チェアマンズスプリントプライズ2024過去データと予想

チェアマンズスプリントプライズ2024血統データ表

チェアマンズスプリントプライズの血統データ（父と母父）を色分けして、視覚的に分かりやすくしました。過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめています。

fukakukeiba.com

2024.04.28

チェアマンズスプリントプライズ2024

日本時間4月28日に香港のシャティン競馬場で香港チャンピオンズデーが行われます。今年も日本馬の出走が予定されており、G1レース3競走の馬券（チェアマンズスプリントプライズ、チャンピオンズマイル、クイーンエリザベス2世カップ）も発売されます。現地と日本の時差がほとんど無いため、日本の競馬開催時刻と同じ時間帯で楽しむことが出来ます。

チェアマンズスプリントプライズ2024は、2016年の国際G1昇格のタイミングで、2月開催からこの時期の開催に変更となりました。そのため2016年以降の過去8年のデータを扱っています。日本からサンライズロナウド、マッドクールの2頭が出走を予定しています。日本馬が苦戦しているレースですが、どうなるでしょうか。

では以下、過去8年のチェアマンズスプリントプライズで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

配当

JRAで馬券が販売された過去5年（3回）のチェアマンズスプリントプライズを見ると、傾向が読めないレースといえそうです。データとしては3年分しかないため、あまり気にしないでも良いと思います。

では以下、過去8年のチェアマンズスプリントプライズで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去8年の1～3着馬の前走データ

過去8年のチェアマンズスプリントプライズ3着以内24頭中23頭を占めます。例年、上位争いは香港のセン馬が中心です。

過去8年のチェアマンズスプリントプライズ3着以内24頭中17頭を占めます。例年、前走スプリントカップ出走の香港馬が馬券圏内に好走しています。鉄板ローテといって良いと思います。

日本調教馬の成績（過去8年）

2018年のチェアマンズスプリントプライズに、当時のスプリント王者ファインニードルが出走し、4着に敗れています。上位3頭から離された4着で、香港スプリント戦線の層の厚さを感じます。その後、2021年もダノンスマッシュも敗れていますし、日本馬にとっては相性が良くないレースだと思います。

予想

以下、簡単な考察と予想です。

前走アルクオーツスプリントは、久々の1200m戦ながら、レコードでの完勝でした。好ローテというわけではありませんが、G1連勝の勢いに期待して本命評価にしました。

前走高松宮記念3着。タフな重馬場、初の左回りと合わないだろう条件で、ポテンシャルの高さを見せたと思います。直近2戦の勢いに期待して対抗評価にしました。

過去好走例が多い前走スプリントカップ出走馬。紐荒れ期待して適当に押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、5着、7着でした。本命◎カリフォルニアスパングルは、2着でした。

カスリもせず…。優勝は、好ローテのスプリントカップ2着馬インビンシブルセージでした。初重賞制覇がG1となりました。JRAで発売される香港G1では、こういう決着をしばしば見かけますが、頭から買うのは難しかったと思います。

２着には本命カリフォルニアスパングル。近走の勢いそのまま強さを見せたと思います。3着に大穴ムゲン。実績的には手が出せない馬ですが、JRAでは6番人気だったのは、少し驚きました。上手い人が多いですね。