日程 | 2019年10月19日(土曜)日本時間:15時15分発走予定 |
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開催 | オーストラリアコーフィールド競馬場 |
距離 | 芝2400m |
格付け | G1 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
コーフィールドカップ2019
オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われるG1コーフィールドカップ2019。ハンデキャップ競走ということもあり、過去、波乱決着の多い一戦です。今年は、日本からメールドグラースが出走を予定しています。
配当
JRAで馬券が販売された昨年のコーフィールドカップの配当を見ると、大波乱まではいかないものの、1~2番人気が馬券圏外となり、3連複で万馬券が出ています。ハンデ戦ですし、今年も波乱を想定しても良いかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 6,750円 | 13,190円 | 80,160円 |
では以下、過去10年のコーフィールドカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2018重 | 1 | 17 | 1 | 牡4 | 57.5 | ベストソリューション | 4 | バーデン大賞(G1) 1着 |
2 | 4 | 13 | セ4 | 53 | ホームズマン | 7 | ラドブロークスステークス(G1) 7着 | |
3 | 3 | 2 | 牡4 | 56.5 | ザクリフスオブモハー | 3 | ラドブロークスステークス(G1) 4着 | |
2017良 | 1 | 3 | 13 | 牡6 | 52 | ブームタイム | ハーバートパワーステークス(G2) 4着 | |
2 | 12 | 10 | 牝5 | 53 | シングルゲイズ | コーフィールドステークス(G1) 4着 | ||
3 | 2 | 3 | 牡4 | 54.5 | ヨハネスフェルメール | ラドブロークスステークス(G1) 2着 | ||
2016良 | 1 | 11 | 11 | 牝4 | 52.5 | ジャメーカ | ターンブルステークス(G1) 2着 | |
2 | 6 | 4 | セ4 | 55 | スコティッシュ | ストレンソールステークス(G3) 1着 | ||
3 | 3 | 3 | 牡4 | 55.5 | エクソスフェリック | インターナショナルステークス(G1) 5着 | ||
2015良 | 1 | 6 | 6 | 牡4 | 55 | モンゴリアンカーン | コーフィールドステークス(G1) 3着 | |
2 | 4 | 7 | セ4 | 55 | トリップトゥパリス | ロンズデールカップ(G2) 5着 | ||
3 | 13 | 4 | 牡5 | 55.5 | アイヴァンホウ | バートカミングス(G3) 2着 | ||
2014良 | 1 | 7 | 1 | 牡6 | 58 | アドマイヤラクティ | 天皇賞春(G1) 13着(1.1) | |
2 | 14 | 16 | 牡4 | 53 | ライジングロマンス | クレーブンプレート(G3) 2着 | ||
3 | 10 | 15 | 牝4 | 53 | ルチアヴァレンティナ | ターンブルステークス(G1) 1着 | ||
2013良 | 1 | 10 | 7 | セ6 | 55 | フォークナー | ターンブルステークス(G1) 3着 | |
2 | 16 | 2 | 牡6 | 56.5 | ダンディーノ | アメリカンセントレジャーステークス(LR) 1着 | ||
3 | 18 | 18 | 牝4 | 53 | ディアーデミ | ターンブルステークス(G1) 8着 | ||
2012良 | 1 | 18 | 2 | 牡6 | 58 | ドゥーナデン | Kジョージ6世&QエリザベスS(G1) 6着 | |
2 | 8 | 15 | セ8 | 52.5 | アルコポップ | コーフィールドステークス(G1) 2着 | ||
3 | 7 | 12 | 牝5 | 53 | ライツオブヘブン | ヒルステークス(G2) 3着 | ||
2011良 | 1 | 4 | 18 | 牝4 | 52.5 | サウザンスピード | ターンブルステークス(G1) 4着 | |
2 | 17 | 16 | 牡4 | 53 | グリーンムーン | ニューカッスルゴールドカップ(G3) 1着 | ||
3 | 15 | 11 | セ5 | 54.5 | タラモア | メトロポリタンハンデキャップ(G1) 8着 | ||
2010不良 | 1 | 15 | 15 | セ4 | 52.5 | デスカラード | ターンブルステークス(G1) 14着 | |
2 | 8 | 6 | セ5 | 54 | ハリストゥイード | バートカミングス(LR) 1着 | ||
3 | 12 | 9 | 牡4 | 54 | モナココンスル | ターンブルステークス(G1) 12着 | ||
