クイーンステークス2020過去データと予想 | 深く考えない競馬

クイーンステークス2020過去データと予想

日程 2020年8月2日(日曜)
開催 札幌競馬場11R
距離 芝1800m
格付け G3
条件 3歳以上牝馬
斤量 別定
出走数 14頭
天気 曇り(ヤフー天気)

クイーンステークス2020

牝馬限定の重賞、クイーンステークス2020です。過去の上位馬を振り返ると、大出世レースという印象はありませんが、牝馬限定重賞を中心に活躍する馬が結果を残しています。近年は、ディアドラ(2018年)、アエロリット(2017年)とG1馬が優勝しており、秋に向けても注目の一戦になりそうです。

札幌競馬場の芝1800mコース

配当

過去10年のクイーンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが1回あります。大きな波乱は殆ど無いものの、例年穴馬が馬券圏内に好走するため、馬連と3連複ともに好配当になる傾向があります。

年度 馬連 3連複 3連単
2019 1,220円 12,310円 39,580円
2018 1,000円 1,610円 6,560円
2017 2,210円 8,150円 29,800円
2016 4,120円 60,230円 397,120円
2015 2,600円 3,860円 43,820円
2014 2,040円 2,880円 17,590円
2013 6,370円 6,110円 43,870円
2012 5,070円 13,000円 77,140円
2011 6,590円 9,500円 53,990円
2010 1,410円 6,890円 30,380円

では過去10年のクイーンステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2013年は、函館競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

クイーンステークス2020過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2019 1 13 牝4 56 ミッキーチャーム 1 ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.7) 6
2 6 牝4 55 スカーレットカラー 5 マーメイドステークス(G3) 3着(0.1) 5
3 14 牝5 55 カリビアンゴールド 9 五稜郭ステークス(3勝クラス) 2着(0.0) 3
2018 1 9 牝4 55 ディアドラ 1 Dubai Turf(G1) 3着 7
2 5 牝5 55 フロンテアクイーン 4 中山牝馬ステークス(G3) 2着(0.1) 2
3 2 牝4 56 ソウルスターリング 2 ヴィクトリアマイル(G1) 7着(0.4) 5
2017 1 2 牝3 52 アエロリット 2 NHKマイルカップ(G1) 1着(-0.2) 2
2 1 牝5 55 トーセンビクトリー 6 マーメイドステークス(G3) 9着(0.7) 1
3 4 牝5 55 クインズミラーグロ 8 マーメイドステークス(G3) 2着(0.1) 2
2016 1 2 牝6 55 マコトブリジャール 9 福島牝馬ステークス(G3) 1着(-0.2) 15
2 11 牝4 55 シャルール 1 ヴィクトリアマイル(G1) 18着(3.3) 9
3 1 牝5 55 ダンツキャンサー 11 安土城ステークス(OP) 2着(0.2) 14
2015 1 10 牝6 55 メイショウスザンナ 7 マーメイドステークス(G3) 10着(0.6) 13
2 2 牝4 55 レッドリヴェール 1 ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.5) 3
3 6 牝5 55 イリュミナンス 4 マーメイドステークス(G3) 6着(0.3) 4
2014 1 2 牝5 55 キャトルフィーユ 2 ヴィクトリアマイル(G1) 5着(0.1) 13
2 8 牝5 55 アロマティコ 6 巴賞(OP) 1着(-0.0) 3
3 6 牝4 55 スマートレイアー 1 ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.4) 1
2013函館 1 5 牝4 55 アイムユアーズ 1 ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.4) 11
2 6 牝5 55 スピードリッパー 8 夏至ステークス(1600万) 13着(1.5) 9
3 1 牝5 55 オールザットジャズ 3 ヴィクトリアマイル(G1) 13着(0.6) 8
2012 1 8 牝3 52 アイムユアーズ 1 オークス(G1) 4着(0.9) 4
2 14 牝5 55 ラブフール 10 五稜郭ステークス(1600万) 8着(0.5) 2
3 10 牝3 51 ミッドサマーフェア 4 オークス(G1) 13着(2.0) 1
2011 1 9 牝3 52 アヴェンチュラ 1 漁火ステークス(1600万) 1着(-0.4) 2
2 14 牝4 55 コスモネモシン 10 ヴィクトリアマイル(G1) 11着(1.3) 13
3 4 牝4 55 アニメイトバイオ 3 七夕賞(G3) 3着(0.3) 4
2010 1 12 牝3 52 アプリコットフィズ 2 オークス(G1) 6着(0.6) 4
2 2 牝5 55 プロヴィナージュ 3 ヴィクトリアマイル(G1) 9着(0.2) 5
3 8 牝4 55 カウアイレーン 6 東京スマイルプレミアム(1600万) 1着(-0.1) 1
前走G1レース

