新潟記念2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

新潟記念2018過去10年のデータと予想

日程 2018年9月2日(日曜)
開催 新潟競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 13頭
天気 曇り(ヤフー天気)

新潟記念2018

サマー2000シリーズ第5戦「新潟記念2018」です。昨年は大混戦のサマー2000シリーズチャンピオン争いでした。現在、首位は札幌記念2018優勝馬サングレーザー。メドウラークが1ポイント差の2位につけています。

【追記訂正】サマー2000シリーズ優勝は、13ポイントが必須条件のようです。サングレーザーの優勝は無く、メドウラークも2ポイント以上の獲得(新潟記念2018で5着以内)が無ければ、優勝馬無しになる模様です。

新潟競馬場の芝2000mコース

過去10年の新潟記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが8回あります。データ外になりますが、2007年27万馬券、2006年13万馬券…と毎年、波乱決着となる一戦。順当な決着の方が珍しいと考えて良いかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 2,580円 27,670円 132,650円
2016 1,990円 12,810円 59,970円
2015 6,810円 81,140円 384,550円
2014 2,240円 6,340円 28,290円
2013 20,450円 58,340円 558,010円
2012 11,490円 49,950円 313,130円
2011 10,880円 13,790円 102,850円
2010 11,750円 24,040円 134,970円
2009 4,590円 36,460円 196,790円
2008 14,720円 119,080円 1,028,690円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

新潟記念2018 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 1 牡5 55 タツゴウゲキ 6 小倉記念(G3) 1着(-0.0) 4
2 11 牡4 56.5 アストラエンブレム 1 エプソムカップ(G3) 2着(0.1) 1
3 7 牡4 55 カフジプリンス 12 小倉記念(G3) 5着(0.8) 9
2016 1 17 牡5 55 アデイインザライフ 2 常総ステークス(1600万) 1着(-0.0) 1
2 14 牡4 58 アルバートドック 1 七夕賞(G3) 1着(-0.1) 3
3 12 牡7 53 ロンギングダンサー 9 新潟大賞典(G3) 6着(0.8) 13
2015稍重 1 3 牡7 56 パッションダンス 6 小倉記念(G3) 6着(0.4) 4
2 6 牡5 56 マイネルミラノ 9 函館記念(G3) 8着(1.5) 2
3 4 牡6 54 ファントムライト 13 モンゴル大統領賞(OP) 16着(1.3) 8
2014 1 13 牡5 56 マーティンボロ 1 小倉記念(G3) 2着(0.3) 6
2 16 牡5 54 クランモンタナ 5 マレーシアカップ(1600万) 1着(-0.1) 1
3 15 牡4 57 ラストインパクト 3 小倉記念(G3) 6着(1.4) 1
2013稍重 1 4 牝6 52 コスモネモシン 10 クイーンステークス(G3) 7着(1.2) 7
2 9 牡6 57 エクスペディション 8 小倉記念(G3) 6着(0.8) 2
3 8 セ5 55 ファタモルガーナ 7 七夕賞(G3) 6着(0.7) 11
2012 1 1 セ7 56 トランスワープ 7 函館記念(G3) 1着(-0.2) 4
2 7 牡6 56 タッチミーノット 9 七夕賞(G3) 12着(0.9) 2
3 9 牡5 57 アスカクリチャン 8 小倉記念(G3) 6着(0.8) 7
2011 1 5 牡5 57.5 ナリタクリスタル 5 小倉記念(G3) 6着(0.5) 1
2 9 牡7 56 サンライズベガ 9 小倉記念(G3) 15着(1.8) 7
3 3 牡5 57 セイクリッドバレー 3 関屋記念(G3) 5着(0.3) 1
2010 1 8 牡4 55 ナリタクリスタル 5 小倉記念(G3) 4着(0.3) 2
2 6 牡7 56 トウショウシロッコ 10 七夕賞(G3) 5着(0.1) 4
3 5 牡6 55 サンライズベガ 4 小倉記念(G3) 7着(0.5) 3
2009 1 5 牡7 56.5 ホッコーパドゥシャ 5 小倉記念(G3) 2着(0.0) 1
2 6 牡5 54 サンライズベガ 6 日本海ステークス(1600万) 1着(-0.2) 1
3 8 牡5 55 メイショウレガーロ 12 函館記念(G3) 3着(0.1) 8
2008 1 11 牝4 52 アルコセニョーラ 16 七夕賞(G3) 12着(1.5) 6
2 7 牡5 55 マイネルキッツ 2 七夕賞(G3) 3着(0.1) 3
3 5 牡5 55 トウショウシロッコ 14 函館記念(G3) 13着(1.1) 11
年齡

