日程 | 2019年11月5日(火曜)日本時間:13時00分発走予定 |
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開催 | オーストラリアフレミントン競馬場 |
距離 | 芝3200m |
格付け | G1 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
メルボルンカップ2019
オーストラリアのフレミントン競馬場で行われるG1メルボルンカップ2019。今年で159回目となる伝統の一戦です。メルボルンでは、毎年この日をメルボルンカップ・デーとして祝日にしているそうです。メルボルンカップ2019には、日本馬メールドグラースが出走を予定。実績面では大注目の1頭だと思いますが、初の長距離重賞(ハンデ戦)ですし、取捨に悩むレースになりそうです。
配当
メルボルンカップは、20頭を超える出走頭数に加え、長距離のハンデ戦ということもあって、毎年かなり荒れています。JRAで馬券が販売された過去2回も高配当が出ています。今年も波乱を想定しておいた方が良いかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 4,810円 | 47,510円 | 315,040円 |
2017 | 発売なし | ||
2016 | 15,150円 | 35,160円 | 219,110円 |
では以下、過去10年のメルボルンカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2018重 | 1 | 19 | 23 | セ3 | 51 | クロスカウンター | 7 | グレートヴォルティジュールS(G2) 2着 |
2 | 10 | 9 | 牡5 | 55 | マルメロ | 4 | ケルゴルレイ賞(G2) 2着 | |
3 | 20 | 17 | セ5 | 53 | アプリンスオブアラン | 10 | レクサスステークス(G3) 1着 | |
2017良 | 1 | 4 | 22 | 牡3 | 51.5 | リキンドリング | セントレジャーステークス(G1) 4着 | |
2 | 3 | 7 | 牡4 | 54.5 | ヨハネスフェルメール | コーフィールドカップ(G1) 3着 | ||
3 | 2 | 9 | セ7 | 54 | マックスダイナマイト | ジョンレーン&サンズトラリー 1着 | ||
2016良 | 1 | 17 | 17 | セ6 | 52 | アルマンダン | 8 | ザバートカミングス(G3) 1着 |
2 | 23 | 13 | セ6 | 54 | ハートブレークシティー | 12 | イボアハンデ 1着 | |
3 | 12 | 6 | セ5 | 56 | ハートネル | 1 | コックスプレート(G1) 2着 | |
2015良 | 1 | 1 | 19 | セ6 | 53 | プリンスオブペンザンス | ムーニーヴァレーゴールドC(G2) 2着 | |
2 | 2 | 8 | セ6 | 55 | マックスダイナマイト | ロンスデールカップ(G2) 1着 | ||
3 | 4 | 2 | 牡5 | 57.5 | クライテリオン | コックスプレート(G1) 2着 | ||
2014良 | 1 | 10 | 5 | 牡5 | 56.5 | プロテクショニスト | ハーバートパワーステークス(G2) 4着 | |
2 | 14 | 4 | セ8 | 57 | レッドカドー | セプテンバーステークス(G3) 7着 | ||
3 | 12 | 12 | セ6 | 55 | フーショットザバーマン | コーフィールドカップ(G1) 13着 | ||
2013良 | 1 | 5 | 6 | 牡5 | 55 | フィオレンテ | コックスプレート(G1) 3着 | |
2 | 23 | 3 | セ7 | 56.5 | レッドカドー | アイリッシュセントレジャー(G1) 4着 | ||
3 | 22 | 15 | セ6 | 54 | マウントアトス | マーチステークス(LR) 2着 | ||
2012良 | 1 | 5 | 14 | 牡5 | 53.5 | グリーンムーン | コックスプレート(G1) 7着 | |
2 | 2 | 11 | 牡4 | 53.5 | フィオレンテ | フォワ賞(G2) 4着 | ||
3 | 19 | 3 | 牡6 | 55.5 | ジャッカルベリー | コーフィールドカップ(G1) 13着 | ||
2011良 | 1 | 13 | 3 | 牡5 | 54.5 | ドゥーナデン | ジーロングカップ(G3) 1着 | |
2 | 15 | 12 | セ5 | 53.5 | レッドカドー | アイリッシュセントレジャー(G1) 3着 | ||
3 | 11 | 9 | 牡4 | 53.5 | ルーカスクラナッハ | コーフィールドカップ(G1) 5着 | ||
2010重 | 1 | 11 | 8 | 牡5 | 54.5 | アメリケン | ジーロングカップ(G3) 1着 | |
2 | 5 | 24 | セ4 | 51 | マラッキーデイ | レクサスステークス(G3) 1着 | ||
3 | 2 | 3 | 牡4 | 56 | ソーユーシンク | マッキノンステークス(G1) 1着 | ||
2009稍重 | 1 | 21 | 21 | 牡4 | 51 | ショッキング | レクサスステークス(G3) 1着 | |
