クイーンエリザベス2世カップ2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

クイーンエリザベス2世カップ2023過去データと予想

日程 日本時間2023年4月30日(日曜)17時40分(発走予定)
開催 香港・シャティン競馬場8R
距離 芝2000m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量(牡57kg 牝55.5kg)

クイーンエリザベス2世カップ2023

香港シャティン競馬場でG1クイーンエリザベス2世カップ2023が行われます。現地と時差がほとんど無いため、日本の競馬開催時刻と同じ時間帯で楽しむことが出来ます。クイーンエリザベス2世カップには、日本からダノンザキッドプログノーシスジェラルディーナが出走を予定しています。過去、日本馬の活躍が目立つレースですし、今年の日本馬も上位争いを期待できると思います。

では以下、過去10年のクイーンエリザベス2世カップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

配当

JRAで馬券が販売された過去4回のクイーンエリザベス2世カップの配当を見ると、2018年に高配当が出ているものの、順当な決着が続いています。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 発売なし
2021 1,150円 370円 4,330円
2020 発売なし
2019 1,490円 1,360円 9,650円
2018 11,910円 34,400円 209,530円
2017 1,040円 500円 3,970円

では以下、過去10年のクイーンエリザベス2世カップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

クイーンエリザベス2世カップ2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。馬名背景色は、調教国を表します。薄いピンク色は香港、黄色はオーストラリア、灰色は南アフリカです。
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 4 8 セ4 ロマンチックウォリアー 香港ダービー 1着
2 2 3 セ5 トゥールビヨンダイヤモンド チェアマンズトロフィー(G2) 9着
3 7 5 牡5 パンフィールド 香港ゴールドカップ(G1) 9着
2021 1 5 7 牝5 ラヴズオンリーユー 3 Dubai Sheema Classic(G1) 3着 3
2 7 1 牡6 グローリーヴェイズ 2 金鯱賞(G2) 4着(0.1) 2
3 1 6 牝4 デアリングタクト 1 金鯱賞(G2) 2着(0.0) 1
2020 1 5 1 セ6 エグザルタント 香港ゴールドカップ(G1) 2着
2 1 3 セ5 フローレ チェアマンズトロフィー(G2) 4着
3 3 4 セ7 イーグルウェイ ハーレックH 8着
2019 1 6 3 セ6 ウインブライト 4 中山記念(G2) 1着 5
2 9 5 セ5 エグザルタント 1 香港ゴールドカップ(G1) 1着
3 4 4 セ5 リスグラシュー 2 金鯱賞(G2) 2着 5
2018 1 1 3 セ5 パキスタンスター 5 チェアマンズトロフィー(G2) 4着
2 8 7 セ5 ゴールドマウント 7 ハッピーバレーヴァーズ 1着
3 2 6 セ5 イーグルウェイ 6 ハッピーバレーヴァーズ 2着
2017 1 6 5 牡6 ネオリアリズム 2 中山記念(G2) 1着 3
2 3 8 セ4 パキスタンスター 3 香港ダービー 2着
3 2 1 セ5 ワーザー 1 チェアマンズトロフィー(G2) 4着
2016稍重 1 5 10 セ5 ワーザー 香港ダービー 1着
2 9 5 セ8 ミリタリーアタック 香港ゴールドカップ(G1) 3着
3 3 1 セ7 ブレイジングスピード チェアマンズトロフィー 6着
2015 1 8 3 セ6 ブレイジングスピード プレミアプレート 6着
2 5 9 牡4 ステファノス 中山記念(G2) 3着 4
3 1 4 牡4 クリテリオン クイーンエリザベスステークス(G1) 1着
2014 1 5 5 セ4 デザインズオンローム 香港ダービー 1着
2 4 1 セ6 ミリタリーアタック ドバイワールドカップ(G1) 10着
3 3 4 牡4 ウェルキンゲトリクス ドバイデューティーフリー(G1) 2着
2013 1 3 4 セ5 ミリタリーアタック プレミアプレート 1着
2 1 2 セ7 カリフォルニアメモリー 香港ゴールドカップ(G1) 10着
3 13 3 牡6 エイシンフラッシュ 大阪杯(G2) 3着 5
前走香港芝

