マイルチャンピオンシップ南部杯2019過去10年のデータと予想

マイルチャンピオンシップ南部杯2019

地方交流G1マイルチャンピオンシップ南部杯2019です。例年、JRA所属の国内トップのダート馬が集まります。過去、コパノリッキー（2016～2017年）、ベストウォーリア（2014～2015）、エスポワールシチー（2012～2013年）と、リピーターの優勝も多い一戦。今年も昨年の上位馬に注目が集まりそうです。

配当

過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の配当を見ると、順当な決着が多いレースといえそうです。2010年と2017年に高配当が出ているものの、過去8回で馬連や3連複がトリガミになりそうな払い戻しが続いています。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、東京競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯3着以内30頭中27頭を占めます。大穴の好走が少ないと言えそうです。高配当となった2010年と2017年を除くと、上位3頭は1番人気＋2～3番人気＋4～6番人気という決着が続いています。

前走この3レースのいずれかに出走していた馬を合わせると、過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯3着以内30頭中15頭を占めます。前走連対馬を中心に、好走例の多いローテです。

予想

今年のマイルチャンピオンシップ南部杯2019は、ゴールドドリームとルヴァンスレーヴの対決となった昨年と比べると、層が薄いメンバー構成という印象です。ゴールドドリームの一強になりそうですが、サンライズノヴァなど重賞実績馬が集まったこともあり、上位争いはやや混戦模様だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。

ここは深く考えず、本命です。脚を溜めるタイプなので、逃げ先行馬が残るような展開になると、捕まえきれず…ということがあるかもしれません。

過去、好走例の多い帝王賞組。実績面から2000m超がベストという印象ですが、今回のゴールドドリーム一強というメンバーなら無視もできず…。前々で進めることが出来れば、上位争いに加わるシーンがあっても良さそうです。

前走日本テレビ盃を逃げて2着。楽に3歳馬クリソベリル（5戦5勝、うち重賞3勝）に突き放されていましたが、クリソベリルが相手なら仕方ないところでしょうか。今回も前々での競馬に期待して…。

過去、好走例の多いプロキオンステークス組。前走は、前に行ったマテラスカイとサクセスエナジーが共倒れたところを好位から差し切っての優勝でした。ただ追い込み不発で4着に敗れたサンライズノヴァを除く上位陣を見る限りは、G1クラスの相手にどこまで…という感じはします。ここは好ローテに期待して、一応の押さえです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、5着、7着でした。本命◎ゴールドドリームは、3着でした。

スルーしたサンライズノヴァの快勝。いつものように後ろからだと届かないだろうと思って軽視していたのですが、一転、先行集団のすぐ後ろで脚を溜める競馬でした。捲るようにして出していき、そのまま抜け出しての完勝。こればかりは、吉原ジョッキーの好騎乗という印象でした。

3着ゴールドドリーム。馬の力で何とか3着という印象のレースでした。ここを使って次走が狙い目という感じもしますが、一強というメンバー構成だっただけに、不安が残る内容だったと思います。