2009稍重 | 1 | 13 | 1 | 牡6 | 57 | ビュード | ターンブルステークス(G1) 7着 | |
2 | 4 | 7 | 牡4 | 54 | ローマンエンペラー | ターンブルステークス(G1) 9着 | ||
3 | 18 | 17 | セ5 | 51 | ビガー | ターンブルステークス(G1) 13着 |
前走オーストラリアのG1レースの3レースを合わせると、過去10年のコーフィールドカップ3着以内30頭中17頭を占めます。近年は、ラドブロークスステークス組の好走例が目立ちます。
過去10年のコーフィールドカップ3着以内30頭中19頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。昨年は、1着3着4着にイギリスとアイルランド調教馬が好走。重馬場のタフな馬場が影響した可能性はありそうです。
過去10年のコーフィールドカップ3着以内30頭中13頭を占めます。そのうち12頭がオーストラリア調教馬でした。軽ハンデのオーストラリア調教馬が穴馬候補といえるかもしれません。
日本調教馬の成績
年度 | 着順 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2005 | 2 | 牡5 | 54 | アイポッパー | 天皇賞春(G1) 3着 | |
2006 | 3 | 牡5 | 56 | デルタブルース | 天皇賞春(G1) 10着 | |
7 | 牡5 | 53 | ポップロック | 目黒記念(G2) 1着 | ||
2010 | 12 | 牡8 | 54.5 | トウカイトリック | 天皇賞春(G1) 9着 | |
2014 | 1 | 牡6 | 58 | アドマイヤラクティ | 天皇賞春(G1) 13着 | |
2015 | 6 | 牡6 | 57 | フェイムゲーム | 天皇賞春(G1) 2着 | |
10 | 牡8 | 55.5 | ホッコーブレーヴ | 天皇賞春(G1) 6着 | ||
2018 | 13 | 牡4 | 55.5 | チェスナットコート | 5 | 目黒記念(G2) 11着 |
14 | 牡5 | 53 | ソールインパクト | 10 | 目黒記念(G2) 5着 |
過去、日本調教馬が計9頭出走。そのうち3頭が3着以内に好走していますが、近年は結果を残せていません。3着以内に好走した日本馬3頭ともに、国内G1レースで好走歴がありました。
- アイポッパー(天皇賞春3着)
- デルタブルース(菊花賞優勝、ジャパンカップ3着など)
- アドマイヤラクティ(天皇賞春4着、ジャパンカップ4着など)
予想
日本馬メールドグラースが人気の中心となりそうな今年のコーフィールドカップ2019。相手関係が分からないものの、重賞3連勝の勢いもありますし、勝ち負けがあっても良さそうです。
以下、簡単な考察と予想です。ゲート番号21のメールドグラースをスルー。オーストラリア調教馬と外過ぎないゲート番号の馬を中心に狙いましたが、全く当たる気がしません。なお投票はゲート番号ではなく馬番です。ご注意ください。
直近2戦は、イギリスの重賞で2着。後に前走の優勝馬ロジシャンは、デビューから5連勝でG1セントレジャーステークスを制しています。斤量53kgに加え、外過ぎないゲート番号と考えれば、ここは上位争いに加わっても良さそうです。
好走例の多い前走オーストラリアのG1(ターンブルステークス4着)出走馬。軽ハンデのオーストラリア調教馬というのも魅力です。
2走前プリンセスオブウェールズ・タッターソールステークスの優勝馬コミュニケは、後のG1ベルリン大賞で2着。抜けた強さを感じないものの、相手なりに走るタイプと考えれば、押さえて良いかもしれません。
好走例の多い前走オーストラリアのG1(ターンブルステークス3着)出走馬。今年、オーストラリアのG1レースを7戦使って、全て3~4着という安定感のある成績を残しています。日本の感覚では、レースを使い過ぎという印象はしますが…。ここは適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、4着、7着でした。本命◎コンスタンティノープルは、4着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 21 | 3 | 牡4 | メールドグラース | 1 | 小倉記念(G3) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 9 | 14 | セ4 | ヴァウアンドディクレア | 4 | ターンブルステークス(G1) 4着 | |
3 | 13 | 2 | 牡5 | ミラージュダンサー | 7 | グロリアスステークス(G3) 2着 |
21番ゲートを嫌ったメールドグラースの差し切り勝ちでした。しかし馬番とゲート番号が異なる海外競馬のため、どこに何がいるのかよくわからず…。
直線横に広がっての直線勝負。大外から楽な手応えでメールドグラースが出て来て、そのまま抜け出しての完勝でした。日本の重賞同様、最後広いところに出しての直線一気は強いですね。あとは国内G1クラスの馬相手にこの競馬が出来るかがポイントになりそうです。2~4着には、馬券的に押さえていた馬が好走。ほとんど適当に選んでいたため、偶々だと思います。