日程 | 2019年10月6日(日曜) |
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開催 | 京都競馬場11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 17頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
京都大賞典2019
秋G1戦線に向けた一戦、京都大賞典2019です。例年、天皇賞秋やジャパンカップの前哨戦として実力馬が集い、ハイレベルなレースが繰り広げられます。近年は、京都大賞典組が秋~暮れのG1で活躍するケースが増加傾向にあります。
配当
過去10年の京都大賞典の配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。2013年に超高配当(360万馬券)が出ていますが、近年は順当な決着が続いています。実力馬が結果を残しやすい舞台とも言えるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 1,730円 | 5,900円 | 19,420円 |
2017 | 4,300円 | 2,950円 | 31,790円 |
2016 | 1,420円 | 1,520円 | 7,400円 |
2015 | 680円 | 1,510円 | 6,540円 |
2014 | 2,890円 | 2,540円 | 17,470円 |
2013 | 90,240円 | 161,330円 | 3,619,290円 |
2012 | 15,750円 | 11,380円 | 128,790円 |
2011 | 690円 | 1,140円 | 4,360円 |
2010 | 600円 | 870円 | 3,880円 |
2009 | 1,810円 | 8,780円 | 43,670円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 2 | 牡5 | 57 | サトノダイヤモンド | 2 | 宝塚記念(G1) 6着(0.8) | 1 |
2 | 4 | 牝4 | 54 | レッドジェノヴァ | 4 | 2018ワールドAJ第2戦(1600万) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 5 | 牡7 | 57 | アルバート | 3 | 宝塚記念(G1) 13着(1.8) | 15 | |
2017良 | 1 | 4 | 牝7 | 54 | スマートレイアー | 4 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.0) | 1 |
2 | 8 | 牡5 | 56 | トーセンバジル | 6 | 新潟記念(G3) 7着(0.2) | 2 | |
3 | 3 | 牡5 | 57 | シュヴァルグラン | 1 | 宝塚記念(G1) 8着(1.2) | 6 | |
2016良 | 1 | 1 | 牡4 | 58 | キタサンブラック | 1 | 宝塚記念(G1) 3着(0.0) | 2 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | アドマイヤデウス | 6 | 天皇賞春(G1) 9着(0.6) | 11 | |
3 | 10 | 牡6 | 58 | ラブリーデイ | 2 | 宝塚記念(G1) 4着(0.2) | 4 | |
2015良 | 1 | 1 | 牡5 | 58 | ラブリーデイ | 1 | 宝塚記念(G1) 1着(-0.0) | 6 |
2 | 10 | 牡4 | 56 | サウンズオブアース | 2 | 天皇賞春(G1) 9着(0.7) | 4 | |
3 | 7 | セ7 | 56 | カレンミロティック | 5 | 宝塚記念(G1) 13着(1.0) | 5 | |
2014良 | 1 | 7 | 牡4 | 56 | ラストインパクト | 3 | 新潟記念(G3) 3着(0.0) | 3 |
2 | 10 | 牡4 | 56 | タマモベストプレイ | 6 | 丹頂ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 2 | 牡6 | 58 | トーセンラー | 1 | 安田記念(G1) 14着(1.9) | 8 | |
2013良 | 1 | 2 | 牡5 | 56 | ヒットザターゲット | 11 | 宝塚記念(G1) 11着(2.4) | 9 |
2 | 1 | 牡4 | 56 | アンコイルド | 7 | 札幌記念(G2) 3着(1.7) | 14 | |
3 | 11 | 牡5 | 57 | トーセンラー | 2 | 宝塚記念(G1) 5着(1.0) | 4 | |
2012良 | 1 | 14 | 牡5 | 56 | メイショウカンパク | 5 | オールカマー(G2) 6着(0.8) | 10 |
2 | 9 | 牡7 | 57 | オウケンブルースリ | 7 | 阪神大賞典(G2) 8着(2.6) | 7 | |
