毎日王冠2019過去10年のデータと予想

毎日王冠2019

秋G1戦線に向けた一戦、毎日王冠2019です。例年、天皇賞秋やマイルチャンピオンシップの前哨戦として実力馬が集い、ハイレベルなレースが繰り広げられます。特に天皇賞秋とは好相性のレースで、毎日王冠組が毎年のように天皇賞秋で好走しています。秋G1を占う上でも重要なレースといえそうです。

配当

過去10年の毎日王冠の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。3連複万馬券が4回、馬連万馬券が2回。直近2年連続で大きな波乱は無いものの、やや波乱含みのレースだと思います。データ外になりますが、2008年は3連単15万馬券が出ており、2～3年周期で波乱決着と考えれば、そろそろ波乱があっても良さそうです。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の毎日王冠3着以内30頭中3頭を占めます。3頭ともに前走G1レース（宝塚記念1頭、日本ダービー2頭）に出走していました。前走大きく崩れた馬の好走例が少ないと言えそうです。

過去10年の毎日王冠3着以内では、上位人気馬が不振傾向にあり、2～3番人気馬が崩れる傾向にあります。そのほか1～3番人気から連対馬は出ているものの、3着馬が出ていません。

• 1番人気（5-1-0-4）複勝率60%
• 2番人気（0-1-0-9）複勝率10%
• 3番人気（1-2-0-7）複勝率30%

予想

今年の毎日王冠2019は、少頭数ながら好メンバーが揃いました。日本ダービー2着馬ダノンキングリーのほか、G1馬が5頭。ハイレベルな混戦という印象です。順当ならこの6頭から上位3頭が決まりそうですが、どうなるでしょうか…。有力馬の多くは、このあとの天皇賞秋やマイルチャンピオンシップに向けての出走になるので、有力馬の状態次第では、穴馬の好走劇があるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。インディチャンプが気になりつつ、1～3番人気決着もつまらないので、紐荒れに期待して中穴を狙いました。

他の有力馬が差し追い込み馬と考えると、前に行く脚質は魅力的です。昨年の毎日王冠も好メンバー相手に同ローテから勝ち切っていますし、今年も上位争いの候補になるでしょうか。

共同通信杯～日本ダービーのパフォーマンスを見る限り、東京コースのここなら上位争いを期待できそうです。ただ近走は、内目の枠をロスなく脚を溜めて…というレース。外枠（8枠9番）は気になるところですね。

NHKマイルカップ以降、一度も馬券に絡まず、どこか早熟っぽさを感じますが…。ただ東京コースが合うのか、昨年の毎日王冠では5着、前残りとなった前走安田記念では追い込んで7着（勝ち馬と0.4秒差）と大崩れしていません。紐荒れ期待なら、オッズ的な魅力はあるかもしれません。

過去、中穴（4～6番人気）の好走例が多いレース。紐荒れに期待して適当に押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着、9着でした。本命◎アエロリットは、2着でした。

過去10年で初めての1～3番人気決着。紐に穴馬を…なんて考える必要が無かったですね…。実績上位3頭が結果を残すレースとなりました。

ダノンキングリーが出遅れて後方からの競馬。安田記念組2頭の勝ち負けかと思いきや、外からダノンキングリーがまとめて差し切る強い内容でした。1頭だけ力が上という印象でした。