コックスプレート2019過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

コックスプレート2019過去10年のデータと予想

日程 2019年10月26日(土曜)日本時間:14時55分発走予定
開催 オーストラリアムーニーバレー競馬場
距離 芝2040m
格付け G1
条件 サラ系3歳以上
斤量 馬齢

コックスプレート2019

オーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われるG1コックスプレート2019。直近4年は、化け物クラスの馬ウィンクス(33連勝、G1レース25連勝で引退)が4連覇しています。ウィンクスが不在ですし、日本馬にもチャンスがあるかもしれません。

今年は、日本からクルーガーとリスグラシューの2頭が出走を予定しています。過去10年で日本馬の出走が無いため、レースレベルなど分かりませんが、実績面では2頭ともに楽しみが大きいと思います。

では以下、過去10年のコックスプレートで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

コックスプレート2019過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。馬名背景色は、調教国を表します。濃い黄色オーストラリア赤色イギリス濃い緑色アイルランド濃い青色ニュージーランドです。
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 斤量 馬名 前走
2018 1 6 6 牝7 57 ウィンクス ターンブルステークス(G1) 1着
2 3 1 牡4 59 ベンバトル ラドブロークスステークス(G1) 1着
3 7 2 セ6 59 ヒュミドール ラドブロークスステークス(G1) 3着
2017 1 5 8 牝6 57 ウィンクス ターンブルステークス(G1) 1着
2 7 3 セ5 59 ヒュミドール コーフィールドカップ(G1) 5着
3 4 5 セ4 59 フォークスウッド クランボーンカップ 1着
2016稍重 1 3 8 牝5 57 ウィンクス ラドブロークスステークス(G1) 1着
2 7 3 セ5 59 ハートネル ターンブルステークス(G1) 1着
3 1 10 牝3 47.5 ヤンキー ローズ スプリングチャンピオンテークス(G1) 1着
2015 1 1 14 牝4 55.5 ウィンクス エプソムハンデキャップ(G1) 1着
2 7 1 牡5 59 クライテリオン コーフィールドステークス(G1) 1着
3 4 13 牡3 56 ハイランドリール アイリッシュチャンピオンステークス(G1) 5着
2014 1 13 11 牡3 56 アデレード ニエル賞(G2) 3着
2 4 2 セ7 59 フォークナー コーフィールドステークス(G1) 1着
3 11 9 牝6 57 サイレントアチーバー ターンブルステークス(G1) 9着
2013 1 3 15 牡3 48.5 シャムスアワード コーフィールドギニー(G1) 3着
2 2 2 セ6 59 ハッピートレイルズ ターンブルステークス(G1) 1着
3 14 3 牡5 59 フィオレンテ ターンブルステークス(G1) 4着
2012稍重 1 9 9 牡4 57.5 オーシャンパーク コーフィールドステークス(G1) 1着
2 3 13 牡3 49.5 オールトゥーハード コーフィールドギニー(G1) 1着
3 7 12 牡3 49.5 ピエロ コーフィールドギニー(G1) 2着
2011稍重 1 12 11 牝4 52.5 ピンカーピンカー エプソムハンデキャップ(G1) 2着
2 10 5 牡4 53 ジミーチュー スプリングクラシック(G1) 1着
3 3 9 セ4 54.5 リーキンドルドインタレスト ターンブルステークス(G1) 5着
2010稍重 1 5 5 牡4 57.5 ソーユーシンク ヤルンバステークス(G1) 1着
2 6 1 セ9 59 ジッピング ターンブルステークス(G1) 1着
3 10 2 セ5 59 フービーガットユー ヤルンバステークス(G1) 3着
2009 1 7 14 牡3 49.5 ソーユーシンク コーフィールドギニー(G1) 5着
2 13 13 牡3 49.5 マンハッタンレイン コーフィールドギニー(G1) 3着
3 2 2 セ8 59 ジッピング ターンブルステークス(G1) 8着
前走オーストラリアのG1レース

過去10年のコックスプレート3着以内30頭中27頭を占めます。ターンブルステークス組やラドブロークスステークス組の好走例が目立ちます。

  • 前走ターンブルステークス9頭
  • 前走ラドブロークスステークス(旧コーフィールドステークス、旧ヤルンバステークス)8頭
オーストラリア調教馬

過去10年のコックスプレート3着以内30頭中23頭を占めます。例年、前走オーストラリアのG1レースを好走したオーストラリア調教馬が上位争いの中心となっています。

前走5着以内

過去10年のコックスプレート3着以内30頭中28頭を占めます。前走崩れていた馬は、劣勢傾向にありそうです。

予想

好メンバーという印象のコックスプレート2019。日本馬リスグラシューのほか、昨年のコックスプレート4着以降、G1レースを3勝のアヴィリオス、エイダン・オブライエン厩舎のマジックワンドなど、層が厚いメンバー構成だと思います。データ傾向では、前走オーストラリアのG1レース好走馬が上位争いの中心という感じですが、今年はどうなるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。外過ぎないゲートの馬を中心に選びました。なお投票はゲート番号ではなく馬番です。ご注意ください。

◎10マジックワンド

前走アイリッシュチャンピオンステークス2着。優勝馬マジカル、3着アンソニーヴァンダイク、4着ディアドラというメンバーを考えれば、ここで勝ち負けがあっても良さそうです。名手ムーア騎手にも期待して…。

○11ケープオブグッドホープ

好走例の多いオーストラリア調教馬&前走コーフィールドステークス(ラドブロークスステークス)1着馬。データ傾向からは狙い目になるでしょうか。

▲9リスグラシュー

海外で安定した成績を残していますし、ここでも勝ち負けの可能性がありそうです。斤量57kg、前走宝塚記念から約4カ月とハードルが高いようにも見えますが、日本馬の活躍に期待して…。

△12ミスティックジャーニー

好走例の多いオーストラリア調教馬&前走ターンブルステークス組。前走は、早めに抜け出した3頭を捕まえきれなかったものの、ジリジリと最後の最後まで良い脚で伸びて来ていました。前走の優勝馬キングズウィルドリームは、前走から斤量がプラス4.5kg。一方、ミスティックジャーニーはマイナス0.5kg。逆転があっても良さそうな斤量差だと思います。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、5着、5着、10着でした。本命◎マジックワンドは、4着でした。

コックスプレート2019結果
着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 15 9 牝5 リスグラシュー 1 宝塚記念(G1) 1着(-0.5) 3
2 4 14 牡3 キャステルヴェキオ 3 スプリングチャンピオンステークス(G1) 2着
3 18 7 セ5 テアカウシャーク 11 エプソムハンデキャップ(G1) 2着

リスグラシューの差し切り勝ち。宝塚記念からのぶっつけ本番も関係のない内容でした。しかし馬番とゲート番号が異なる海外競馬は、慣れてないため見にくいです…。逃げた本命マジックワンドは、直線手前で既に手応え悪そうでした。それでも4着に粘るのは、流石ですが…。

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