香港ヴァーズ2022過去データと予想

日程 日本時間2022年12月11日(日曜)15時00分(発走予定)
開催 香港・シャティン競馬場4R
距離 芝2400m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-1.5kg

香港ヴァーズ2022

香港競馬の祭典「香港国際競走」。同日に4レースのG1(香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップ)が行われます。時差が殆ど無いため、JRA開催時刻と同じ時間帯に楽しむことが出来ます。

香港ヴァーズ2022には、日本からウインマリリン、グローリーヴェイズの2頭が出走を予定しています。日本馬の活躍が目立つレースですし、チャンスがありそうです。

配当

JRAで馬券が発売された過去5回の香港ヴァーズの配当を見ると、順当な決着が続いています。JRAで馬券が発売されていない2020年と2015年以前も人気馬が結果を残す傾向にあります。

年度 馬連 3連複 3連単
2021 280円 590円 1,530円
2020 発売なし
2019 610円 710円 3,130円
2018 1,390円 1,950円 15,490円
2017 720円 1,170円 7,790円
2016 980円 1,970円 5,940円

では以下、過去10年の香港ヴァーズで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

香港ヴァーズ2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。馬名背景色は、調教国を表します。赤色はイギリス、濃い青色はフランス、濃い緑色はアイルランド、薄いピンク色は香港です。
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2021 1 7 2 牡6 グローリーヴェイズ 1 オールカマー(G2) 3着(0.3) 3
2 3 1 牡4 パイルドライヴァー 2 チャーチルステークス(LR) 1着
3 5 8 牝4 エベイラ 5 ジャンロマネ賞(G1) 6着
2020 1 4 7 牡3 モーグル ブリーダーズカップターフ(G1) 5着
2 5 1 セ6 エグザルタント ジョッキークラブカップ(G2) 2着
3 1 4 セ5 コロンバスカウンティ ジョッキークラブカップ(G2) 3着
2019 1 7 2 牡4 グローリーヴェイズ 3 京都大賞典(G2) 6着(0.8) 1
2 1 11 牝4 ラッキーライラック 2 エリザベス女王杯(G1) 1着(-0.2) 3
3 14 1 セ5 エグザルタント 1 ジョッキークラブカップ(G2) 1着
2018 1 10 4 セ4 エグザルタント 6 ジョッキークラブカップ(G2) 2着
2 12 10 牝4 リスグラシュー 2 エリザベス女王杯(G1) 1着(-0.0) 3
3 8 12 牝4 エジーラ 10 ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1) 6着
2017 1 8 1 牡5 ハイランドリール 1 ブリーダーズカップターフ(G1) 3着
2 1 2 牡4 タリスマニック 3 ブリーダーズカップターフ(G1) 1着
3 7 8 牡5 トーセンバジル 4 京都大賞典(G2) 2着(0.1) 6
2016 1 9 4 牡4 サトノクラウン 4 天皇賞秋(G1) 14着(1.5) 8
2 10 1 牡4 ハイランドリール 1 ブリーダーズカップターフ(G1) 1着
3 4 7 牡4 ワンフットインヘヴン 3 コンセイユドパリ賞(G2) 1着
2015 1 9 11 牡3 ハイランドリール コックスプレート(G1) 3着
2 8 1 牡5 フリントシャー 凱旋門賞(G1) 2着
3 6 13 牡3 ダリヤン ギョームドルナーノ賞(G2) 2着
2014 1 4 1 牡4 フリントシャー ブリーダーズカップターフ(G1) 2着
2 3 8 セ6 ウィリーカザールズ ジョッキークラブカップ(G2) 7着
3 11 10 セ5 カーヤ シュヴァリエカップ 2着
2013 1 12 3 牡5 ドミナント ジョッキークラブカップ(G2) 8着
2 3 11 牝4 ザフューグ ブリーダーズカップターフ(G1) 2着
3 11 2 牡7 ドゥーナデン ジャパンカップ(G1) 5着(0.2) 13
2012 1 7 6 セ6 レッドカドー ジャパンカップ(G1) 8着(1.0) 13
2 3 8 牡8 ジャガーメイル ジャパンカップ(G1) 10着(1.2) 11
3 9 3 牡4 メオンドル 凱旋門賞(G1) 12着
前走ジョッキークラブカップ

過去10年の香港カップ3着以内30頭中6頭を占めます。好走例は多くありませんが、前哨戦のジョッキークラブカップを叩いた香港調教馬が穴をあける傾向にあります。

前走G1レース

過去10年の香港ヴァーズ3着以内30頭中17頭を占めます。前走ブリーダーズカップや日本のG1レース出走馬の好走が目立ちます。

日本調教馬の成績(過去10年)

香港ヴァーズに出走した日本馬の成績
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 前走
2021 1 7 2 牡6 グローリーヴェイズ オールカマー(G2) 3着
5 4 4 牡6 ステイフーリッシュ 福島記念(G3) 4着
2019 1 7 2 牡4 グローリーヴェイズ 京都大賞典(G2) 6着
2 1 11 牝4 ラッキーライラック エリザベス女王杯(G1) 1着
4 2 10 牝5 ディアドラ チャンピオンステークス(G1) 3着
2018 2 12 10 牝4 リスグラシュー エリザベス女王杯(G1) 1着
10 1 11 牝5 クロコスミア エリザベス女王杯(G1) 2着
2017 3 7 8 牡5 トーセンバジル 京都大賞典(G2) 2着
9 3 12 牡3 キセキ 菊花賞(G1) 1着
2016 1 9 4 牡4 サトノクラウン 天皇賞秋(G1) 14着
2014 5 6 3 セ6 カレンミロティック 宝塚記念(G1) 2着
2013 7 9 9 牡6 アスカクリチャン アルゼンチン共和国杯(G2) 1着
2012 2 3 8 牡8 ジャガーメイル ジャパンカップ(G1) 10着

日本馬の活躍が目立ちます。日本のG1レースで好走歴のある馬は、チャンスがあるレースといえそうです。ただ出走予定のグローリーヴェイズは7歳ですし、相手関係次第になるでしょうか。

予想

以下、簡単な考察と予想です。

◎1ブルーム

過去好走例が多い前走G1出走馬。実績のわりに人気が落ち着きそうなので、本命評価で狙ってみました。

○3グローリーヴェイズ

2020年~2021年の香港ヴァーズ優勝馬。前走は、ここに向けての叩きという印象のレースでした。過去7歳以上の好走が少ないレースなので少し評価を下げましたが、順当ならここも勝ち負け候補になるでしょうか。

▲10ストーンエイジ

前走BCターフ2着実績に期待して押えました。

馬連3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、5着、8着でした。本命◎ブルームは、8着でした。

香港ヴァーズ2022結果
着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 9 牝5 ウインマリリン 2 エリザベス女王杯(G1) 2着(0.3) 5
2 5 5 セ4 ボタニク 4 ドラール賞(G2) 10着
3 4 3 牡7 グローリーヴェイズ 1 札幌記念(G2) 6着(0.6) 4

スルーしたウインマリリンが快勝。国内G1では、あと少し足りない印象の馬でしたが、国内のレースと比べると、やや手薄なメンバーだったこともあり、初のG1制覇となりました。

2着にはボタニク、3着にはグローリーヴェイズでした。データ傾向からは、ボタニクが買い難いところだったかもしれません。

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