大阪杯2022過去データと予想 | 深く考えない競馬

大阪杯2022過去データと予想

日程 2022年4月3日(日曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G1
条件 4歳以上
斤量 定量(牡57kg,牝2kg減)
出走数 16頭
天気 曇り(ヤフー天気)
クッション値 10.3(3日)

大阪杯2022

春の中距離G1、大阪杯2022です。2017年にG1に昇格したレースですが、G2時代から毎年国内トップクラスの馬が揃うレースでした。今年もハイレベルなレースを期待できそうです。

阪神競馬場の芝2000mコース

阪神競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の大阪杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。以前は大きな波乱が無いレースでしたが、昨年と2019年で好配当が出ており、近年は波乱含みのレースと考えて良いかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2021 19,080円 7,240円 106,210円
2020 1,110円 1,350円 7,810円
2019 3,680円 10,740円 93,560円
2018 2,930円 2,780円 17,450円
2017 2,320円 4,830円 23,910円
2016 1,470円 2,540円 12,810円
2015 840円 1,980円 16,620円
2014 7,020円 1,620円 20,050円
2013 360円 770円 1,670円
2012 990円 1,740円 11,540円

では過去10年の大阪杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

大阪杯2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走 前走人気
2021 1 8 牝4 レイパパレ 4 チャレンジカップ(G3) 1着(-0.2) 1
2 1 牡5 モズベッロ 6 京都記念(G2) 8着(0.8) 5
3 7 牡4 コントレイル 1 ジャパンカップ(G1) 2着(0.2) 2
2020 1 5 牝5 ラッキーライラック 2 中山記念(G2) 2着(0.3) 2
2 12 牝4 クロノジェネシス 4 京都記念(G2) 1着(-0.4) 1
3 8 牡4 ダノンキングリー 1 中山記念(G2) 1着(-0.3) 1
2019 1 3 牡5 アルアイン 9 金鯱賞(G2) 5着(0.9) 3
2 6 牡5 キセキ 2 有馬記念(G1) 5着(0.6) 2
3 2 牡4 ワグネリアン 4 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.1) 2
2018 1 15 牡4 スワーヴリチャード 1 金鯱賞(G2) 1着(-0.1) 1
2 5 牡4 ペルシアンナイト 6 中山記念(G2) 5着(0.3) 1
3 8 牡4 アルアイン 2 京都記念(G2) 2着(0.2) 3
2017 1 5 牡5 キタサンブラック 1 有馬記念(G1) 2着(0.0) 2
2 4 牡6 ステファノス 7 金鯱賞(G2) 6着(0.3) 3
3 13 牡5 ヤマカツエース 4 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) 1
2016 1 9 牡4 アンビシャス 2 中山記念(G2) 2着(0.0) 4
2 7 牡4 キタサンブラック 5 有馬記念(G1) 3着(0.1) 4
3 8 牝5 ショウナンパンドラ 4 ジャパンカップ(G1) 1着(-0.0) 4
2015不良 1 3 牝5 ラキシス 4 有馬記念(G1) 6着(0.2) 11
2 7 牡5 キズナ 1 京都記念(G2) 3着(0.0) 2
3 4 牡6 エアソミュール 6 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 3着(0.3) 2
2014 1 7 牡4 キズナ 2 凱旋門賞(G1) 4着
2 3 牡7 トウカイパラダイス 6 中日新聞杯(G3) 5着(0.1) 12
3 4 牡4 エピファネイア 1 菊花賞(G1) 1着(-0.8) 1
2013 1 5 牡5 オルフェーヴル 1 ジャパンカップ(G1) 2着(0.0) 1
2 3 牡5 ショウナンマイティ 2 京都記念(G2) 3着(0.3) 2
3 7 牡6 エイシンフラッシュ 5 有馬記念(G1) 4着(0.5) 3
2012稍重 1 11 牡4 ショウナンマイティ 6 大阪城ステークス(OP) 2着(0.0) 1
2 6 牡5 フェデラリスト 1 中山記念(G2) 1着(-0.1) 3
3 2 牡6 トーセンジョーダン 2 有馬記念(G1) 5着(0.3) 3
1~2枠

