日程 | 2020年8月9日(日曜) |
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開催 | 新潟競馬場11R |
距離 | ダート1800m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢(牡56kg,牝54kg) |
出走数 | 15頭 |
天気 | 雨(ヤフー天気) |
レパードステークス2020
3歳ダート重賞、レパードステークス2020です。過去のレパードステークスで上位に好走した馬は、後の古馬ダート重賞戦線で活躍する馬が多い傾向にあります。ダートの出世レースと言って良いと思います。
配当
過去10年のレパードステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。直近6年では3連複万馬券が5回、3連単は3年連続で高配当が出ています。近年は波乱傾向のレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 5,220円 | 33,600円 | 279,040円 |
2018 | 23,100円 | 102,870円 | 671,670円 |
2017 | 95,320円 | 42,750円 | 807,250円 |
2016 | 260円 | 1,940円 | 6,040円 |
2015 | 1,050円 | 15,320円 | 49,790円 |
2014 | 5,050円 | 41,840円 | 134,570円 |
2013 | 780円 | 1,320円 | 4,970円 |
2012 | 1,230円 | 1,170円 | 7,580円 |
2011 | 570円 | 16,610円 | 61,470円 |
2010 | 1,720円 | 1,680円 | 9,470円 |
では過去10年のレパードステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019良 | 1 | 6 | ハヤヤッコ | 10 | 青竜ステークス(OP) 8着(1.0) | 6 |
2 | 10 | デルマルーヴル | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.6) | 4 | |
3 | 9 | トイガー | 11 | ジャパンダートダービー(G1) 6着(1.2) | 8 | |
2018良 | 1 | 6 | グリム | 5 | ユニコーンステークス(G3) 9着(1.2) | 2 |
2 | 15 | ヒラボクラターシュ | 10 | 濃尾特別(1000万) 4着(0.6) | 5 | |
3 | 11 | ビッグスモーキー | 9 | 安達太良ステークス(1600万) 5着(0.4) | 2 | |
2017良 | 1 | 2 | ローズプリンスダム | 11 | ジャパンダートダービー(G1) 8着(1.6) | 6 |
2 | 9 | サルサディオーネ(牝) | 12 | 500万(中京ダ1800m) 1着(-0.8) | 2 | |
3 | 5 | エピカリス | 1 | ベルモントステークス(G1) 出走取消 | ||
2016良 | 1 | 6 | グレンツェント | 2 | ユニコーンステークス(G3) 3着(0.5) | 3 |
2 | 5 | ケイティブレイブ | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.9) | 3 | |
3 | 1 | レガーロ | 6 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 4着(1.8) | 3 | |
2015良 | 1 | 9 | クロスクリーガー | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.5) | 1 |
2 | 12 | ダノンリバティ | 3 | 白百合ステークス(OP) 8着(0.3) | 4 | |
3 | 13 | タマノブリュネット(牝) | 11 | スパーキングナイトチャレンジ(川崎1600m) 1着(-0.3) | 1 | |
2014稍重 | 1 | 13 | アジアエクスプレス | 1 | ユニコーンステークス(G3) 12着(1.7) | 1 |
2 | 9 | クライスマイル | 7 | 500万(東京ダ1600m) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 4 | ランウェイワルツ | 9 | ジャパンダートダービー(G1) 5着(0.2) | 3 | |
2013稍重 | 1 | 5 | インカンテーション | 1 | 濃尾特別(1000万) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 7 | サトノプリンシパル | 4 | 御嶽特別(1000万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 11 | ケイアイレオーネ | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 3着(1.3) | 5 | |
