日程 | 2022年2月19日(土曜) |
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開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | 芝1400m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上牝馬 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 18頭 |
天気 | 雨(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.8(19日) |
京都牝馬ステークス2022
牝馬限定の重賞、京都牝馬ステークス2022です。ヴィクトリアマイルに向けた一戦。2016年に阪神牝馬ステークスと施行距離が入れ替わるかたちで芝1400m戦になったことで、ヴィクトリアマイルに結び付きにくいレースになりました。G1に向けたレースと考えると、評価が難しいレースだと思います。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場の芝1400mコースで開催されます。
配当
過去10年の京都牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。そのうち2015年と2019年は、1~6番人気が馬券圏外で超高配当が出ています。例外的な波乱だと思いますが、近年は穴馬の好走も目立つため、波乱傾向のレースといるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 2,870円 | 13,390円 | 59,340円 |
2020 | 3,200円 | 41,730円 | 145,450円 |
2019 | 20,300円 | 284,790円 | 1,536,660円 |
2018 | 860円 | 2,930円 | 10,260円 |
2017 | 3,070円 | 6,510円 | 33,820円 |
2016 | 3,500円 | 6,220円 | 36,210円 |
2015 | 86,460円 | 451,980円 | 2,865,560円 |
2014 | 880円 | 2,470円 | 11,080円 |
2013 | 690円 | 5,690円 | 14,580円 |
2012 | 1,070円 | 2,270円 | 10,930円 |
では過去10年の京都牝馬ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良阪神 | 1 | 4 | 牝5 | 54 | イベリス | 3 | 阪神カップ(G2) 6着(0.5) | 9 |
2 | 15 | 牝4 | 54 | ギルデッドミラー | 5 | リゲルステークス(LR) 14着(0.9) | 3 | |
3 | 14 | 牝5 | 54 | ブランノワール | 9 | リゲルステークス(LR) 5着(0.4) | 9 | |
2020重 | 1 | 17 | 牝5 | 55 | サウンドキアラ | 1 | 京都金杯(G3) 1着(-0.2) | 3 |
2 | 9 | 牝4 | 55 | プールヴィル | 6 | オーロカップ(LR) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 6 | 牝6 | 54 | メイショウグロッケ | 13 | ターコイズステークス(G3) 5着(0.6) | 9 | |
2019良 | 1 | 10 | 牝5 | 54 | デアレガーロ | 9 | スワンステークス(G2) 6着(0.7) | 5 |
2 | 15 | 牝5 | 54 | リナーテ | 7 | ターコイズステークス(G3) 7着(0.3) | 9 | |
3 | 13 | 牝4 | 53 | アマルフィコースト | 12 | 石清水ステークス(1600万) 8着(0.8) | 3 | |
2018良 | 1 | 8 | 牝4 | 55 | ミスパンテール | 1 | ターコイズステークス(G3) 1着(-0.0) | 5 |
2 | 10 | 牝4 | 54 | デアレガーロ | 4 | 市川ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 5 | |
3 | 12 | 牝5 | 53 | エスティタート | 5 | 石清水ステークス(1600万) 2着(0.2) | 8 | |
2017稍重 | 1 | 10 | 牝5 | 55 | レッツゴードンキ | 1 | ターコイズステークス(G) 2着(0.2) | 6 |
2 | 15 | 牝4 | 54 | ワンスインナムーン | 7 | サンライズステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 6 | 牝6 | 54 | スナッチマインド | 5 | 六甲アイランドステークス(1600万) 1着(-0.0) | 3 | |
2016重 | 1 | 14 | 牝4 | 56 | クイーンズリング | 1 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.3) | 5 |