過去10年の大阪杯3着以内30頭中3頭を占めます。やや買い難い傾向にありそうです。馬番で見ると、3番~8番前後の好走が目立ちます。

4番人気以下

過去10年の大阪杯3着以内30頭中15頭を占めます。例年、1頭以上の中穴(4~6番人気前後)が馬券圏内に好走しています。

前走5着以内

過去10年の大阪杯3着以内30頭中27頭を占めます。前走凱旋賞に出走していたキズナ(2014年)を除くと、前走1秒以上離されて負けていた馬はいないので、前走大きく崩れていた馬は、狙い難い傾向にあるといえそうです。

4~5歳

過去10年の大阪杯3着以内30頭中25頭を占めます。近年は、4~5歳馬が馬券圏内を占めています。

前走G1レース、G2レース

過去10年の大阪杯3着以内30頭中27頭を占めます。G1昇格した2017年以降は、前走G1レースやG2レースで1~3番人気の支持を集めていた馬が上位争いする傾向にあります。

予想

大阪杯2022は、ほぼ例年並みのメンバー構成でしょうか。人気馬エフフォーリアのほか、前哨戦の前走G2レース好走馬が揃いました。データ傾向からは、上位人気5頭が中心という印象を受けますが、多くの馬にチャンスがあるレースといって良いと思います。

以下、簡単な考察と予想です。過去好走例が多い3~4枠や馬番3~8前後の馬から、データ傾向を考慮して選びました。スルーした馬の中では、7枠の2頭やウインマリリンあたりは気になります。

◎6エフフォーリア

順当なら勝ち負けでしょうか。深く考えず本命評価にしました。

○5アカイイト

エリザベス女王杯で押さえ評価にしていた馬。10番人気ながら、まさかの優勝でした。その後、軽視した有馬記念~金鯱賞でも力のあるところは見せています。阪神コースは相性が良さそうですし、穴候補なら面白いかもしれません。

▲4ジャックドール

前走金鯱賞を完勝。予想以上に強いという印象でした。ただ前走の勝利ジョッキーインタビューを見ると、直線に入ったときの手応えがいつもより無かったようなので、前走以上のメンバーを相手に自分のかたちの逃げに持って行くことが出来るかどうかがポイントになるでしょうか。ここで勝ち負けすることになれば、秋のG1戦線は面白くなりそうです。

△10ヒシイグアス

前走香港カップ2着。海外帰り初戦ということで、少し評価を下げましたが、前走でラヴズオンリーユーとアタマ差2着なら、ここでもチャンスはありそうです。2走前天皇賞秋も外枠から良い内容のレースを見せていました。近走の内容に期待して、押さえ評価にしました。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、9着、10着でした。本命◎エフフォーリアは、9着でした。

大阪杯2022結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 8 牡5 ポタジェ 8 金鯱賞(G2) 4着(0.8) 4
2 14 牝5 レイパパレ 3 金鯱賞(G2) 2着(0.4) 2
3 9 牡4 アリーヴォ 7 小倉大賞典(G3) 1着(-0.3) 1

高松宮記念に続いて、波乱決着(3連単537,590円)。来週の桜花賞も嫌な感じはします…。しかし抜けた人気の2頭が圏外になったわりに、思ったほど払い戻しがつかないですね。100万馬券超えかと思ったのですが…。

前に行った逃げ先行勢が垂れる中、道中、中団あたりで進めた馬が突っ込んで来ることになりました。本命エフフォーリアは3角前から手応えが怪しく、エフフォーリアをマークする位置にいた対抗アカイイトも伸びを欠きました。エフフォーリアの敗戦は、状態面が理由になると思いますが、状態面に関して著しく気になるようなニュースは無かったので、深く考えず本命評価にしてしまいました。不可解な内容ではあるので、次走以降の取捨が難しいかもしれません。

1~2着馬。金鯱賞からのローテとなったポタジェとレイパパレは無くはない感じですが、3着アリーヴォはデータ傾向からも手が出ない馬だったと思います。

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