークス3着以内31頭中31頭を占めます。そのうち重賞に出走していた馬は、27頭に及びます。
前走クラシック牡馬三冠レース(ケンタッキーダービー、プリークネスステークス)
過去10年のベルモントステークス3着以内31頭中22頭を占めます。
前走プリークネスステークス組は、プリークネスステークス好走馬が多い印象で、プリークネスステークスで1~5着だった馬がベルモントステークスでも馬券圏内に好走しています。
一方、前走ケンタッキーダービー組は、ケンタッキーダービー大敗から巻き返しが多く、ケンタッキーダービーで7着前後だった馬の他、二桁着順だった馬がベルモントステークスで馬券圏内に好走する例が多いです。
日本調教馬の成績
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 前走 |
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2016 | 3 | 10 | ラニ | プリークネスステークス(G1) 5着 |
2008 | 取消 | 5 | カジノドライブ | ピーターパンステークス(G2) 1着 |
日本調教馬はラニとカジノドライブの2頭ですが、カジノドライブは出走取消となったため、ベルモントステークスに出走した日本調教馬は、ラニだけです。ともにアメリカ産の馬で、前走でアメリカのダート重賞を使っていました。
今年は、日本からエピカリスが出走を予定していますが、エピカリスは日本産の馬で、前走はUAEダービー2017に出走しています。過去データ的には、イレギュラーな1頭になりました。
過去10年では、ベルモントステークス3着以内の全頭が前走でアメリカのダートレースに出走しています。ぶっつけ本番という印象が強く、データ的には狙いにくいですが、ラニに続く好走を期待したいですね。