フラワーカップ2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

フラワーカップ2018過去10年のデータと予想

日程 2018年3月17日(土曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝1800m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳牝馬
斤量 別定
出走数 13頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

フラワーカップ2018

3歳牝馬の重賞「フラワーカップ2018」です。春のG1(桜花賞2018、オークス2018)に向けた一戦ですが、有力馬の多くがチューリップ賞やクイーンカップを使うこともあり、ステップレースとしてはイマイチな印象です。ただフラワーカップ上位馬の多くは、古馬になってから活躍する馬が多い傾向があります。

コース形態

中山競馬場の芝1800mコース

過去10年のフラワーカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回のみとなっています。大きな波乱はないものの、穴馬(人気薄)の好走自体は多いので、馬券は難解なものになりそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 2,370円 13,990円 36,520円
2016 1,120円 24,920円 82,600円
2015 12,520円 14,380円 83,850円
2014 1,830円 7,750円 20,200円23,570円
2013 1,420円 8,080円 28,720円
2012 2,190円 21,570円 114,060円
2011 1,740円 6,180円 34,770円
2010 2,830円 1,360円 15,350円
2009 2,950円 7,440円 79,110円
2008 2,830円 3,660円 18,680円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

フラワーカップ2018
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 12 54 ファンディーナ 1 つばき賞(500万) 1着(-0.3) 1
2 6 54 シーズララバイ 8 フリージア賞(500万) 6着(0.4) 9
3 8 54 ドロウアカード 7 白菊賞(500万) 3着(0.5) 8
2016 1 9 54 エンジェルフェイス 1 未勝利(阪神芝1800m) 1着(-0.2) 1
2 3 54 ゲッカコウ 2 500万(中山芝1800m) 1着(-0.2) 5
3 10 54 ウインクルサルーテ 14 水仙賞(500万) 7着(1.3) 5
2015 1 1 54 アルビアーノ 1 500万(東京芝1400m) 1着(-0.3) 2
2 5 54 アースライズ 12 未勝利(阪神芝1800m) 1着(-0.0) 6
3 12 54 ディアマイダーリン 2 赤松賞(500万) 1着(-0.0) 4
2014 1 7 54 バウンスシャッセ 3 寒竹賞(500万) 1着(-0.2) 8
2 9 54 マイネグレヴィル 4 京成杯(G3) 5着(0.5) 13
2 13 54 パシフィックギャル 6 アルテミスステークス(G) 2着(0.1) 6
2013 1 4 54 サクラプレジール 2 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.2) 2
2 11 54 エバーブロッサム 3 未勝利(中山芝2000m) 1着(-0.0) 12
3 6 54 リラコサージュ 6 未勝利(京都ダ1400m) 1着(-0.5) 1
2012 1 13 54 オメガハートランド 6 クイーンカップ(G3) 9着(0.7) 3
2 7 54 メイショウスザンナ 1 セントポーリア賞(500万) 1着(-0.0) 6
3 9 54 サンキューアスク 10 500万(中山芝1800m) 7着(0.5) 5
2011阪神 1 5 54 トレンドハンター 5 500万(京都ダ1800m) 1着(-0.2) 2
2 11 54 ハブルバブル 1 500万(阪神芝1400m) 4着(0.5) 1
3 3 54 マヒナ 7 菜の花賞(500万) 12着(降着)(0.0) 2
2010 1 12 54 オウケンサクラ 3 チューリップ賞(G3) 4着(0.4) 2
2 11 55 コスモネモシン 4 フェアリーステークス(G3) 1着(-0.0) 11
3 9 54 サンテミリオン 1 若竹賞(500万) 1着(-0.4) 3
2009 1 4 54 ヴィーヴァヴォドカ 11 黄梅賞(500万) 13着(2.1) 6
2 16 55 ディアジーナ 1 クイーンカップ(G3) 1着(-0.0) 4
3 3 54 マジックシアター 2 500万(中山ダ1800m) 7着(0.9) 3
2008 1 1 54 ブラックエンブレム 1 きんせんか賞(500万) 1着(-0.7) 1
2 8 54 レッドアゲート 8 500万(東京芝2400m) 4着(0.7) 9
3 10 54 シングライクバード 2 つばき賞(500万) 1着(-0.0) 3
前走1着

