日程 | 2017年12月23日(土曜日) |
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開催 | 阪神競馬場 11R |
距離 | 芝1400m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 定量 |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
阪神カップ2017
G2「阪神カップ2017」です。例年、翌年の高松宮記念2018に向かう馬が多く出走するレース。スプリンターの活躍が目立つ一方、同年のマイルチャンピオンシップを使ったマイラーも多く出走し、バラエティ豊かなメンバーが揃います。
コース形態
過去10年の阪神カップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは8回あります。かなり波乱傾向のレースといえそうです。直近2年は、10万円を切る払い戻しとなっていますが、ガチガチの決着というわけでも無いので、基本的には、穴馬に注意したいレースになると思います。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2016 | 3,280円 | 11,220円 | 80,280円 |
2015 | 5,940円 | 6,830円 | 49,650円 |
2014 | 9,230円 | 31,640円 | 213,360円 |
2013 | 13,870円 | 47,050円 | 328,560円 |
2012 | 13,120円 | 39,050円 | 284,680円 |
2011 | 5,660円 | 89,650円 | 490,330円 |
2010 | 3,080円 | 131,400円 | 438,250円 |
2009 | 4,690円 | 54,400円 | 123,100円146,420円 |
2008 | 3,040円 | 15,920円 | 121,970円 |
2007 | 6,010円 | 21,650円 | 111,090円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2016稍重 | 1 | 2 | 牡3 | シュウジ | 7 | スプリンターズステークス(G1) 4着(0.1) | 5 |
2 | 6 | 牡5 | イスラボニータ | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 15 | 牡7 | フィエロ | 5 | マイルチャンピオンシップ(G1) 6着(0.3) | 5 | |
2015稍重 | 1 | 13 | 牡4 | ロサギガンティア | 3 | オーロカップ(OP) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 15 | 牡5 | ダンスディレクター | 5 | CBC賞(G3) 2着(0.1) | 1 | |
3 | 1 | 牡4 | ビッグアーサー | 1 | 京阪杯(G3) 2着(0.0) | 1 | |
2014良 | 1 | 8 | 牡6 | リアルインパクト | 8 | キャピタルステークス(OP) 6着(0.2) | 4 |
2 | 18 | 牡4 | コパノリチャード | 3 | JBCスプリント(G1) 16着(2.9) | 3 | |
3 | 3 | 牡5 | ダイワマッジョーレ | 5 | チャレンジカップ(G3) 5着(0.3) | 7 | |
2013良 | 1 | 10 | 牡5 | リアルインパクト | 8 | マイルチャンピオンシップ(G1) 10着(0.8) | 13 |
2 | 14 | 牡6 | ガルボ | 10 | マイルチャンピオンシップ(G1) 14着(1.2) | 17 | |
3 | 7 | 牡4 | クラレント | 7 | マイルチャンピオンシップ(G1) 11着(0.9) | 4 | |
2012良 | 1 | 13 | 牡6 | サンカルロ | 3 | マイルチャンピオンシップ(G1) 7着(0.5) | 17 |
2 | 10 | 牡5 | ガルボ | 14 | マイルチャンピオンシップ(G1) 16着(1.3) | 12 | |
3 | 15 | 牡3 | ファイナルフォーム | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 12着(0.8) | 3 | |
2011良 | 1 | 13 | 牡5 | サンカルロ | 4 | スワンステークス(G2) 4着(0.6) | 5 |
2 | 16 | 牡3 | グランプリボス | 5 | マイルチャンピオンシップ(G1) 13着(1.0) | 6 | |
3 | 8 | 牡4 | フラガラッハ | 13 | スワンステークス(G2) 10着(1.2) | 7 | |
2010良 | 1 | 14 | 牡7 | キンシャサノキセキ | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 13着(0.7) | 3 |
2 | 13 | 牡4 | レッドスパーダ | 5 | フェブラリーステークス(G1) 12着(3.5) | 3 | |
3 | 4 | 牡6 | マイネルフォーグ | 15 | アンドロメダステークス(OP) 12着(1.8) | 12 | |
2009良 | 1 | 2 | 牡6 | キンシャサノキセキ | 1 | スワンステークス(G2) 1着(-0.0) | 4 |
