日程 | 日本時間2021年3月28日(日曜日)1時10分 |
---|---|
開催 | ドバイ・メイダン競馬場8R |
距離 | 芝24101 |
格付け | G1 |
条件 | 北半球産4歳以上南半球産3歳以上 |
斤量 | 北半球産4歳56.5kg北半球産5歳以上57kg牝馬2kg減 |
ドバイシーマクラシック2021
日本時間3月27日~3月28日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場でドバイワールドカップデーがあります。今年も日本馬の出走が予定されており、G1レース4競走の馬券(ドバイゴールデンシャヒーン、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップ)も発売されます。
ドバイシーマクラシック2021には、日本馬クロノジェネシスとラヴズオンリーユーの2頭が出走を予定しています。過去、日本馬の活躍が目立つレースですし、今年の2頭ともに上位争いの可能性がありそうです。
配当
JRAで馬券が販売された過去4年(過去3回)のドバイシーマクラシックの配当を見ると、順当な決着が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2020 | 中止 | ||
2019 | 1,120円 | 2,080円 | 10,170円 |
2018 | 2,970円 | 1,980円 | 17,570円 |
2017 | 2,520円 | 1,560円 | 12,190円 |
では以下、過去10年のドバイシーマクラシックで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止されました。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 中止 | |||||||
2019良 | 1 | 2 | 牡4 | 56.5 | オールドペルシアン | 2 | ドバイシティオブゴールド(G2) 1着 | |
2 | 1 | 牡6 | 57 | シュヴァルグラン | 4 | 有馬記念(G1) 3着(0.2) | 9 | |
3 | 7 | 牡5 | 57 | スワーヴリチャード | 3 | 中山記念(G2) 4着(0.2) | 4 | |
2018良 | 1 | 7 | 牡5 | 57 | ホークビル | 5 | ドバイシティオブゴールド(G2) 1着 | |
2 | 5 | 牡5 | 57 | ポエッツワード | 6 | 香港カップ(G1) 6着 | 6 | |
3 | 6 | 牡5 | 57 | クロスオブスターズ | 1 | ダルシャーン賞 2着 | ||
2017稍重 | 1 | 2 | 牡5 | 57 | ジャックホブス | 3 | チャンピオンステークス(G1) 3着 | |
2 | 6 | 牝4 | 54.5 | セブンスヘブン | 5 | ブリーダーズCフィリー&メアターフ(G1) 4着 | ||
3 | 7 | 牡6 | 57 | ポストポンド | 1 | ドバイシティオブゴールド(G2) 2着 | ||
2016良 | 1 | 7 | 牡5 | 57 | ポストポンド | ドバイシティオブゴールド(G2) 1着 | ||
2 | 4 | 牡4 | 56.5 | ドゥラメンテ | 中山記念(G2) 1着 | 1 | ||
3 | 1 | 牡6 | 57 | ラストインパクト | 中山記念(G2) 6着 | 7 | ||
2015良 | 1 | 2 | 牝4 | 54.5 | ドルニヤ | ダルシャーン賞 1着 | ||
2 | 4 | 牡5 | 57 | フリントシャー | ダルシャーン賞 2着 | |||
3 | 6 | 牡4 | 56.5 | ワンアンドオンリー | 有馬記念(G1) 13着 | 5 | ||
2014良 | 1 | 12 | 牝5 | 55 | ジェンティルドンナ | 京都記念(G2) 6着 | 1 | |
2 | 15 | セ8 | 57 | シリュスデゼーグル | メイダンホテル賞 4着 | |||
3 | 7 | 牝5 | 55 | アンビバレント | インターナショナル・ボスフォラスC(G2) 2着 | |||
2013良 | 1 | 6 | 牡6 | 57 | セントニコラスアビー | ブリーダーズカップターフ(G1) 3着 | ||
2 | 8 | 牝4 | 54.5 | ジェンティルドンナ | ジャパンカップ(G1) 1着 | 3 | ||
3 | 9 | 牡4 | 56.5 | ベリーナイスネーム | ザ・エミールトロフィー(G1) 1着 | |||
2012良 | 1 | 8 | セ6 | 57 | シリュスデゼーグル | メイダンホテル賞 2着 | ||
