マーメイドステークス2021過去データと予想

マーメイドステークス2021

牝馬限定のハンデ重賞、マーメイドステークス2021です。波乱決着が多い難解なレースです。牝馬限定のハンデ戦と如何にも荒れる条件のため、今年も波乱を想定しておいた方が良いかもしれません。

配当

過去10年のマーメイドステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは8回あります。馬連万馬券が4回、3連複万馬券は9回と毎年のように荒れています。2018年にまぐれ的中、昨年は1着3着4着と惜しいレースでしたが、とにかく狙って当たるレースではないと思います。

では過去10年のマーメイドステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のマーメイドステークス3着以内30頭中18頭を占めます。3着以内に好走した7番人気以下15頭中12頭が斤量53kg以下だったことを考えると、人気薄の軽ハンデ馬が穴馬候補になりそうです。

過去10年のマーメイドステークス3着以内30頭中15頭を占めます。1000万クラス勝ち馬のほか、3勝クラス（旧1600万クラス）で崩れていない馬が中心です。特に近年は、前走パールステークス出走馬の好走が目立ちます。

直近8年のマーメイドステークス3着以内24頭中13頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。一方、内枠（1～2枠）の好走例も多く、真ん中の枠よりも、内か外という極端な枠の方が良いのかもしれません。

予想

マーメイドステークス2021は、例年以上に難解なレースになりそうです。殆ど全頭が馬券候補のハンデ戦…。過去波乱決着も目立つレースですし、今年も穴馬の活躍があるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。今年は、例年以上に全く当たる気がしません。気になる上位人気馬（カセドラルベル、ソフトフルート、イズジョーノキセキ、クラヴェルなど）は多いですが、外枠の穴馬を中心に選びました。

過去好走例が多い6～8枠。タフな馬場なら…ということで狙いました。2000m戦は、昨年の紫苑ステークス～秋華賞で好メンバー相手にそれぞれ5着と好内容を見せています。ただ後ろから進めることになると思うので、前残り決着になると、全くカスりもしない着順になるかもしれません。

過去好走例が多い6～8枠。デビューから安定した成績を残しています。2走前の京成杯AHも10着とはいえ勝ち馬から0.6秒差ですし、相手なりに走る力には期待しても良さそうです。長期休養明けかつ初の2000m戦と厳しい条件ですが、前走ターコイズステークスと比べると、今回は緩いメンバー構成だと思うので、見せ場があっても良いかもしれません。

近年好走例が多い内枠（1～2枠）から軽ハンデ50kgのホウオウエミーズを選びました。前走2勝クラスでは、残り200mあたりから一頭だけ凄い脚を使っていました。余力を感じさせる内容での完勝だったので、格上挑戦になりますが、前走の勢いに期待して…。

過去好走例が多い6～8枠。サンクテュエールと迷って、大穴のパッシングスルーを押さえました。脚質が良く分からない馬ですが、芝2000m戦では悪くはない成績を残しています。紐荒れに期待して…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、15着、16着でした。本命◎ミスニューヨークは、15着でした。

かすりもせず…。今年も波乱決着（3連単330,150円）でした。

10番人気の軽ハンデ馬シャムロックヒルが逃げ粘って優勝。直線に入る頃には後続勢が良い感じで迫って来ていたものの、粘り切ったというレースでした。3着にはシャドウディーヴァ。東京コースで強い馬ということもあり、手が出せませんでした。2着には大外一気のクラヴェル。今年も狙って当たるレースでは無く、難解な決着だったと思います。