2 | 13 | 牡6 | プレミアムボックス | 7 | 京阪杯(G3) 1着(-0.0) | 7 | |
2 | 17 | 牡3 | サンカルロ | 11 | マイルチャンピオンシップ(G1) 12着(0.6) | 15 | |
2008良 | 1 | 3 | 牡4 | マルカフェニックス | 8 | 京阪杯(G3) 5着(0.2) | 5 |
2 | 14 | 牡3 | ファリダット | 1 | 京阪杯(G3) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 15 | 牡5 | リザーブカード | 7 | マイルチャンピオンシップ(G1) 10着(0.6) | 15 | |
2007良 | 1 | 17 | 牡5 | スズカフェニックス | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 3着(0.1) | 5 |
2 | 4 | 牝6 | ジョリーダンス | 10 | マイルチャンピオンシップ(G1) 10着(0.8) | 14 | |
3 | 16 | 牝4 | ブルーメンブラット | 5 | オーロカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
過去10年の阪神カップ3着以内30頭中14頭を占めます。2~3走前にマイルチャンピオンシップに出走していた馬も多いです。マイルチャンピオンシップでの着順や人気に関係なく、大敗からの巻き返しも目立っています。
過去10年の阪神カップ3着以内では、好走が目立ちます。外枠(7~8枠)が馬券圏内に来なかった年は無く、毎年1~2頭が3着以内に好走しています。
その他、真ん中あたりの枠の好走例が少なく、3着以内は内枠と外枠に偏っています。
馬券予想
阪神カップ2017は、やや混戦という感じはありますが、前走マイルチャンピオンシップ2017上位馬が出走を予定しており、上位争いの候補になりそうです。とはいえ、例年穴馬の好走が目立つ波乱傾向の一戦。前走二桁着順だった穴馬の激走も多く、馬券は凄く難解になりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしないですね…。(´・ω・`;)
昨年の阪神カップ2016優勝馬。その後、崩れて一度も馬券圏内に来ていない馬ですが、前走スプリンターズステークス2017は、復調を感じるものがありました。離れた最後方から進め、直線は上がり最速で詰めてきての10着(0.4秒差)。レッドファルクスを除くと、内でロス無く進めていた馬が上位争いしていたので、見せ場を作ったのではないかと思います。
過去、好走例の多い外枠(8枠)に期待したいですね。
好相性の前走マイルチャンピオンシップ組。4歳以降は僅か1勝と勝ちきれないタイプの馬ですが、3着以内と考えると堅実な1頭になるでしょうか。昨年も優勝馬シュウジと時計差のない2着に来ているので、コース適性も問題無さそうです。
2走前スワンステークス2017は、3歳馬が劣勢傾向にあり軽視してしまったんですが、データ傾向を壊しての優勝。その後、G1マイルチャンピオンシップ2017も強いメンバーを相手に3着。この勢いは無視できないですね。ただ夏からコンスタントに使い続けているのは、不安点になるでしょうか。
直近2戦は重馬場。人気もしないと思うので、良馬場で見直したいですね。
例年より層が薄いメンバーではありましたが、2走前セントウルステークス2017は、骨折明けの一戦で3着。前走スプリンターズステークスも8着ながら僅か0.3秒差。衰えている感じは全くしません。
阪神カップは、2015年2着、2016年4着(0.1秒差)という相性の良い舞台。怪我復帰後3戦目となる今回、ここで結果を残して、来年こそ高松宮記念に出走できると良いですね。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、11着、12着でした。本命◎シュウジは12着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 2 | 牡6 | イスラボニータ | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 5着(0.3) | 1 |
2 | 12 | 牡7 | ダンスディレクター | 7 | スプリンターズステークス(G1) 8着(0.3) | 9 |
3 | 10 | 牡3 | サングレーザー | 3 | マイルチャンピオンシップ(G1) 3着(0.1) | 7 |
これは悔しいです…。週の半ばに取り上げていたダンスディレクターを昨日ギリギリでキャンベルジュニアと入れ替えました。深く考えないがスタンスなので、過去6枠が来てないという理由で適当に入れ替えたんです。昨日に戻りたい…。( ´・ω・` ) 来週からは、週の半ばに取り上げた馬は、買い目には加えるようにします。後味が悪いので…。
レースは、最初の1000mが56.3秒というかなり速い流れのレコード決着。後ろ過ぎない位置で、上手く脚を溜めた馬が上位争いを演じた決着でした。本命シュウジは、前走同様、離れた最後方から直線勝負という競馬。こういうレースをすることは想定していたので、追い込みが決まらなかったと思って諦めるしか無いですね。
そしてイスラボニータは引退レースだったようです。3歳時の天皇賞秋2014で、かなり強い馬だと思いました。その後、古馬になってからG1を勝てそうで勝てないレースが続いて…。引退レースでレコード決着の重賞優勝。これは格好良かったです。