日程 | 2018年5月2日(水曜日) |
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開催 | 船橋競馬場 11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | J・GⅠ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | 定量(57kg 牝馬2kg減) |
出走数 | 12頭 |
天気 | 弱雨(ヤフー天気) |
かしわ記念2018
交流G1「かしわ記念2018」です。例年、JRAの実力馬が上位争いを繰り広げる一戦。かしわ記念を3勝した王者コパノリッキーが引退しましたが、昨年度のJRA最優秀ダート馬ゴールドドリームを中心に、今年も好メンバーが揃いそうです。
コース形態
過去10年のかしわ記念の配当を見ると、長く硬い決着が続いていましたが、2014~2015年は中穴が馬券に絡む小波乱となっています。今年も紐荒れの可能性は十分にありそうですね。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 1,040円 | 1,620円 | 6,930円 |
2016 | 6,450円 | 6,580円 | 56,430円 |
2015 | 1,650円 | 4,500円 | 45,080円 |
2014 | 1,820円 | 380円 | 3,680円 |
2013 | 480円 | 210円 | 1,250円 |
2012 | 600円 | 710円 | 3,300円 |
2011 | 2,500円 | 380円 | 6,150円 |
2010 | 1,820円 | 5,400円 | 12,650円 |
2009 | 280円 | 560円 | 2,040円 |
2008 | 1,450円 | 340円 | 7,830円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 1 | 牡7 | コパノリッキー | 2 | フェブラリーステークス(G1) 14着(1.4) | 6 |
2 | 2 | 牡7 | インカンテーション | 5 | マーチステークス(G3) 1着(-0.1) | 10 | |
3 | 3 | 牡5 | モーニン | 3 | フェブラリーステークス(G1) 12着(1.0) | 3 | |
2016稍重 | 1 | 1 | 牡6 | コパノリッキー | 3 | フェブラリーステークス(G1) 7着(0.6) | 4 |
2 | 6 | 牡6 | ソルテ | 6 | フジノウェーブ記念(OP 大井ダ1400m) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 4 | 牡6 | ベストウォーリア | 5 | フェブラリーステークス(G1) 4着(0.2) | 3 | |
2015良 | 1 | 7 | 牡9 | ワンダーアキュート | 4 | フェブラリーステークス(G1) 9着(0.5) | 10 |
2 | 3 | 牡5 | ベストウォーリア | 1 | フェブラリーステークス(G1) 3着(0.2) | 3 | |
3 | 6 | 牡4 | ハッピースプリント | 5 | フェブラリーステークス(G1) 11着(0.6) | 8 | |
2014良 | 1 | 5 | 牡4 | コパノリッキー | 2 | フェブラリーステークス(G1) 1着(-0.1) | 16 |
2 | 2 | 牡8 | セイクリムズン | 4 | 東京スプリント(G3) 2着(0.6) | 2 | |
3 | 7 | 牡8 | ワンダーアキュート | 1 | フェブラリーステークス(G1) 6着(0.5) | 5 | |
2013良 | 1 | 7 | 牡4 | ホッコータルマエ | 2 | アンタレスステークス(G3) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 1 | 牡8 | エスポワールシチー | 3 | フェブラリーステークス(G1) 2着(0.1) | 9 | |
3 | 9 | 牡5 | ローマンレジェンド | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.1) | 2 | |
2012重 | 1 | 7 | 牡7 | エスポワールシチー | 3 | フェブラリーステークス(G1) 5着(0.6) | 3 |
2 | 6 | 牡8 | フリオーソ | 1 | ダイオライト記念(G2) 5着(0.9) | 2 | |
3 | 4 | 牡6 | テスタマッタ | 2 | フェブラリーステークス(G1) 1着(-0.3) | 7 | |
2011稍重 | 2 | 11 | 牡7 | フリオーソ | 2 | フェブラリーステークス(G1) 2着(0.2) | 3 |
2 | 12 | 牝5 | ラヴェリータ | 5 | マーチステークス(G3) 14着(1.3) | 5 | |
3 | 10 | 牡6 | エスポワールシチー | 1 | 名古屋大賞典(G3) 1着(-0.4) | 1 | |
