桜花賞2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

桜花賞2023過去データと予想

日程 2023年4月9日(日曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 芝1600m
格付け G1
条件 3歳牝馬
斤量 定量(55kg)
出走数 18頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 9.4(4月8日)

桜花賞2023

3歳牝馬クラシック、桜花賞2023です。近年の上位馬には、後のG1戦線でも活躍している馬が名を連ねています。今後の日本競馬を占う上でも注目のレースだと思います。

阪神競馬場の芝1600mコース

阪神競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年の桜花賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は、好配当の馬連や3連複が出ているものの、大きな波乱がありません。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 3,740円 11,740円 72,700円
2021 670円 2,660円 10,400円
2020 1,110円 12,590円 47,760円
2019 4,410円 5,990円 31,810円
2018 480円 830円 3,780円
2017 17,000円 5,020円 94,890円
2016 960円 5,650円 20,330円
2015 7,860円 34,480円 233,390円
2014 370円 1,310円 2,540円
2013 3,300円 102,860円 679,300円

では過去10年の桜花賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

桜花賞2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 8 スターズオンアース 6 クイーンカップ(G3) 2着(0.1) 1
2 6 ウォーターナビレラ 3 チューリップ賞(G2) 5着(0.4) 3
3 1 ナムラクレア 7 フィリーズレビュー(G2) 2着(0.0) 1
2021 1 4 ソダシ 2 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 1着(-0.0) 1
2 18 サトノレイナス 1 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 2着(0.0) 2
3 2 ファインルージュ 8 フェアリーステークス(G3) 1着(-0.4) 3
2020 1 9 デアリングタクト 2 エルフィンステークス(LR) 1着(-0.7) 3
2 17 レシステンシア 1 チューリップ賞(G2) 3着(0.2) 1
3 3 スマイルカナ 9 チューリップ賞(G2) 7着(0.5) 5
2019 1 8 グランアレグリア 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.4) 1
2 16 シゲルピンクダイヤ 7 チューリップ賞(G2) 2着(0.2) 4
3 4 クロノジェネシス 3 クイーンカップ(G3) 1着(-0.0) 1
2018 1 13 アーモンドアイ 2 シンザン記念(G3) 1着(-0.3) 1
2 1 ラッキーライラック 1 チューリップ賞(G2) 1着(-0.3) 1
3 9 リリーノーブル 3 チューリップ賞(G2) 3着(0.4) 2
2017稍重 1 10 レーヌミノル 8 フィリーズレビュー(G2) 2着(0.1) 1
2 6 リスグラシュー 3 チューリップ賞(G3) 3着(0.4) 2
3 14 ソウルスターリング 1 チューリップ賞(G3) 1着(-0.3) 1
2016 1 13 ジュエラー 3 チューリップ賞(G3) 2着(0.0) 1
2 12 シンハライト 2 チューリップ賞(G3) 1着(-0.0) 2
3 10 アットザシーサイド 6 フィリーズレビュー(G2) 2着(0.2) 1
2015 1 6 レッツゴードンキ 5 チューリップ賞(G3) 3着(0.3) 2
2 7 クルミナル 7 チューリップ賞(G3) 11着(1.3) 1
3 1 コンテッサトゥーレ 8 チューリップ賞(G3) 6着(0.9) 4
2014 1 18 ハープスター 1 チューリップ賞(G3) 1着(-0.4) 1
2 12 レッドリヴェール 2 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 1着(-0.0) 5
3 10 ヌーヴォレコルト 5 チューリップ賞(G3) 2着(0.4) 4
2013 1 7 アユサン 7 チューリップ賞(G3) 3着(0.7) 5
2 14 レッドオーヴァル 2 チューリップ賞(G3) 7着(0.8) 1
3 9 プリンセスジャック 14 チューリップ賞(G3) 8着(1.0) 8
前走チューリップ賞

過去10年の桜花賞3着以内30頭中18頭を占めます。2021年を除く過去9回で連対馬を出しています。鉄板ローテのひとつといって良いと思います。

前走連対馬(前走チューリップ賞以外のレース出走馬)

過去10年の桜花賞3着以内では、前走チューリップ賞出走の18頭を除く12頭中11頭が前走連対(重賞連対馬10頭、リステッドレース優勝馬1頭)していました。残る1頭が2019年グランアレグリア(前走朝日杯FS3着)だったことを考えると、主要ローテのチューリップ賞以外の出走馬は、前走連対馬が候補といえそうです。

前走4着以下

過去10年の桜花賞3着以内30頭中6頭を占めます。6頭すべてが前走チューリップ賞に出走していたことに加えて、オープンクラスのレース優勝経験がありました。

  • 2022年2着ウォーターナビレラ(ファンタジーS1着)
  • 2020年3着スマイルカナ(フェアリーS1着)
  • 2015年2着クルミナル(エルフィンS1着)
  • 2015年3着コンテッサトゥーレ(紅梅S1着)
  • 2013年2着レッドオーヴァル(紅梅S1着)
  • 2013年3着プリンセスジャック(ききょうS1着)
1~2枠

過去10年の桜花賞3着以内30頭中7を占めます。以前は内枠が劣勢のレースでしたが、近年は1~2枠からの好走が増加傾向にあります。

予想

桜花賞2023は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。前哨戦上位馬のほか、阪神JF連対馬など、高いレベルの混戦模様だと思います。過去データの傾向からは、前走チューリップ賞出走馬が上位争いの中心になるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。後ろ過ぎない位置で進めそうな内~中枠の馬を中心に選びました。

◎6モズメイメイ

過去好走例が多い前走チューリップ賞出走馬。土曜の阪神牝馬ステークスを見る限り、内で前のポジションを取れる馬が良いのではないかと考えて、本命評価にしました。阪神マイル連勝の実績にも期待して…。

○9コナコースト

過去好走例が多い前走チューリップ賞出走馬。前走は、かなり見せ場のある脚を使っていました。モズメイメイと力差があったようにも見えないので、前走並みに走ればチャンスはありそうです。過去、馬番8~10前後の好走が多いことにも期待して…。

▲3リバティアイランド

前走阪神JF1着。順当なら勝ち負け候補になるでしょうか。前走は大外一気の差し切り勝ちで、2着以下の馬とは力の差を感じるほどの強さでした。ただ外に出した場合、阪神JFのような追い込みが届くのだろうか…と考えて、少し評価を下げています。

△4ドゥアイズ

前走クイーンカップ2着。前走は、直線で進路が無く強引に外に出すかたちになりました。他のクイーンカップ好走馬と比べて強かったようにも見えないのですが、相手なりに好走し続けている成績に期待して押えました。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、13着でした。本命◎モズメイメイは、13着でした。

桜花賞2023結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 リバティアイランド 1 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 1着(-0.4) 1
2 9 コナコースト 6 チューリップ賞(G2) 2着(0.0) 6
3 14 ペリファーニア 5 チューリップ賞(G2) 3着(0.0) 2

1番人気馬リバティアイランドの完勝。大外一気は厳しい馬場だと思っていたのですが、1頭だけ馬場など関係のない強さでした。順調ならオークスも勝ち負けになりそうです。

対抗コナコースト。逃げた本命モズメイメイの後ろで進め、直線抜け出してのの2着。優勝馬が強すぎただけで、この2着は仕方ない敗戦という印象でした。3着ペリファーニア。ノド鳴りの話が出ていたのをニュース記事で見たためスルーしたのですが、能力の高さを示した3着だったと思います。

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