チャレンジカップ2020過去データと予想

チャレンジカップ2020

G3チャレンジカップ2020です。翌年の芝中距離戦線に向けた一戦。ただ近年の上位馬を見る限り、出世レースという感じではありません。2012年から鳴尾記念と入れ替わるかたちで12月開催に変更、さらに2017年から芝2000m戦の別定戦に変更されています。

配当

12月開催となった過去8年のチャレンジカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。波乱傾向といえそうです。芝2000m戦となった2017年以降も3連複は好配当が出ています。

では過去8年のチャレンジカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去8年の1～3着馬の前走データ

過去8年のチャレンジカップ3着内24頭中4頭を占めます。4頭ともに前走菊花賞に出走していました。前走G1クラスのレースに出走していた馬を除くと、前走崩れていた馬は買い難い傾向にありそうです。

過去8年のチャレンジカップ3着以内24頭中13頭を占めます。前走が重賞レース以外の11頭中9頭が前走1着馬でした。

過去8年のチャレンジカップ3着以内24頭中15頭を占めます。毎年、中穴の好走が見られます。

予想

今年のチャレンジカップ2020は、例年と比べると層が薄いメンバーだと思います。ざっとメンバーを見た感じでは、ブラヴァスとレイパパレの2強。この2頭軸でも良さそうですが、他の候補がかなりの混戦模様なので、難解なレースになるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。

4戦4勝。前走大原ステークスは、周ってきただけと言っても良いほどの楽勝でした。初重賞になりますが、前走のパフォーマンスを見ると期待しても良さそうです。

直近2戦は、ジナンボーやクレッシェンドラヴを相手に1着2着。このメンバーなら勝ち負けがあっても良さそうです。前走新潟記念の勝利ジョッキーインタビューを見ると、まだ成長する余地がありそうな印象だったので、夏を超えたここで期待したい馬だと思います。

前走オープン特別4着。データ傾向からは買い難いところでしょうか。ただレイパパレとブラヴァスを除くと、候補にせざるをえないメンバー…。阪神芝2000mコースで連対を外していないのは魅力です。

長期休養明け以降、一度も馬券に絡まない状態が続いています。流石に買い難い馬だと思いますが、レイパパレとブラヴァス以外なら候補に挙がっても良いかもしれません。2017年のチャレンジカップ優勝の実績がありますし、条件自体は悪くなさそうです。紐荒れがあれば…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、4着でした。本命◎レイパパレは、1着でした。

トリガミ的中でした。本命レイパパレが危なげなく完勝。層が薄いメンバーではありましたが、来年も楽しみが大きいといって良さそうな勝ちっぷりだったと思います。2～3着は、順当に人気馬2頭。4着には、押さえていた穴馬サトノクロニクルが好走しました。