大阪杯2019過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

大阪杯2019過去10年のデータと予想

日程 2019年3月31日(日曜)
開催 阪神競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け G1
条件 サラ系4歳以上
斤量 定量(牡57kg)
出走数 14頭
天気 曇り(ヤフー天気)

大阪杯2019

2017年にG1に昇格した大阪杯2019です。G2時代もG1戦線に向けて、毎年国内トップクラスの馬が揃うレースでした。今年も上位争いは、ハイレベルな戦いが繰り広げられそうです。

阪神競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の大阪杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは、2010年の1回のみです。近年は、順当な決着が続いており、中穴ぐらいまでが上位争いの候補という感じがします。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 2,930円 2,780円 17,450円
2017 2,320円 4,830円 23,910円
2016 1,470円 2,540円 12,810円
2015 840円 1,980円 16,620円
2014 7,020円 1,620円 20,050円
2013 360円 770円 1,670円
2012 990円 1,740円 11,540円
2011 6,910円 10,390円 74,720円
2010 25,640円 5,060円 103,370円
2009 520円 1,540円 8,640円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

大阪杯2019 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 15 牡4 スワーヴリチャード 1 金鯱賞(G2) 1着(-0.1) 1
2 5 牡4 ペルシアンナイト 6 中山記念(G2) 5着(0.3) 1
3 8 牡4 アルアイン 2 京都記念(G2) 2着(0.2) 3
2017 1 5 牡5 キタサンブラック 1 有馬記念(G1) 2着(0.0) 2
2 4 牡6 ステファノス 7 金鯱賞(G2) 6着(0.3) 3
3 13 牡5 ヤマカツエース 4 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) 1
2016 1 9 牡4 アンビシャス 2 中山記念(G2) 2着(0.0) 4
2 7 牡4 キタサンブラック 5 有馬記念(G1) 3着(0.1) 4
3 8 牝5 ショウナンパンドラ 4 ジャパンカップ(G1) 1着(-0.0) 4
2015不良 1 3 牝5 ラキシス 4 有馬記念(G1) 6着(0.2) 11
2 7 牡5 キズナ 1 京都記念(G2) 3着(0.0) 2
3 4 牡6 エアソミュール 6 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 3着(0.3) 2
2014 1 7 牡4 キズナ 2 凱旋門賞(G1) 4着
2 3 牡7 トウカイパラダイス 6 中日新聞杯(G3) 5着(0.1) 12
3 4 牡4 エピファネイア 1 菊花賞(G1) 1着(-0.8) 1
2013 1 5 牡5 オルフェーヴル 1 ジャパンカップ(G1) 2着(0.0) 1
2 3 牡5 ショウナンマイティ 2 京都記念(G2) 3着(0.3) 2
3 7 牡6 エイシンフラッシュ 5 有馬記念(G1) 4着(0.5) 3
2012稍重 1 11 牡4 ショウナンマイティ 6 大阪城ステークス(OP) 2着(0.0) 1
2 6 牡5 フェデラリスト 1 中山記念(G2) 1着(-0.1) 3
3 2 牡6 トーセンジョーダン 2 有馬記念(G1) 5着(0.3) 3
2011 1 8 牡4 ヒルノダムール 1 京都記念(G2) 3着(0.3) 2
2 13 牡4 ダークシャドウ 8 調布特別(1000万) 1着(-0.5) 1
3 15 牡4 エイシンフラッシュ 3 有馬記念(G1) 7着(0.4) 5
2010 1 11 牡6 テイエムアンコール 6 中山記念(G2) 2着(0.8) 12
2 6 牡6 ゴールデンダリア 9 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 5着(0.9) 6
3 8 牡6 ドリームジャーニー 1 京都記念(G2) 3着(0.3) 2
2009 1 8 牡5 ドリームジャーニー 3 中山記念(G2) 2着(0.0) 4
2 11 牡4 ディープスカイ 1 ジャパンカップ(G1) 2着(0.1) 1
3 2 牝6 カワカミプリンセス 4 京都記念(G2) 4着(0.3) 2