2 | 9 | 牡5 | 57 | セントニコラスアビー | ブリーダーズカップターフ(G1) 1着 | |||
3 | 7 | 牡6 | 57 | ジャッカルベリー | ナドアルシバトロフィー(G3) 3着 | |||
2011良 | 1 | 8 | 牡4 | 57 | リワイルディング | セントレジャー(G1) 6着 | ||
2 | 5 | 牡5 | 57 | レッドウッド | 香港ヴァーズ(G1) 2着 | |||
3 | 4 | 牡5 | 57 | カルヴァドスブルース | ドバイシティーオブゴールド(G2) 2着 |
過去10年のドバイシーマクラシック3着以内27頭中20頭を占めます。3着以内に好走した7歳以上は、僅か1頭。4~5歳の実力馬が上位争いの候補と言えそうです。
JRAで馬券が発売された過去4年(過去3回)のドバイシーマクラシック3着以内9頭中4頭を占めます。大穴の好走は無いものの、中穴(4~6番人気)が連対して好配当を演出しています。
日本調教馬の成績(過去10年)
年度 | 着順 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2019 | 2 | 牡7 | 57 | シュヴァルグラン | 有馬記念(G1) 3着 |
3 | 牡5 | 57 | スワーヴリチャード | 中山記念(G2) 4着 | |
6 | 牡5 | 57 | レイデオロ | 有馬記念(G1) 2着 | |
2018 | 4 | 牡4 | 56.5 | レイデオロ | 京都記念(G2) 3着 |
6 | 牝4 | 54.5 | モズカッチャン | 京都記念(G2) 4着 | |
7 | 牡6 | 57 | サトノクラウン | 有馬記念(G1) 13着 | |
2017 | 6 | 牡6 | 57 | サウンズオブアース | 有馬記念(G1) 8着 |
2016 | 2 | 牡4 | 56.5 | ドゥラメンテ | 中山記念(G2) 1着 |
3 | 牡6 | 57 | ラストインパクト | 中山記念(G2) 6着 | |
5 | 牡5 | 57 | ワンアンドオンリー | 京都記念(G2) 6着 | |
2015 | 3 | 牡4 | 56.5 | ワンアンドオンリー | 有馬記念(G2) 13着 |
8 | 牝4 | 54.5 | ハープスター | 京都記念(G2) 5着 | |
2014 | 1 | 牝5 | 55 | ジェンティルドンナ | 京都記念(G2) 6着 |
10 | 牝4 | 54.5 | デニムアンドルビー | ジャパンカップ(G1) 2着 | |
2013 | 2 | 牝4 | 54.5 | ジェンティルドンナ | ジャパンカップ(G1) 1着 |
11 | 牡6 | 57 | トレイルブレイザー | アルマクトゥームチャレンジラウンド3(G1) 10着 | |
2011 | 6 | 牡4 | 56.5 | ルーラーシップ | 日経新春杯(G2) 1着 |
優勝は、ジェンティルドンナ(2014年)だけですが、2~3着に好走する馬は多い傾向にあります。日本馬の相性が良いレースだと思います。
予想
(今週はレースが多すぎるため)時間の都合でかなり簡単な予想です。ラヴズオンリーユーとミシュリフが気になりつつ、3頭に絞りました。なお投票は、ゲート番号では無く「馬番」です。ご注意ください。
深く考えず本命評価にしました。過去日本馬の活躍が多いレースですし、ドバイシーマクラシックで好走した日本馬と比べても、実績十分だと思います。
直近4年連続で馬券圏内に好走している前走ドバイシティーオブゴールド出走馬。前走は、先行からの抜け出しで、後続を突き放していました。データ傾向からは買い難い7歳馬になりますが、前走の勝ちっぷりと好ローテに期待して…。
近走の実績だけ見れば、勝ち負け候補だと思います。ムーア騎手にも期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、7着でした。本命◎クロノジェネシスは、2着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | 7 | 牡4 | ミシュリフ | 4 | サウジカップ 1着 | |
2 | 8 | 9 | 牝5 | クロノジェネシス | 1 | 有馬記念(G1) 1着(-0.0) | 1 |
3 | 9 | 10 | 牝5 | ラヴズオンリーユー | 3 | 京都記念(G2) 1着(-0.2) | 1 |
1着ミシュリフと3着ラヴズオンリーユーともに気になりつつ、スルーした人気馬。センスの無い予想になってしまいました。
道中最後方で進めていたミシュリフがクロノジェネシスとラヴズオンリーユーとの叩き合いを制して優勝。クロノジェネシスは直線で不利があったことを考えると、負けて強しのレースだったと思います。