セントウルステークス2021過去データと予想

セントウルステークス2021

サマースプリントシリーズ最終戦、セントウルステークス2021です。例年、サマースプリントシリーズのチャンピオン争いのほか、スプリンターズステークス前哨戦という側面もあるため、ハイレベルなメンバーが集う傾向にあります。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で中京競馬場で開催されます。

中京競馬場の芝1200mコース

配当

過去10年のセントウルステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は大波乱こそ少ないものの、好配当が続いています。順当な決着となった2013年や2016年、2018年は、G1馬ビッグアーサーやロードカナロア、ファインニードルが出走していました。

では過去10年のセントウルステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のセントウルステークス3着以内30頭中11頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。

過去10年のセントウルステークス3着以内30頭中11頭を占めます。北九州記念で馬券圏外だった馬の巻き返しが目立ちます。

予想

セントウルステークス2021は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。傾向から前走北九州記念出走馬のほか、前走重賞好走馬などが馬券候補になるでしょうか。特に近年は1番人気馬の優勝が続いているので、人気を集めそうなレシステンシアが狙い目になるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。上位人気馬を中心に選びました。

日本レコード決着となった前走CBC賞で2着に好走。逃げ馬が優勝する流れの中、見せ場のある追い込みだったと思います。今回は、前走以上のメンバー構成になりますが、前走の内容と3歳馬の成長に期待して、本命評価にしました。

高松宮記念2着馬。休養明けとG1に向けての一戦ということで評価を下げましたが、あっさり優勝があっても良さそうです。

直近3戦のスプリント重賞で2着。僅差の接戦での敗戦が続いていることを考えると、さらにメンバーが強くなるここではどうかな…という感じはします。相手なりに走るタイプなら、今回も上位争いがあっても良さそうですが…。

例年中穴ぐらいの馬が馬券圏内に好走する傾向があるので、適当に押さえました。前走CBC賞は、ピクシーナイトと小差の4着。斤量が1kg重くなるピクシーナイトに対して、タイセイビジョンは前走から斤量が1kg軽くなります。前走並みに走れば、差が縮まっても良いかもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、7着でした。本命◎ピクシーナイトは、2着でした。

本命対抗の人気馬レシステンシアとピクシーナイトによる決着でした。この2頭が抜けてるようなレースとなりました。

押さえていたカレンモエ。卒なく周ってきたものの、メンバーが強くなったここでは、少し足りない感じになってしまったと思います。もう一頭押さえていたタイセイビジョン。後方からの外に出しての追い込みで、前走のような良さは出せず7着…。馬体重減少の影響もあったかもしれません。