2012良 | 1 | 12 | ホッコータルマエ | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 5着(1.0) | 6 |
2 | 14 | ナムラビクター | 3 | 御嶽特別(1000万) 1着(-0.6) | 2 | |
3 | 2 | イジゲン | 1 | 彦星賞(1000万) 1着(-0.1) | 1 | |
2011稍重 | 1 | 7 | ボレアス | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.0) | 4 |
2 | 5 | タカオノボル | 2 | 麒麟山特別(1000万) 1着(-0.1) | 6 | |
3 | 10 | タナトス | 12 | バルーンカップ(佐賀1400m) 1着(-1.2) | 1 | |
2010良 | 1 | 11 | ミラクルレジェンド(牝) | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 4着(0.1) | 4 |
2 | 3 | グリッターウイング | 6 | 瀬波温泉特別(1000万) 2着(0.5) | 1 | |
3 | 6 | ソリタリーキング | 1 | 鷹取特別(1000万) 1着(-0.0) | 1 |
過去10年のレパードステークス3着以内30頭中10頭を占めます。2018年を除く過去9回で馬券圏内に好走しています。
過去10年のレパードステークス3着以内30頭中11頭を占めます。そのうち7頭が前走1800m戦に出走していました。500万クラスに出走していた2頭は、2着以下に着差を付けて完勝していました。近年は好走例があまりないものの、1000万クラス(現2勝クラス)以上で好走していた馬が狙い目かもしれません。
データ表外の情報になりますが、過去10年のレパードステークスでは、好走例(1-4-0-5)が目立ちます。馬券圏外5頭のうち2頭は4着に好走しており、逃げ馬が安定した成績を残していると言っても良いかもしれません。
過去10年のレパードステークス3着以内30頭中7頭を占めます。特に近年は大穴の活躍が目立ち、直近3年で5頭が馬券圏内に好走しています。
予想
今年のレパードステークス2020は、ほぼ例年並みのメンバーという感じですが、1勝クラス~2勝クラスで好走してきた馬も多く、かなりの混戦模様だと思います。データ傾向からは、前走ジャパンダートダービー組や前走2勝クラス優勝馬が狙い目になるでしょうか。ただ近年は、二桁人気馬の好走が多いレースなので、下位人気馬が穴をあけるなんてこともあるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。二桁人気馬の好走が多いレースですが、今回は下位人気馬をスルーしています。
過去好走例が多い前走ジャパンダートダービー組。今年はミヤジコクオウのみということで本命にしました。前走は、圧倒的1番人気カフェファラオと共倒れという印象の内容で5着でした。中央のダート実績を考えれば、見直しても良いと思います。
前走ユニコーンステークス2着。新潟のダートで後ろからの脚質というのは不安要素ですが、実績を考えれば1発あっても良さそうです。新馬戦2着ダノンファラオがジャパンダートダービー優勝、3走前カトレア賞3着ダイメイコリーダがジャパンダートダービー2着、2走前青竜ステークス2着ダノンファストが2勝クラス楽勝…と戦ってきた相手を考えれば、勝ち負けを期待したい馬だと思います。
前走インディアトロフィーは、2着馬に詰められながらも押し切って1着でした。今回、雨予報が出ていますし、前走重馬場の2勝クラスを勝ち切ったのは、魅力的です。上手く先行出来れば、上位食い込みがあっても良さそうです。
逃げそうな馬からラインベックと迷ってタイガーインディを押さえました。逃げ馬の好走が多いレースなので、上手くハナに行くことができれば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、8着、12着でした。本命◎ミヤジコクオウは、2着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | ケンシンコウ | 7 | ユニコーンステークス(G3) 3着(1.1) | 11 |
2 | 7 | ミヤジコクオウ | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 5着(2.1) | 2 |
3 | 2 | ブランクチェック(牝) | 5 | 2勝クラス(東京ダ1600m) 1着(-0.4) | 1 |
例年のような二桁人気馬が馬券に絡むことはありませんでしたが、波乱決着(3連単122,050円)となりました。
逃げたケンシンコウが後続を突き放して完勝。逃げ馬が残りやすいレースなので、タイガーインディを押さえていたのですが、ハナに行ったのは、まさかのケンシンコウでした。これは予想できない展開だったと思います。
本命ミヤジコクオウ、対抗デュードヴァンは4着でした。デュードヴァンは、後方から前を捕まえきれずというイメージで少し評価を下げたのですが、この馬もまさかの先行策でした。距離が合わないのか、前に行くのが合わないのか分かりませんが、最後は伸び切れずという内容でした。