2010良 | 1 | 12 | 牡5 | エスポワールシチー | 1 | フェブラリーステークス(G1) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 7 | 牡6 | フリオーソ | 5 | ダイオライト記念(G2) 5着(1.2) | 1 | |
3 | 11 | 牡7 | アドマイヤスバル | 4 | 名古屋大賞典(G3) 2着(0.4) | 1 | |
2009重 | 1 | 6 | 牡4 | エスポワールシチー | 2 | マーチステークス(G3) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 11 | 牡7 | カネヒキリ | 1 | フェブラリーステークス(G1) 3着(0.0) | 1 | |
3 | 10 | 牡5 | フェラーリピサ | 4 | 黒船賞(G3) 2着(1.1) | 1 | |
2008稍重 | 1 | 7 | 牡6 | ボンネビルレコード | 3 | マーチステークス(G3) 12着(2.5) | 9 |
2 | 1 | 牡8 | ブルーコンコルド | 1 | フェブラリーステークス(G1) 2着(0.3) | 7 | |
3 | 14 | 牡6 | ワイルドワンダー | 2 | フェブラリーステークス(G1) 3着(0.6) | 3 |
過去10年のかしわ記念3着以内30頭中29頭が1~5番人気馬でした。直近2年連続で馬券圏外となっていますが、1番人気は、複勝率80%(1-4-3-2)と安定した成績を残しています。
過去10年のかしわ記念3着以内30頭中17頭を占めます。毎年、1頭以上が連対しています。
予想
今年のかしわ記念2018は、やや混戦模様という印象ですが、傾向通り馬券は1~5番人気馬が狙い目になるでしょうか。交流G1ですし、ガミらないように少点数で押さえることが出来るかがポイントになりそうですね。(´・ω・`;)
かしわ記念2018注目は、フェブラリーステークス2018上位3頭になると思いますが、ノンコノユメとゴールドドリームは後ろから行く脚質だけに、前が残りやすい交流重賞では少し買い難い要素になるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。小波乱期待で…。
買い続けていた好きな馬ですが、芝の阪神カップ2018以降は手が出せず…。前走は、久々のダート戦。流石G1馬という脚で、トップハンデ58.5kgを物ともせず、上がり最速で差し切りました。5走前の日本テレビ盃2017でのアポロケンタッキー、サウンドトゥルー、ケイティブレイブとの叩き合いが見応えたっぷりで、4着に敗れたものの、ダートではトップクラスの馬という印象でした。力を出し切ることが出来れば、今回も高いパフォーマンスを見せることが出来るのではないでしょうか。
優勝した武蔵野ステークス2018がドスローの前残りだったので、前走フェブラリーステークス2018では軽視していたものの、結果は3着に好走。力のある所を示した格好だと思います。昨年のかしわ記念2017は2着に好走しており、コース相性も問題なさそうです。有力馬のノンコノユメとゴールドドリームが後ろから行くと思うので、前に行ける脚質的なメリットはありそうですね。
ダートマイル戦では安定した成績を残してきた馬ですが、昨年のかしわ記念2017以降、結果が出せなくなってきました。8歳ですから、年齢的な衰えの可能性もありそうです。今回は実績のわりに人気が落ち着きそうですし、前に行ける脚質にも期待して押さえました。
3走前のジャパンダートダービー2017は、サンライズノヴァやサンライズソアを抑えての優勝。後にサンライズノヴァがフェブラリーステークス2018で4着に好走していることを考えると、ハマればJRA勢にも対抗できそうです。紐荒れ期待で…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、5着、6着、7着でした。本命◎モーニンは、6着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | 牡5 | ゴールドドリーム | 2 | フェブラリーステークス(G1) 2着(0.0) | 1 |
2 | 3 | 牡6 | オールブラッシュ | 6 | マーチステークス(G1) 11着(1.1) | 12 |
3 | 11 | 牡8 | インカンテーション | 1 | フェブラリーステークス(G1) 3着(0.1) | 6 |
人気馬を軽視するも、カスリもせず。(´・ω・`;) 大外一気だったノンコノユメを除くと、JRA勢は地方競馬場に合わせた騎乗で、前残りを意識した予想をしない方が良かったかもしれません。
逃げたオールブラッシュが2着に残る決着。優勝したゴールドドリームは、スタートも良く、後ろ過ぎない位置からの競馬で、流石の昨年度のJRA最優秀ダート馬という印象の勝ちっぷりでした。
本命モーニンは、4コーナー手前で既に手応えなく、そのままズルズル…。日本テレビ盃2017のときの覇気というか勢いが感じられませんでした。これは重賞では、しばらく手が出せない感じがしますね…。