日程 | 2019年4月29日(月曜) |
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開催 | 新潟競馬場 11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
新潟大賞典2019
ハンデ重賞、新潟大賞典2019です。例年、ローカル重賞やオープン特別で活躍している馬が多く出走し、骨っぽいメンバーが集まる一戦。差のない力の馬が多いことに加え、斤量差(ハンデ)も影響して波乱決着の多いレースとなっています。
配当
過去10年の新潟大賞典の配当を見ると、3連単10万馬券超えが5回あります。馬連や3連複の万馬券も多く、かなり波乱傾向のレースといっても良さそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 10,890円 | 106,860円 | 581,000円 |
2017 | 11,960円 | 10,610円 | 89,460円 |
2016 | 5,190円 | 23,210円 | 161,790円 |
2015 | 35,750円 | 130,520円 | 945,420円 |
2014 | 1,050円 | 1,300円 | 7,500円 |
2013 | 2,550円 | 4,470円 | 29,360円 |
2012 | 12,340円 | 43,450円 | 306,700円 |
2011 | 6,480円 | 13,250円 | 80,490円 |
2010 | 1,640円 | 5,280円 | 27,010円 |
2009 | 29,470円 | 59,520円 | 453,690円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 1 | 牡7 | 56.5 | スズカデヴィアス | 5 | 小倉大賞典(G3) 3着(0.6) | 4 |
2 | 14 | 牡7 | 57 | ステイインシアトル | 9 | 函館記念(G3) 15着(2.1) | 2 | |
3 | 2 | 牡6 | 55 | ナスノセイカン | 11 | 日経賞(G2) 13着(1.5) | 11 | |
2017稍重 | 1 | 2 | 牡5 | 55 | サンデーウィザード | 3 | 福島民報杯(OP) 3着(0.2) | 1 |
2 | 6 | 牡6 | 57 | マイネルフロスト | 11 | アメリカジョッキーカップ(G2) 11着(2.5) | 13 | |
3 | 11 | 牡4 | 55 | メートルダール | 1 | アメジストステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
2016良 | 1 | 9 | 牡8 | 57 | パッションダンス | 10 | フェブラリーステークス(G1) 16着(6.9) | 14 |
2 | 3 | 牡6 | 57.5 | フルーキー | 1 | 中山記念(G2) 4着(0.4) | 6 | |
3 | 12 | 牡6 | 56.5 | シャイニープリンス | 8 | 福島民報杯(OP) 1着(-0.5) | 9 | |
2015良 | 1 | 6 | 牡7 | 57 | ダコール | 5 | 福島民報杯(OP) 2着(0.2) | 4 |
2 | 4 | 牡7 | 57 | ナカヤマナイト | 13 | 中山記念(G2) 8着(1.5) | 7 | |
3 | 5 | 牡6 | 56 | アルフレード | 6 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.0) | 9 | |
2014良 | 1 | 10 | 牡4 | 56 | ユールシンギング | 3 | 中日新聞杯(G3) 4着(0.1) | 8 |
2 | 5 | 牡4 | 55 | マジェスティハーツ | 2 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 2着(0.0) | 4 | |
2 | 16 | 牡4 | 56.5 | レッドレイヴン | 1 | 福島民報杯(OP) 1着(-0.6) | 1 | |
2013良 | 1 | 11 | 牡5 | 55 | パッションダンス | 6 | 中日新聞杯(G3) 4着(0.4) | 4 |
2 | 7 | 牡6 | 56 | アドマイヤタイシ | 3 | 中日新聞杯(G3) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 4 | 牡5 | 56 | ダコール | 4 | 小倉大賞典(G3) 2着(0.0) | 2 | |
2012稍重 | 1 | 1 | 牡4 | 56 | ヒットザターゲット | 5 | 福島民報杯(OP) 1着(-0.1) | 3 |
2 | 5 | 牡7 | 56 | ダンツホウテイ | 11 | 大阪杯(G2) 11着(1.0) | 8 | |
3 | 4 | 牡5 | 56 | メイショウカンパク | 9 | 大阪杯(G2) 10着(1.0) | 10 | |