過去10年の新潟記念3着以内では、3歳馬が1頭もいません。7歳馬は、計6頭が来ていますが、いずれも斤量57kg未満でした。

前走サマー2000シリーズ(小倉記念、七夕賞、函館記念)

過去10年の新潟記念3着以内30頭中22頭を占めます。前走馬券圏外からの巻き返しや人気薄で穴をあけるケースが目立ちます。

  • 前走小倉記念 12頭
  • 前走七夕賞 6頭
  • 前走函館記念 4頭
人気

過去10年の新潟記念3着以内では、上位人気が不振傾向にあります。

  • 1番人気(1-2-0-7)複勝率30%
  • 2番人気(1-1-0-7)複勝率20%
  • 3番人気(0-0-2-8)複勝率20%
  • 4番人気(0-0-1-9)複勝率10%

予想

波乱含みの新潟記念2018。今年は、好メンバーが揃ったと思います。休養明けとなる重賞実績馬(ブラストワンピース、セダブリランテス、メートルダール)の取捨がポイントになるでしょうか。人気馬が不振傾向にありますし、馬券的には悩ましいところですね。

以下、簡単な考察と予想です。ほぼ毎年波乱決着となるハンデ戦。全く当たる気がしません。

追記:印を変更(メドウラークを▲から無印、レアリスタを△から無印、メートルダールとベアインマインドを追加)しました。土曜の糸魚川特別(芝2000m、500万)が勝ち時計1:59.5の決着。重馬場&500万と考えれば、結構速い時計だと思います。馬場も少し回復するようですし、少なくとも土曜の500万クラスよりも速い時計の決着になるでしょうか。
◎⑩グリュイエール

タフな重馬場で行われた前走エプソムカップ2018で3着に好走。力のいる馬場が得意という印象はありませんでしたが、それでも最後はジリジリと伸びていました。前走戦ったメンバーを見る限りは、今回のメンバーなら十分に上位争いの候補になるでしょうか。

○⑧ストーンウェア

相性の良い小倉記念組。前走小倉記念2018は、前が止まらない決着でした。1~3着は、ストーンウェアより前で進めていた3頭。仕方ない敗戦といえそうです。伏兵扱いになると思いますし、押さえても面白いかもしれませんね。

▲④メートルダール

昨年5月の新潟大賞典2017の3着馬。中京や東京でも良い成績を残しているので、左回りの広いコースは合うかもしれません。末脚が活きる展開になれば一発あっても…。

△③ベアインマインド

速い時計の決着(1:56.8)となった前走佐渡ステークス2018(新潟芝2000m、1600万)は、2着。実績面では格下という馬ですが、高速馬場ならディープインパクト産は合うかもしれません。前走よりさらに斤量が2kg軽くのは魅力的ですし、ここは紐荒れ期待で…。

(無印)⑥メドウラーク

七夕賞2018優勝馬。新潟記念2018で5着以内に好走すれば、サマー2000チャンピオンになります。出走する以上は、狙ってきているといえるかもしれません。今回は、土曜までの雨でパンパンの良馬場というわけではなさそうです。速い時計の決着になると分が悪そうなだけに、力のいる馬場になれば、再び波乱を演出する場面があるかもしれません。

(無印)⑨レアリスタ

ムラのある成績に加えて、重賞では少し足りない印象で、買い時が難しいですね。ただ馬券圏内に来たレースは、全て東京コースですし、新潟も合うかもしれません。血統面では、ステイゴールド産ということもあり、力のいる馬場になったとしても、対応できそうです。紐荒れ期待で。

3連複4頭ボックス◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、6着、8着、10着でした。本命◎グリュイエールは、10着でした。

新潟記念2018 結果
着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 1 牡3 54 ブラストワンピース 1 日本ダービー(G1) 5着(0.2) 2
2 5 牡5 57 メートルダール 6 大阪杯(G1) 10着(1.1) 14
3 4 牡7 53 ショウナンバッハ 13 福島テレビOP(OP) 7着(0.6) 6

連対すら無い3歳馬が優勝しました。優勝は、35年ぶりだそうです。しかしデータ傾向からは狙えなかったですね…。強かったです。

先行勢が潰れて、最後方にいた3頭が大外に出して追い込んでの1~3着。追い込みが決まる馬場でした。想定通り、勝ち時計1:57.5は例年と比べても遅くは無い決着。ただ上位陣を見ると、力のいる馬場も苦にしないような馬が占めています。タフな馬場で速い時計、結構きついレースだったかもしれません。

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