金鯱賞2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

金鯱賞2023過去データと予想

日程 2023年3月12日(日曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 4歳以上
斤量 別定
出走数 12頭
天気 曇り(ヤフー天気)
クッション値 9.0(3月12日)

金鯱賞2023

大阪杯に向けた一戦、金鯱賞2023です。現行の金鯱賞となった2017年以降では、金鯱賞出走馬が大阪杯で活躍する傾向にあります。好相性の前哨戦なので、今年も大一番に向けて注目のレースになると思います。

金鯱賞は、12月に開催されていましたが、2017年に中日新聞杯と入れ替わるかたちで、3月開催に変更となりました。同時期の同コース開催の重賞という意味で、中日新聞杯(2013~2016年)と金鯱賞(2017年~2022年)の過去10年のデータを扱っています。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯2013~2016年)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回(2014年、2016年、2017年、2021年)あります。時折、大きく荒れているレースですが、近年は順当な決着が増えてきています。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 830円 3,540円 10,610円
2021 13,570円 34,650円 783,010円
2020 1,550円 5,880円 14,440円
2019 1,700円 1,880円 11,040円
2018 5,860円 4,000円 50,360円
2017 3,800円 56,390円 192,050円
2016 4,140円 52,450円 251,670円
2015 1,810円 9,580円 50,580円
2014 6,010円 17,600円 141,450円
2013 1,470円 2,920円 17,230円

では過去10年の金鯱賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

金鯱賞2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 3 牡4 56 ジャックドール 1 白富士ステークス(LR) 1着(-0.2) 1
2 10 牝5 56 レイパパレ 2 香港カップ(G1) 6着 2
3 6 牝5 55 アカイイト 5 有馬記念(G1) 7着(1.1) 6
2021 1 5 牡6 56 ギベオン 10 白富士ステークス(LR) 5着(0.4) 7
2 1 牝4 55 デアリングタクト 1 ジャパンカップ(G1) 3着(0.2) 3
3 10 牡4 56 ポタジェ 6 白富士ステークス(LR) 1着(-0.1) 1
2020 1 6 牡4 58 サートゥルナーリア 1 有馬記念(G1) 2着(0.8) 3
2 8 牡5 56 サトノソルタス 8 中日新聞杯(G3) 5着(0.4) 5
3 4 牡6 56 ダイワキャグニー 6 白富士ステークス(LR) 7着(0.6) 1
2019稍重 1 1 牡4 56 ダノンプレミアム 2 日本ダービー(G1) 6着(0.2) 1
2 11 牝5 55 リスグラシュー 5 香港ヴァーズ(G1) 2着 2
3 8 牡5 56 エアウィンザー 1 チャレンジカップ(G3) 1着(-0.5) 2
2018稍重 1 9 牡4 57 スワーヴリチャード 1 有馬記念(G1) 4着(0.2) 2
2 4 牡8 56 サトノノブレス 8 凱旋門賞(G1) 16着 11
3 5 牡5 57 サトノダイヤモンド 2 凱旋門賞(G1) 15着 2
2017 1 6 牡5 57 ヤマカツエース 1 有馬記念(G1) 4着(0.3) 8
2 15 牡4 56 ロードヴァンドール 7 小倉大賞典(G3) 4着(0.4) 11
3 8 牡6 56 スズカデヴィアス 13 白富士ステークス(OP) 1着(-0.0) 3
2016 1 5 牡6 58 サトノノブレス 1 日経新春杯(G2) 3着(0.3) 4
2 15 牡7 55 ファントムライト 9 白富士ステークス(OP) 2着(0.0) 1
3 13 牡6 55 レコンダイト 13 アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.0) 5
2015 1 1 牡6 57 ディサイファ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 5着(0.4) 11
2 10 セ7 55 デウスウルト 2 中山金杯(G3) 3着(0.3) 5
3 4 牡5 55 マイネルミラノ 6 小倉大賞典(G3) 5着(0.7) 7
2014 1 17 牡5 54 マーティンボロ 10 飛鳥ステークス(1600万) 1着(0.0) 3
2 6 牝4 54 ラキシス 3 京都記念(G2) 4着(0.3) 3
3 13 牡4 56 ラブリーデイ 4 有馬記念(G1) 12着(3.2) 14
2013 1 13 牡5 55 サトノアポロ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着(0.6) 4
2 7 牡6 55 アドマイヤタイシ 1 中山金杯(G3) 2着(0.3) 4
3 2 牡6 56 トウカイパラダイス 3 日経新春杯(G2) 3着(0.2) 4
前走重賞レース

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内30頭中23頭を占めます。そのうち15頭が前走5着以内に好走していました。前走重賞好走馬やG1レース出走馬が候補になりそうです。

5番人気以下

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内30頭中15頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

予想

金鯱賞2023は、例年よりも層が薄いメンバーになりました。抜けた実績馬は不在ですし、半数以上の馬が候補になるでしょうか。毎年、5~9番人気前後の穴馬が馬券圏内に好走しているので、今年も難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。少頭数ながら候補が多すぎて、当たる気がしません。深く考えず中京コース実績のある馬を中心に選びました。

◎10フェーングロッテン

近年好走例が多い4歳馬。中京コース実績と逃げ粘りに期待して本命評価にしました。

○11ヤマニンサルバム

近年好走例が多い4歳馬。フェーングロッテン同様、中京コース実績と先行出来そうな脚質に期待して対抗評価にしました。

▲2マリアエレーナ

近年好走した牝馬を見ると、ともにG1馬(レイパパレ、アカイイト、デアリングタクト、リスグラシュー)でした。データ傾向からは、買い難いところかもしれません。中京コース実績に期待して、一応押さえました。

馬連3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、7着、8着でした。本命◎フェーングロッテンは、2着でした。

金鯱賞2023結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 12 牡5 57 プログノーシス 1 中日新聞杯(G3) 4着(0.1) 1
2 10 牡4 57 フェーングロッテン 3 中山金杯(G3) 3着(0.0) 2
3 1 牡6 57 アラタ 6 中山金杯(G3) 4着(0.0) 5

想定していたように、前が有利になりそうな展開でした。それを後方一気でプログノーシスが優勝。かなり強かったように見えます。

本命フェーングロッテンは逃げ粘って2着。対抗ヤマニンサルバムは、直線で垂れて7着でした。押さえマリアエレーナ。2〜3番手追走を想定して選んだのですが、まさかの中団から…。早めに動くこともなく、直線も包まれて全く良さを出していないレースだったと思います。

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