JBCクラシック2019過去10年のデータと予想

JBCクラシック2019

各地の地方競馬場の持ち回り開催で行われる地方交流G1、JBCクラシック2019です。同日に、JBCスプリントとJBCレディスクラシックも行われ、例年国内トップクラスのダート馬が集う国内ダート馬の祭典となっています。今年は浦和競馬場で開催。開催地によって施行距離が異なり、今年のJBCクラシック2019は、ダート2000m戦で行われます。

配当

過去10年のJBCクラシックの配当を見ると、順当な傾向のレースといえそうです。3連単1万円を切る決着が6回、1～2万円台が3回と大きな波乱がありません。馬連や3連複も数百円という決着も多く、点数次第ではガミることになりそうです。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のJBCクラシック3着以内30頭中28頭を占めます。大穴の好走例がほとんどないレースといえそうです。

過去10年のJBCクラシック3着以内では、フリオーソ（2010年2着）のみです。JRA所属の人気実力馬が上位争いの候補といえそうです。

過去10年のJBCクラシック3着以内30頭中5頭を占めます。5頭ともに前走のレースで人気（1～3番人気）を集めていました。

予想

今年のJBCクラシック2019は、例年と比べると、かなり層が薄いメンバー構成という印象です。過去好走例の多い日本テレビ盃組のJRA所属馬が不在。実績面では、帝王賞連対馬が勝ち負け候補になりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。過去データの傾向通り、JRA所属の上位人気馬を中心に狙いました。

昨年の2～3着馬、一昨年の3着馬がシリウスステークス組でした。近年の相性の良さを考えれば、小粒なメンバー構成ですし、狙ってみても良いかもしれません。

今年のメンバー構成なら勝ち負け候補になるでしょうか。ダート戦で3着を外していない安定感に期待して…。

ダートG1で牝馬というのは、かなり買い難い要素ですが…。手薄なメンバー構成ですし、牝馬限定の重賞を2連勝した勢いに期待して…。

実績面では勝ち負け候補になるでしょうか。ただ外の広いところに出して、末脚を活かしてこそというタイプ。小回りの浦和ですし、この内枠からいつもの形に持っていけるのかどうかがポイントになりそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着、8着でした。本命◎ロードゴラッソは、7着でした。

本命ロードゴラッソは、出負けした感じのスタート。そのまま後方からの追い込みで、全く良さがありませんでした。ここまで負けるような馬ではないと思うので、馬場やコースが合わなかったのかもしれません。

下馬評通り勝ち負けは帝王賞連対馬。ハナ差2着ということですが、オメガパフュームはいつもより早めに動いて、浦和コースを意識したような騎乗でした。これで負けたのなら仕方ないところだと思います。

3着には浦和のセンチュリオン。近走、南関東の重賞で好走している馬ですが、データ傾向から手が出せませんでした。