3 | 6 | 牡4 | 57 | ギュスターヴクライ | 2 | 天皇賞春(G1) 5着(1.3) | 4 | |
2011良 | 1 | 7 | 牡4 | 59 | ローズキングダム | 1 | 宝塚記念(G1) 4着(0.3) | 5 |
2 | 8 | 牡4 | 57 | ビートブラック | 4 | 宝塚記念(G1) 11着(1.5) | 12 | |
3 | 4 | 牡6 | 58 | オウケンブルースリ | 3 | 天皇賞春(G1) 10着(1.3) | 12 | |
2010良 | 1 | 2 | 牝5 | 56 | メイショウベルーガ | 2 | 新潟記念(G3) 4着(0.1) | 2 |
2 | 9 | 牡5 | 58 | オウケンブルースリ | 1 | ジャパンカップ2009(G1) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 6 | 牝5 | 55 | プロヴィナージュ | 4 | チャレンジカップ(G3) 2着(0.3) | 3 | |
2009良 | 1 | 2 | 牡4 | 59 | オウケンブルースリ | 3 | 阪神大賞典(G2) 7着(1.2) | 1 |
2 | 3 | 牡4 | 57 | スマートギア | 4 | 西宮ステークス(1600万) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 1 | 牡5 | 57 | トーセンキャプテン | 7 | オールカマー(G2) 7着(0.8) | 6 |
過去10年の京都大賞典3着以内30頭中17頭を占めます。宝塚記念組や天皇賞春組を中心に、前走の着順に関係なく好走例が目立ちます。
過去10年の京都大賞典3着以内30頭中23頭を占めます。連対馬では20頭中18頭に及びます。
過去10年の京都大賞典3着以内30頭中29頭を占めます。二桁人気馬は、波乱決着となった2013年のヒットザターゲットのみです。近年は、中穴(4~6番人気)が馬券圏内に好走し、好配当を演出しています。
予想
重賞実績馬を中心に好メンバーが揃った京都大賞典2019。G1馬や飛び抜けた実績馬は不在ですが、グローリーヴェイズやエタリオウなどG1レースでも好成績を残している馬に注目が集まりそうです。近年は、中穴(4~7番人気)の好走例が非常に多いレースなので、穴馬を押さえることができるかが馬券のポイントになるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。好走例の多い前走G1レース出走馬、4~5歳の上位人気馬を中心に狙いました。
前走天皇賞春は、フィエールマンとのマッチレースに敗れてクビ差の2着。3着以下を突き放す結果でしたし、能力の高さを示したレースだと思います。このメンバーなら3着を外したくないところでしょうか。
4連勝でチャレンジカップを制したあとの金鯱賞で3着。1着馬ダノンプレミアム、2着馬リスグラシューの3着と考えれば、ポテンシャルの高さを伺わせます。前走大阪杯は、前々で進めたアルアインとキセキ、最内を突いたワグネリアンによる決着。エアウィンザーは、直線じわじわ伸びてきているものの、前を捕まえきれず5着という内容でした。今回のメンバー構成なら、上位争いの候補と言っても良さそうです。
スタートが良くない馬ですが、2走前の京都記念はスタート良く、そのまま先行から抜け出しての優勝。直線、追ってからも粘り強い印象でした。今回は京都記念同様、ゆったりとした流れになりそうなメンバーですし、前々で進めることが出来れば、上位争いに加わっても良いかもしれません。
G1レースでも好走歴のある馬ですが、後方から直線一気というタイプで、展開に左右されそうですね。一応の押さえで…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、5着、6着、12着でした。本命◎グローリーヴェイズは、6着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | セ6 | 56 | ドレッドノータス | 11 | 丹頂ステークス(OP) 5着(0.8) | 10 |
2 | 14 | 牡5 | 57 | ダンビュライト | 6 | 大阪杯(G1) 9着(0.6) | 11 |
3 | 6 | 牡4 | 56 | シルヴァンシャー | 5 | 御堂筋ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 |
1~4番人気が飛ぶ、まさかの大波乱でした…。前々で進めた馬も残り、追い込み馬も上位に来る決着。道中、スムーズなレース運びが出来た馬が上位争いしたと言えるかもしれません。難解なレースだったと思います。
有力馬はこの後のG1戦線に向けての出走だったとしても、過去秋のG1で活躍しているのは、京都大賞典で好走していた馬ばかり…。ここで崩れた有力馬は、次走以降狙い難いところでしょうか。
優勝したドレッドノータス。京都コースに良績が多い馬ですが、このメンバーのG2戦では流石に手が出せず…。難しすぎます。