過去10年のクイーンエリザベス2世カップ3着以内30頭中20を占めます。前走香港のレースを使った香港調教馬が優勢のレースです。ただ日本調教馬が出走している年は、日本馬が好走しているため、あまり意識しないで良いと思います。

リピーター

過去10年のクイーンエリザベス2世カップでは、過去3着以内に好走していた馬が翌年度以降に再び好走する傾向にあります。

  • エグザルタント(2020年1着、2019年2着)
  • イーグルウェイ(2020年3着、2018年3着)
  • パキスタンスター(2018年1着、2017年2着)
  • ミリタリーアタック(2016年2着、2014年2着、2013年1着)
  • ブレイジングスピード(2016年3着、2015年1着)
  • カリフォルニアメモリー(2013年2着、2011年2着)

日本調教馬の成績(過去10年)

クイーンエリザベス2世カップ出走の日本調教馬
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 前走
2021 1 5 7 牝5 ラヴズオンリーユー ドバイシーマクラシック(G1) 3着
2 7 1 牡6 グローリーヴェイズ 金鯱賞(G2) 4着
3 1 6 牝4 デアリングタクト 金鯱賞(G2) 2着
4 3 4 牡7 キセキ 金鯱賞(G2) 5着
2019 1 1 4 牡5 ウインブライト 中山記念(G2) 1着
3 4 12 牝5 リスグラシュー 金鯱賞(G2) 2着
6 5 13 牝5 ディアドラ Dubai Turf(G1) 4着
2018 5 6 2 牡4 アルアイン 大阪杯(G1) 3着
6 4 8 牡5 ダンビュライト 大阪杯(G1) 6着
2017 1 6 5 牡6 ネオリアリズム 中山記念(G2) 1着
2016 4 1 3 牡6 ラブリーデイ 大阪杯(G2) 4着
6 7 12 牝5 ヌーヴォレコルト 大阪杯(G2) 6着
12 8 7 牡4 サトノクラウン 京都記念(G2) 1着
2015 2 5 9 牡4 ステファノス 中山記念(G2) 3着
2014 4 6 3 牡4 エピファネイア 大阪杯(G2) 3着
10 1 8 牡5 アンコイルド 中日新聞杯(G3) 7着
2013 3 13 3 牡6 エイシンフラッシュ 大阪杯(G2) 3着

過去10年のクイーンエリザベス2世カップでは、計8頭が3着以内に好走しています。日本馬にとって、相性が良いレースです。鉄板ローテは無いものの、前走重賞(金鯱賞、中山記念など)で好走していました。

予想

以下、簡単な考察と予想です。

◎7ジェラルディーナ

順当なら勝ち負け候補になるでしょうか。深く考えず本命評価にしました。極端な前残りにならなければ…。

○3ダノンザキッド

前走大阪杯3着。前走は、下位人気ながら見せ場のある内容でした。香港実績もありますし、前走からの勢いにも期待して…。

▲1ロマンチックウォリアー

昨年の香港カップを楽勝。2着ダノンザキッドを突き放していました。このコースで大崩れは無い一頭だろうと考えて押さえました。

△5マネーキャッチャー

過去好走例が多い前走チェアマンズトロフィー出走馬。昨年の香港カップでは、2着ダノンザキッドと小差3着でした。好ローテと実績を考えれば、無くはないところでしょうか。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、6着でした。本命◎ジェラルディーナは、6着でした。

クイーンエリザベス2世カップ2023結果
着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 4 1 セ5 ロマンチックウォリアー 1 香港ゴールドカップ(G1) 2着
2 3 6 牡5 プログノーシス 3 金鯱賞(G2) 1着(-0.1) 1
3 1 2 セ5 ドバイオナー 4 クイーンエリザベスステークス(G1) 1着 1

かすりもせず…。

優勝は、対抗ロマンチックウォリアーでした。押さえの穴馬マネーキャッチャーが逃げて粘る展開をロマンチックウォリアーが早めに交わして、そのまま突き放す決着でした。2~3着には、後方内で進めたドバイオナーとプログノーシス。外をまわした本命ジェラルディーナや対抗ダノンザキッドの日本馬2頭は、上位争いした馬と比べると、真逆に近い競馬だったと思います。

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