2 | 10 | 牝5 | 54 | マジックタイム | 6 | 節分ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 11 | 牝6 | 55 | ウインプリメーラ | 3 | 京都金杯(G3) 1着(-0.1) | 3 | |
2015良旧 | 1 | 13 | 牝6 | 56 | ケイアイエレガント | 9 | 中山金杯(G3) 13着(1.4) | 17 |
2 | 12 | 牝6 | 54 | ゴールデンナンバー | 15 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 除外 | ||
3 | 2 | 牝7 | 54 | パワースポット | 8 | 愛知杯(G3) 5着(0.3) | 14 | |
2014良旧 | 1 | 14 | 牝4 | 52 | ウリウリ | 2 | 衣笠特別(1000万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牝6 | 56 | ドナウブルー | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 5着(0.6) | 10 | |
3 | 10 | 牝6 | 54 | ノーブルジュエリー | 5 | 仲秋ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
2013良旧 | 1 | 4 | 牝4 | 54 | ハナズゴール | 1 | リゲルステークス(OP) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 8 | 牝5 | 55 | エーシンメンフィス | 2 | 愛知杯(G3) 1着(-0.2) | 7 | |
3 | 10 | 牝6 | 53 | ベストクルーズ | 10 | 新春ステークス(1600万) 3着(0.2) | 9 | |
2012良旧 | 1 | 3 | 牝4 | 52 | ドナウブルー | 2 | 1000万(京都芝1800m) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 4 | 牝5 | 54 | ショウリュウムーン | 1 | 京都金杯(G3) 4着(0.3) | 4 | |
3 | 11 | 牝5 | 54 | アスカトップレディ | 3 | 愛知杯(G3) 3着(0.2) | 10 |
過去10年の京都牝馬ステークス3着以内30頭中17頭を占めます。1~3番人気で決着した2012年を除く過去9回で、毎年穴馬の好走が見られます。
過去10年の京都牝馬ステークス3着以内30頭中10頭を占めます。そのうち連対馬が9頭、優勝馬は5頭に及びます。近年は5歳馬の活躍も目立つため、若い4~5歳馬が強いレースといえるかもしれません。
過去10年の京都牝馬ステークス3着以内30頭中16頭を占めます。前走ターコイズステークスや京都金杯、愛知杯出走馬の好走が目立ちます。
予想
京都牝馬ステークス2022は、例年よりも層が薄い印象を受けます。実績面で抜けた馬が不在の混戦メンバーですし、かなり難解なレースになると思います。
以下、簡単な考察と予想です。馬券圏内と考えると、ほぼ全頭が候補になりそうです。全く当たる気がしません。
前に行きそうな馬が何頭かいるので、位置取りも展開面も予想できないところでしょうか。今回は、リステッドレース(昨年の六甲S)を勝った阪神コースと初の1400m戦に期待して、本命評価にしました。直近2戦の地方ダートを度外視すれば、重賞でもチャンスはありそうです。
前走京阪杯8着。外からの追い込み勢が突っ込んで来るレースだっただけに、内を突いた先行策は分が悪かったように見えました。阪神コースでは結果を残せていませんが、相手なりに走って大崩れしていない安定感には期待できそうです。葵Sやアイビスサマーダッシュぐらい走れば、上位争いがあっても良さそうなところですが…。
前走3勝クラスを快勝。初の1400m戦が良かったのか否か、直線では2着以下を突き放していました。同コース同距離で行われる今回は、買い目に入れても良いかもしれません。
過去(阪神開催は昨年のみ)好走例が多い外枠に期待して、適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、10着、15着、17着でした。本命◎クリスティは、15着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | 牝5 | 56 | ロータスランド | 5 | マイルチャンピオンシップ(G1) 12着(0.9) | 9 |
2 | 2 | 牝5 | 54 | スカイグルーヴ | 1 | 白秋ステークス(3勝クラス) 1着(-0.3) | 1 |
3 | 15 | 牝6 | 54 | タンタラス | 2 | 六甲アイランドステークス(3勝クラス) 1着(-0.5) | 5 |
穴馬だけを狙った予想だったとはいえ、カスリもせず…。上位人気馬の決着でした。
前々のインコースで進めた馬が上位争いを演じることになりました。スローで流れたこともあり、中団より後ろで進めた馬には、チャンスがないレースでした。本命クリスティは、出遅れて後方から進める展開。最後は、外に出しての追い込みで、今日のようなレースでは厳しかったと思います。