過去10年のクイーンステークス3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち13頭が当日1~3番人気の支持を集めていました。人気を集める前走G1レース出走馬(主にヴィクトリアマイル組)が狙い目といえそうです。

前走マーメイドステークス

過去10年のクイーンステークス3着以内30頭中5頭を占めます。近年は、穴馬(5~8番人気)の好走例が目立ちます。

5番人気以下

過去10年のクイーンステークス3着以内30頭中12頭を占めます。2018年を除く過去9回で毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

予想

今年のクイーンステークス2020は、例年と比べると、層が厚いメンバー構成になるでしょうか。近年のデータ傾向からは、ヴィクトリアマイル組やマーメイドステークス組が上位争いの中心になりそうですが、他のローテの馬も骨っぽい馬が多く、混戦模様に見えます。

以下、簡単な考察と予想です。

追記修正:〇フェアリーポルカを◎に変更、◎スカーレットカラーと△レッドアネモスの2頭を無印に変更しました。代わりに、〇ビーチサンバと△サムシングジャストの2頭を追加しました。

8フェアリーポルカ

休養明けかつ斤量56kg。様子見したい要素が揃いましたが、直近2戦の重賞を連勝…。力を付けてきていると思います。福島牝馬ステークスの勝利ジョッキーインタビューを見ると、1800m戦が丁度良い印象を受けたので、この距離の牝馬限定重賞なら一発あっても良さそうです。

9ビーチサンバ

過去好走例が多いヴィクトリアマイル組。あまりスタートが良い印象は無いので、上手く出るかどうかがポイントになるでしょうか。デビュー戦以降、勝ち切れていないものの、大きく崩れたのはG1レースのみ。初の洋芝で何か変われば…。

△10リープフラウミルヒ

過去好走例が多いマーメイドステークス組。差し勢が上位争いをすると仮定して、押さえました。2着に好走した2走前の福島牝馬ステークスは、人気薄ながら見せ場のある直線でした。ハマれば重賞でも活躍できそうです。札幌芝1800mコースは、2勝クラスを優勝した舞台ですし、穴馬候補なら面白いタイプかもしれません。

13サムシングジャスト

休養明けに加え、前走3勝クラス勝ち馬。データ傾向からは買い難いと思います。外からノーマークの差し馬が突っ込んで来るようなレースを想像して、適当に押さえました。

(無印)1レッドアネモス

好走例が多いマーメイドステークス組とはいえ、重賞では少し足りないレースが続いています。今回は人気しないことに加えて、3着なら無くは無さそう…と考えて押さえました。インコースからロスなく進めることが出来れば…。

(無印)2スカーレットカラー

好走例が多い前走ヴィクトリアマイル組。堅実な末脚を使う馬で、昨年のクイーンステークスは、上がり最速の脚で2着に好走しています。今年は、逃げそうな馬が何頭かいるため、流れ次第では追い込みが決まるレースになるかもしれません。

(無印)14シャドウディーヴァ

4走前の東京新聞杯が牡馬の好メンバー相手に内を突く追い込みで2着。後方からの脚が活きる展開になれば、上位食い込みがあっても良さそうな馬です。札幌コースは初めてなので、洋芝の小回りに対応出来れば…。

3連複4頭ボックス◎〇△△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、6着、7着、9着でした。本命◎フェアリーポルカは、6着でした。

クイーンステークス2020結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 1 牝4 54 レッドアネモス 11 マーメイドステークス(G3) 8着(0.7) 9
2 9 牝4 57 ビーチサンバ 4 ヴィクトリアマイル(G1) 9着(1.4) 9
3 2 牝5 54 スカーレットカラー 1 ヴィクトリアマイル(G1) 15着(2.2) 7

カスりもせず…というか、予想変更前のレッドアネモスとスカーレットカラーが1着3着に来ているので、センスのないことをしてしまいました。

内を突いたレッドアネモスが優勝。3着スカーレットカラーも後方から内を捌いての追い込みで、想定通り前が流れて展開が向いたのも良かったのかもしれません。

2着ビーチサンバ。相変わらずスタートは良くない印象の馬ですが、最後は良い脚を見せていました。

タイトルとURLをコピーしました