2 | 10 | 8 | セ6 | 53 | クライムシーン | ジーロングカップ(G3) 6着 | ||
3 | 13 | 5 | 牡5 | 54.5 | モーリルヤン | マーチステークス(LR) 1着 |
過去10年のメルボルンカップ3着以内では、前走のグレードや調教国に関係なく、コーフィールドカップ、コックスプレート、ジーロングカップなど、前走でオーストラリアのレースを使った馬が多いです。
過去10年のメルボルンカップ3着以内は、オーストラリア、イギリス、アイルランド調教馬が中心となっています。特に近年は、イギリスとアイルランド調教馬の好走例が目立ちます。
過去10年のメルボルンカップ3着以内30頭中23頭を占めます。斤量54kg以下に限っても30頭中15頭に及びます。軽ハンデ馬が狙い目といるかもしれません。
日本調教馬の成績
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 前走 |
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2018 | 14 | 4 | 4 | 牡4 | 55.5 | チェスナットコート | コーフィールドカップ(G1) 13着 |
2016 | 23 | 18 | 3 | セ8 | 56.5 | カレンミロティック | オールカマー(G2) 9着 |
2015 | 13 | 12 | 3 | 牡6 | 57 | フェイムゲーム | コーフィールドカップ(G1) 6着 |
17 | 20 | 7 | 牡8 | 55.5 | ホッコーブレーヴ | コーフィールドカップ(G1) 10着 | |
2014 | 22 | 7 | 1 | 牡6 | 58.5 | アドマイヤラクティ | コーフィールドカップ(G1) 1着 |
2010 | 12 | 3 | 9 | 牡8 | 54.5 | トウカイトリック | コーフィールドカップ(G1) 12着 |
2006 | 1 | 11 | 2 | 牡5 | 56 | デルタブルース | コーフィールドカップ(G1) 3着 |
2 | 12 | 12 | 牡5 | 53 | ポップロック | コーフィールドカップ(G1) 6着 | |
2005 | 12 | 9 | 6 | 牡5 | 54 | アイポッパー | コーフィールドカップ(G1) 2着 |
過去、日本馬9頭がメルボルンカップに出走していますが、2006年(デルタブルースとポップロック)を除くと、二桁着順の大敗が続いています。軽ハンデ馬の活躍が目立つレースですし、ハンデを背負うことが敗因のひとつかもしれません。
予想
過去、波乱決着が続いているくレース。全く当たる気がしません。過去の傾向から軽ハンデの前走オーストラリアのレース出走馬(前走3着以内)を狙いました。
以下、簡単な考察と予想です。なお投票はゲート番号ではなく馬番です。ご注意ください。
前走コーフィールドカップ2着。軽ハンデ(52kg)の前走オーストラリアのレース出走馬と考えれば、狙い目になるでしょうか。長距離戦の実績もありますし、穴をあけるシーンがあっても良さそうです。
好走例の多い軽ハンデ(54kg)の前走オーストラリアのレース出走馬。前走ジーロンカップ優勝馬は、2010年と2011年のメルボルンカップを制しています。JRAの公式データで紹介されている血統(父の父がMonsun)も買い要素になるでしょうか。
好走例の多い軽ハンデ(53.5kg)の前走オーストラリアのレース出走馬。前走ザバートカミングス優勝馬は、2016年のメルボルンカップを制しています。人気薄なら狙ってみても…。
ハンティングホーンと迷ってダウンドラフトを押さえました。好走例の多い軽ハンデ(53.5kg)の前走オーストラリアのレース出走馬。過去10年で計3頭のレクサスステークス組が3着以内に好走(2018年、2009年、2010年)しています。
追記:ダウンドラフトの前走ホッサムハンデキャップは、現地表記でレクサスステークスのようです。修正しました。お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、22着でした。本命◎ヴァウアンドディクレアは、1着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 21 | 23 | セ4 | 52 | ヴァウアンドディクレア | 3 | コーフィールドカップ(G1) 2着 | 2 |
2 | 8 | 12 | セ6 | 54 | プリンスオブアラン | 7 | ジーロンカップ(G3) 1着 | |
3 | 17 | 20 | 牡3 | 52.5 | イルパラディーゾ | 9 | セントレジャーステークス(G1) 5着 |
録画を見ました。どこか悔しさの残る決着でした。本命ヴァウアンドディクレアが外ゲートから出して行って先行する展開。ゆったりとしたペースだったみたいで、上位争いは先団グループが占める決着となりました。中団から後ろの馬には厳しかったように見えます。
2着に入ったマスターオブリアリティは、最後内に斜行したため降着。結果、本命対抗のワンツーフィニッシュでした。そして最後の最後で押さえていた11番人気サプライズベイビーが外から突っ込んで来て、約半馬身差の5着。あと少しで大きな的中だったかも…と思えてしまいます。
セントレジャーステークス組とアイリッシュセントレジャー組の3~4着馬。気になってはいたのですが、4頭ボックスでは手が回らず…。仕方ないです。