ユニコーンステークス2021過去データと予想

ユニコーンステークス2021

3歳ダート重賞、ユニコーンステークス2021です。近年の上位馬には、後のダートG1馬が名を連ねています。今後のダート界を占う上でも注目の出世レースといえそうです。

配当

過去10年のユニコーンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。穴馬の好走はあるものの、この2回を除くと大きな波乱がありません。

では過去10年のユニコーンステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中24頭を占めます。毎年2～3頭が馬券圏内に好走しています。上位人気馬の信頼が高い傾向にありそうです。

過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭の前走の距離を分けると、以下のようになります。前走と同距離もしくは前走から距離短縮だった馬が31頭中26頭を占めます。

過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中29頭を占めます。前走5着以下は、芝G1に出走していたワイドファラオ（2019年）と海外重賞に出走していたケイアイレオーネ（2013年）の2頭だけです。

過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中5頭を占めます。5頭はともに前走のレースで優勝していました。そのうち4頭が前走1～2番人気の支持を集めていました。

過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中20頭を占めます。近年は、前走青竜ステークスや鳳雛ステークス出走馬の好走が目立ちます。

予想

ユニコーンステークス2021は、例年以上に層が厚いメンバーになりそうです。過去好走例が多い前走青竜ステークス出走馬を中心に、半数以上が馬券候補という印象を受けます。毎年1頭ほど穴馬が好走する傾向にあるので、今年も穴馬の好走があるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。青竜ステークス出走馬が気になりつつ、スルーしました。

前走1勝クラスを完勝。後方外から捲って行くようなかたちで、まとめて交わしていました。前に行った馬や内で進めた馬が上位争いを演じるレースだったことを考えると、強い勝ち方だったと思います。直近2戦が阪神ダート1800m戦というのは、データ傾向から買い要素ではありませんが、勝ちっぷりが良い2連勝に期待して本命評価にしました。

サウジダービー優勝から前走UAEダービー出走。ここで勝ち負けがあってもおかしくない実績でしょうか。海外帰り初戦ということで、評価は少し下げています。

前走1勝クラスを完勝。最後の直線で3頭並んだ体制から遅れをとったと思いきや、さらにそこから伸びて勝ち切る強い内容でした。勝負根性を感じる勝ちっぷりだったと思います。前走1400m戦というのは、データ傾向から買い難い要素ですが、ここは紐荒れに期待して…。

相手なりという感じはしますが、直近4戦のオープンや交流重賞では安定した成績を残しています。実績と安定感に期待して押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、14着、競争中止でした。本命◎ケイアイロベージは、3着でした。

波乱決着（3連単793,400円）…これは難解なレースでした。

本命ケイアイロベージは出遅れて後方から…。スタート直後に終わった感じがありました。それでも最後は小差3着まで伸びてきてるので、今回のメンバーの中では勝ち負けできる力はあったのかもしれません。次走以降に期待しても良さそうです。

対抗ピンクカメハメハは、競争中止で落馬。押さえていたルーチェドーロは、離された4着。もう一頭押さえていたローウェルは、見せ場なく14着でした。