函館記念2020過去データと予想

函館記念2020

サマー2000シリーズ第二戦、函館記念2020です。波乱決着の多い夏のハンデ戦。上位人気が総崩れや大穴が激走する年もあり、毎年かなり難解なレースとなっています。サマーシリーズは、全くと言っていいほど当たる気がしないレースが続きます。

配当

過去10年の函館記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが7回あります。3連複は9年連続で万馬券が出ており、荒れるレースと言っても良さそうです。今年も波乱決着を想定した方が良いでしょうか…。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の函館記念3着以内30頭中20頭を占めます。重馬場で行われた2017年を除くと、内枠の好走例が多い傾向にあります。

過去10年の函館記念3着以内30頭中7頭を占めます。巴賞優勝馬の好走が無く、例年3着以下に敗れていた馬の好走が続いています。

過去10年の函館記念3着以内では、上位人気が不振傾向にあります。

• 1番人気（1-1-0-8）複勝率20%
• 2番人気（2-0-0-8）複勝率20%
• 3番人気（3-0-1-6）複勝率40%

一方、穴馬の好走例は多く、5番人気以下が30頭中20頭、そのうち二桁人気馬が5頭に及びます。

予想

今年の函館記念2020も波乱を予感させるメンバーという印象を受けます。ざっと見た感じでは、何が来てもかしくない馬が揃いました。加えてハンデ戦ですし、今年も波乱決着の可能性はありそうです。

以下、簡単な考察と予想です。1～4枠や巴賞組の穴馬を中心に狙いましたが、全く当たる気はしません。

過去好走例が多い1～4枠、前走巴賞組。前走は、後方2番手追走からの追い込みでした。前残り決着だったこともあり、ジョッキーも最後は流しているように見えました。軽ハンデの小倉記念で大穴をあけるような馬なので、ハンデ戦のここは見せ場があっても良いかもしれません。

過去好走例が多い1～4枠、前走巴賞組。前走は、前に行った馬が残る中、大外一気の追い込みで良い脚を使っていました。長期の休養明けのレースとしては、見せ場があったともいえると思います。波乱傾向のレースなので、深く考えず買い目に入れました。

過去好走例が多い1～4枠。人気馬の中からカウディーリョと迷って、レイエンダを押さえました。ただムラのある成績で、いつも買い時が全く分からない馬です。今回は手ごろなメンバー構成ですし、久々の函館コースで何か変わるものがあれば…。

過去好走例が多い前走巴賞組。前走1番人気の支持を集めるも、後方からの競馬で7着。前残り決着だったとはいえ、見せ場の無いレースでした。流石に厳しそうな印象を受けますが、好ローテと前走からの斤量減に期待して…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、10着、11着、12着でした。本命◎ドゥオーモは、2着でした。

まさかの二桁人気馬のワンツーフィニッシュ。大波乱（3連単3,432,870円）でした。波乱のレースとはいえ、これは買えないですね…。

速い流れだったこともあり、最後は末脚が活きる展開でした。粘っていた3着バイオスパークは気になっていたものの、優勝馬アドマイヤジャスタは殆ど考えることもなくスルーしていました。これは難しすぎます…。