2011良 | 1 | 5 | 牡5 | 56 | セイクリッドバレー | 2 | 大阪城ステークス(OP) 2着(0.0) | 2 |
2 | 16 | 牡5 | 54 | マッハヴェロシティ | 10 | 中山金杯(G3) 15着(0.9) | 10 | |
3 | 13 | 牡7 | 56 | サンライズベガ | 4 | 小倉大賞典(G3) 1着(-0.0) | 6 | |
2010良 | 1 | 16 | 牡6 | 56 | ゴールデンダリア | 2 | 大阪杯(G2) 2着(0.1) | 9 |
2 | 9 | 牡4 | 56 | セイクリッドバレー | 3 | ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 5着(0.4) | 6 | |
3 | 2 | 牡7 | 56 | ニホンピロレガーロ | 6 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 1着(-0.1) | 9 | |
2009良 | 1 | 9 | 牡6 | 56 | シンゲン | 5 | 白富士ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 6 | 牡6 | 55 | ニホンピロレガーロ | 16 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 2着(0.2) | 7 | |
3 | 8 | 牡5 | 56 | オペラブラーボ | 2 | 中山金杯(G3) 6着(0.2) | 1 |
過去10年の新潟大賞典3着以内30頭中23頭を占めます。ハンデ戦とはいえ、軽ハンデ馬が突出して活躍しているわけではありません。斤量54kg以下の馬は、僅か一頭(2011年2着マッハヴェロシティ)となっています。
過去10年の新潟大賞典3着以内30頭中5頭を占めます。5頭全てが福島民報杯で3着以内に好走していました。近年(2014~2017年)好走例の多いローテとなっています。
過去10年の新潟大賞典3着以内30頭中19頭を占めます。前走芝1800m~2000mのレースを使っていた馬の好走が目立ちます。
予想
混戦模様の新潟大賞典2019。何が来てもおかしくないメンバー構成ですし、如何にも波乱含みという印象です。
過去10年では、前走1600万勝ちの馬がメートルダール(2017年3着)僅か1頭と考えると、前走重賞レースやオープン特別やリステッドレースで好走していた馬が狙い目になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。穴馬を中心に狙いましたが、ここは当たる気がしません…。
久しぶりの2000m戦となった2走前の白富士ステークスを逃げ切り勝ち。ノーマークの逃げだったこともありそうですが、骨っぽい馬を相手に勝ち切っています。今回も単騎逃げが出来そうなメンバー構成。粘り込みがあっても…。
わりと好走例の多い3枠。昨年の新潟記念は、馬体重プラス20kgで出走して2着に好走しました。追い込み決着が向いたようにも見えますが、優勝馬がブラストワンピースだったことを考えれば、力はありそうです。今回も緩い流れ&極端な前残りにならなければ、上位食い込みがあっても良さそうです。
わりと好走例の多い3枠。ただ前走1600万勝ちというのは買い難い要素でしょうか。5戦連続上がり最速&ルメール騎手に期待して…。
前走京都記念は、後方からの競馬。内でじっくり脚を溜め、そのまま内を突く追い込みでした。着順ほど負けていませんし、上がり最速の脚は見せ場を作ったと言えるかもしれません。ここは紐荒れ期待で。
注目していた馬ですが、大外枠ということで無印にしました。前走日経賞は、後方勢には厳しい展開だったため、仕方ない敗戦だったと思います。戦績を見る限り、左回りの広いコースは相性が良いですし、今回は上位争い食い込みがあっても良さそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、5着、8着、9着でした。本命◎ブラックスピネルは、5着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 15 | 牡4 | 54 | メールドグラース | 7 | 尼崎ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 1 | 牡5 | 57.5 | ミッキースワロー | 3 | 有馬記念(G1) 11着(0.9) | 10 |
3 | 6 | 牡4 | 55 | ロシュフォール | 1 | アメジストステークス(1600万) 1着(-0.2) | 2 |
録画を見ました。当然と言うべきか、カスリもせず…。
最後は、外差しが決まる展開。道中、後方にいた馬が上位を占めました。逃げ先行では、ブラックスピネルだけが粘って5着でした。
過去10年で斤量55kg未満だったのはマッハヴェロシティ(2011年)のみ。前走1600万クラス勝ちの馬もメートルダール(2017年)のみのレース。優勝馬メールドグラースは、データ傾向から手が出せない1頭でした。