過去10年の大阪杯3着以内では、内枠(1~2枠)の馬が1頭も連対していません。3着も2012年3着トーセンジョーダンと2009年3着カワカミプリンセスの2頭のみ。やや外枠の方が穴をあける傾向にあります。

人気

過去10年の大阪杯では、1番人気が(4-3-2-1)複勝率90%という好成績を残しています。馬券圏外に沈んだのは、2016年4着ラブリーデイのみです。例年、中穴(4~7番人気)が1頭以上3着以内に好走しており、穴馬を押さえることが出来るかが馬券のポイントになりそうです。

前走5着以内

過去10年の大阪杯3着以内30頭中27頭を占めます。前走6着以下の3頭中2頭が前走有馬記念に出走していました。

4~5歳

過去10年の大阪杯3着以内30頭中21頭を占めます。特に近年は4~5歳馬が馬券の中心で、波乱決着となった2010年を除いて、4~5歳馬の優勝が続いています。

予想

好メンバーが揃った今年の大阪杯2019。G1馬7頭のほか、直近の重賞で好走している馬も多く、ハイレベルなレースを期待できそうです。ただ紐争いまで考えると、上位争いは混戦模様。有力馬の多くが休養明けとなる為、ほとんど全頭に好走の可能性があると言えるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。2~3着なら…という馬が殆ど全頭。好メンバーすぎて当たる気がしません。

◎4エポカドーロ

雨の影響で、例年よりもタフな馬場になりそうです。好位で運べて、タフな馬場もこなせそう…ということで本命にしました。人気もしないと思うので、小波乱期待で。

○7ブラストワンピース

過去10年で1番人気が安定した成績(複勝率90%)を残しているレースですし、敢えて嫌う必要は無さそう…。末脚を活かしたいタイプだと思うので、極端な前残りにならなければ…。

△3アルアイン

G1格上げ後の直近2年連続で馬券圏内に好走している金鯱賞組。休養明けの前走は、想定していたよりも後ろからの競馬で5着でした。切れる脚を使うタイプではないだけに、向かないレースだったと言えるかもしれません。今回は、天皇賞秋2018以上の好メンバーが揃ったので、厳しそうな印象を受けますが、2000m戦で掲示板を外していない安定感は魅力です。例年中穴が好配当を演出していますし、ここは紐に入れておいても…。

△1マカヒキ

最内枠、6歳馬と過去データからは買い難いところでしょうか。雨の影響でタフな馬場になりそうですが、パンパンの良馬場で高速決着になるよりは、可能性があるかもしれません。岩田ジョッキーのイン突きに期待して。

3連複4頭ボックス◎○△△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、6着、10着でした。本命◎エポカドーロは、10着でした。

大阪杯2019 結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 牡5 アルアイン 9 金鯱賞(G2) 5着(0.9) 3
2 6 牡5 キセキ 2 有馬記念(G1) 5着(0.6) 2
3 2 牡4 ワグネリアン 4 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.1) 2

録画を見ました。やはり好メンバーが揃ったG1レースはワクワクします。

週半ばに注目馬として取り上げていたアルアインが優勝。しかし頭から狙うのは難しいですね。北村ジョッキーの好騎乗でした。

レースは、前々で進めたアルアイン&キセキと道中インでじっと脚を溜めていたワグネリアンによる決着でした。後方から外々をまわして追い込んできたブラストワンピースには向かない馬場と流れで、仕方ない敗戦といえそうです。勝ち時計2:01.0ですから、かなりタフな馬場だったと思います。

4着に好走したマカヒキは、ワグネリアン同様、道中は最内でじっくり脚を溜めていました。ひょっとすると、イン突きに拘っていればワグネリアンとの3着争いが接戦だったかもしれませんね。

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