日程 | 2024年5月4日(土曜) |
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開催 | 京都競馬場11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
出走数 | 15頭 |
クッション値 | 9.7(5月4日) |
京都新聞杯2024
日本ダービーの前哨戦、京都新聞杯2024です。好ステップレースとまでは言えませんが、近年は、京都新聞杯連対馬(ディープインパクト産)が日本ダービーで活躍しています。大一番に向けて、注目の一戦だと思います。
- 2019年2着ロジャーバローズ→日本ダービー優勝
- 2015年1着サトノラーゼン→日本ダービー2着
- 2013年1着キズナ→日本ダービー優勝
配当
過去10年の京都新聞杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。この3回を除くと、比較的順当な決着が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2023 | 650円 | 2,490円 | 7,720円 |
2022 | 7,500円 | 19,830円 | 155,470円 |
2021 | 750円 | 640円 | 4,100円 |
2020 | 4,290円 | 4,540円 | 39,450円 |
2019 | 8,490円 | 25,360円 | 214,830円 |
2018 | 15,710円 | 42,640円 | 269,100円 |
2017 | 880円 | 3,690円 | 15,190円 |
2016 | 4,120円 | 7,230円 | 33,810円 |
2015 | 1,110円 | 2,860円 | 13,160円 |
2014 | 3,700円 | 9,240円 | 55,130円 |
では過去10年の京都新聞杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2021年~2022年は中京競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2023良 | 1 | 6 | サトノグランツ | 1 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 7 | ダノントルネード | 2 | 1勝クラス(中京芝2000m) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 12 | リビアングラス | 7 | 1勝クラス(阪神芝2000m) 2着(-0.2) | 5 | |
2022良中京 | 1 | 3 | アスクワイルドモア | 8 | きさらぎ賞(G3) 4着(0.2) | 6 |
2 | 11 | ヴェローナシチー | 7 | 若葉ステークス(LR) 2着(0.5) | 4 | |
3 | 9 | ボルドグフーシュ | 5 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 2 | |
2021良中京 | 1 | 10 | レッドジェネシス | 3 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.7) | 1 |
2 | 4 | ルペルカーリア | 1 | 毎日杯(G3) 4着(0.5) | 3 | |
3 | 8 | マカオンドール | 2 | 大寒桜賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 1 | |
2020良 | 1 | 6 | ディープボンド | 4 | 皐月賞(G1) 10着(1.4) | 18 |
2 | 11 | マンオブスピリット | 3 | つばき賞(1勝クラス) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 10 | ファルコニア | 2 | スプリングステークス(G2) 4着(0.5) | 3 | |
2019良 | 1 | 12 | レッドジェニアル | 11 | アザレア賞(500万) 4着(0.3) | 5 |
2 | 3 | ロジャーバローズ | 2 | スプリングステークス(G2) 7着(0.4) | 2 | |
3 | 6 | サトノソロモン | 7 | 大寒桜賞(500万) 7着(0.8) | 1 | |
2018良 | 1 | 13 | ステイフーリッシュ | 7 | 共同通信杯(G3) 10着(1.1) | 2 |
2 | 8 | アドマイヤアルバ | 11 | 500万(阪神芝1600m) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 15 | シャルドネゴールド | 4 | 毎日杯(G3) 7着(0.7) | 4 | |
2017良 | 1 | 11 | プラチナムバレット | 2 | はなみずき賞(500万) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 3 | サトノクロニクル | 1 | 水仙賞(500万) 2着(0.1) | 1 | |
3 | 2 | ダノンディスタンス | 6 | すみれステークス(OP) 5着(1.7) | 2 | |
2016良 | 1 | 2 | スマートオーディン | 1 | 毎日杯(G3) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 11 | アグネスフォルテ | 9 | はなみずき賞(500万) 6着(0.5) | 5 | |
3 | 9 | ロイカバード | 4 | きさらぎ賞(G3) 3着(0.6) | 2 | |
2015良 | 1 | 4 | サトノラーゼン | 2 | はなみずき賞(500万) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 2 | ポルトドートウィユ | 1 | 若葉ステークス(OP) 4着(0.3) | 1 | |
3 | 15 | アルバートドック | 6 | 毎日杯(G3) 4着(0.1) | 6 | |
2014良 | 1 | 3 | ハギノハイブリッド | 3 | 新緑賞(500万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 11 | サウンズオブアース | 8 | はなみずき賞(500万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 5 | ガリバルディ | 5 | 500万(阪神芝1600m) 2着(0.2) | 2 |
過去10年の京都新聞杯3着以内30頭中17頭を占めます。そのうち14頭が前走1~3番人気馬でした。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。
過去10年の京都新聞杯3着以内30頭中10頭を占めます。前走毎日杯やスプリングステークス出走馬の好走が目立ちます。
予想
京都新聞杯2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走1勝クラス優勝馬や重賞レース好走馬が候補になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。前走1勝クラスや前走重賞レース好走馬を中心に選びました。スルーした馬の中では、ベラジオボンドとファーヴェント、インザモーメントあたりは気になります。
前走ゆきやなぎ賞2着。ドスローの直線勝負でした。後にクビ差1着のショウナンラプンタが青葉賞2着に好走していますし、ヴェローチェエラも重賞で期待して良いかもしれません。今回、逃げ馬不在のメンバーですし、前走のような展開になるかもしれません。
京都2歳ステークス2着。優勝はシンエンペラー、ハナ差3着サトノシュトラーセは青葉賞で小差4着、4着ダノンデサイルは京成杯優勝、5着キープカルム、6着ディスペランツァはアーリントンカップ優勝、8着コスモキュランダは弥生賞1着&皐月賞2着、11着ギャンブルルーム…など、かなりの好メンバーが揃ったレースでした。伏兵扱いなら狙ってみても…と考えて、対抗評価にしました。
デビューから崩れていない安定感に期待して押さえました。京都2歳ステークス好走実績にも期待して…。
飛び抜けた実績馬がいるわけではないので、無くはないところでしょうか。朝日杯FS4着&直近2戦のリステッドレースで大きく崩れていない点に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、15着でした。本命◎ヴェローチェエラは、3着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | ジューンテイク | 8 | 若葉ステークス(LR) 5着(0.6) | 4 |
2 | 5 | ウエストナウ | 5 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.4) | 7 |
3 | 7 | ヴェローチェエラ | 2 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 2着(0.1) | 2 |
直線では、的中を期待してしまいました。逃げたウエストナウが粘る中、内から押さえのジューンテイク、外から本命ヴェローチェエラと押さえキープカルムが伸びてくることになりました。
優勝ジューンテイク。内枠から道中ロス無く進めていました。馬の能力以上に、好騎乗が際立つレースでした。ヴェローチェエラは出負けして後方から進める展開…。キープカルムと同じぐらいの位置から、直線は外に出すことになりました。惜しかったと思いますが、力は示したと思います。
対抗プレリュードシチー。前半でウエストナウが大きく外に振れたことで不利を受けていました。そのまま先行勢に加わっていましたが、3~4角の時点で手応えも怪しく、最後は流しているようでした。最後無理をさせていないところを見ると、状態面の原因があったのかもしれません。