過去10年のフラワーカップ3着以内30頭中17頭を占めます。前走2~3着馬は少ない傾向にあり、前走1着馬か前走4着以下の馬に二極化しています。

人気

過去10年のフラワーカップでは、1番人気馬の好走例が多く、複勝率80%(4-3-1-2)となっています。一方、穴馬の好走も多く、毎年のように6番人気以下の馬が3着以内に好走しています。

予想

フラワーカップ2018は、未勝利勝ちの馬や500万クラスで勝ち切れていない馬が多く、かなりの混戦模様だと思います。データ傾向から候補を絞ることが出来る要素も殆ど無いので、馬券予想も的中も難関なものになりそうです。

実績面での注目は、札幌2歳ステークス2017優勝馬ロックディスタウンです。順当であれば、ロックディスタウンから穴馬を拾えるかどうかというレースになるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。紐候補が多すぎて、難しいですね…。

◎④ロックディスタウン

デビュー戦で破ったのが、G1ホープフルステークス優勝馬タイムフライヤー。ポテンシャルの高さは言うまでもなさそうです。ただ前走の阪神ジュベナイルフィリーズ2017は、札幌2歳ステークス2017からのぶっつけ本番で9着に敗れました。ルメール騎手の話では、関西遠征で馬がエキサイトしていたことが敗因とのこと。今回、再び休養明けの一戦となりますが、中山ということもあり、輸送的な心配はないと思います。勝ち負けを期待して本命で。

○①メサルティム

前走は、好位で脚を溜める競馬。最後は、2~3着馬の猛追を凌いでの優勝でした。余力を感じさせる勝ちっぷりではなかったものの、フラワーカップと同コースの500万を勝ち切ったことはポジティブな要素だと思います。2009年と2013年を除く過去8回前走500万クラス優勝馬が3着以内に好走しており、データ傾向からも押さえておきたい1頭になりそうです。

▲⑩カンタービレ

前走の未勝利戦は、低調なメンバーだったものの、後続を寄せ付けないほどの強さを見せての楽勝でした。2走前に僅差で敗れた未勝利戦の優勝馬は、ラセット(後に、きさらぎ賞2018 3着)で、重賞のここでも相手なりに走りそうな力はありそうですね。

△②バケットリスト

前走は、メサルティムが優勝した500万クラスで10着。スタートから後ろで、そのまま最後方まで下げての競馬でした。好位からの競馬で結果を残してきただけに、前走は度外視してもよいかもしれません。中山芝1800mコースの相性(1-2-0-1)の良さに期待して…。

3連複◎-○▲△-○▲△ 合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、6着、10着、13着でした。本命◎ロックディスタウンは、13着でした。

フラワーカップ2018
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 10 カンタービレ 2 未勝利戦(京都芝1800m) 1着(-0.5) 1
2 9 トーセンブレス 3 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 4着(0.6) 7
3 3 ノームコア 4 アスター賞(500万) 1着(-0.1) 1

かすりもせず…。1番人気ロックディスタウン以外の人気馬で決着という、なんともセンスのない結果でした。(´・ω・`;)

本命ロックディスタウンは、終始、掛かっていました。無理に抑えていた印象ですが、直線も不発で全く競馬にならず…。

(馬券は買ってないのですが、)阪神11Rの若葉ステークス。圧倒的1番人気のタイムフライヤーが5着に飛んでました。デビュー戦でタイムフライヤーに勝ったことをロックディスタウンの評価ポイントに考えていましたが、そこもズレていそうな感じですね…。間接的にホープフルステークス2017組の評価も厳しいことになりそうです。

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