日程 | 2019年6月30日(日曜) |
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開催 | 福島競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
ラジオNIKKEI賞2019
3歳ハンデ重賞、ラジオNIKKEI賞2019です。ハンデ戦ということもあり、難解な印象の一戦。過去の上位馬を見る限り、出世レースというわけではありませんが、昨年の2着馬フィエールマンが後に菊花賞と天皇賞春を優勝しています。
配当
過去10年のラジオNIKKEI賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。順当な決着となった2011年は、中山競馬場で開催されています。有力馬が勝ち負けした昨年や2011年を除くと、3連複万馬券が多く、波乱傾向のレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 830円 | 5,410円 | 21,500円 |
2017 | 4,580円 | 34,600円 | 156,510円 |
2016 | 3,580円 | 13,040円 | 67,460円 |
2015 | 1,420円 | 19,940円 | 75,100円 |
2014 | 1,820円 | 6,020円 | 34,060円 |
2013 | 40,460円 | 111,170円 | 917,500円 |
2012 | 1,350円 | 63,680円 | 302,550円 |
2011 | 1,350円 | 1,710円 | 8,390円 |
2010 | 1,830円 | 9,510円 | 47,000円 |
2009 | 16,700円 | 50,330円 | 347,250円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、中山競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 2 | 56 | メイショウテッコン | 2 | 白百合ステークス(OP) 1着(-0.5) | 3 |
2 | 6 | 54 | フィエールマン | 1 | 山藤賞(500万) 1着(-0.4) | 2 | |
2 | 7 | 53 | キボウノダイチ | 9 | 500万(京都芝2000m) 1着(-0.2) | 7 | |
2017良 | 1 | 11 | 54 | セダブリランテス | 2 | 早苗賞(500万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 7 | 53 | ウインガナドル | 8 | 夏木立賞(500万) 1着(-0.0) | 4 | |
3 | 1 | 53 | ロードリベラル | 9 | 江の島特別(1000万) 9着(1.3) | 7 | |
2016良 | 1 | 1 | 54 | ゼーヴィント | 1 | プリンシパルステークス(OP) 3着(0.3) | 3 |
2 | 6 | 53 | ダイワドレッサー(牝) | 9 | オークス(G1) 8着(0.4) | 17 | |
3 | 15 | 56 | アーバンキッド | 5 | NHKマイルカップ(G1) 16着(0.9) | 6 | |
2015良 | 1 | 3 | 56.5 | アンビシャス | 1 | プリンシパルステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 12 | 55 | ミュゼゴースト | 4 | 白百合ステークス(OP) 3着(0.1) | 6 | |
3 | 6 | 53 | マルターズアポジー | 12 | プリンシパルステークス(OP) 17着(4.2) | 7 | |
2014良 | 1 | 9 | 54 | ウインマーレライ | 5 | 青葉賞(G2) 8着(0.3) | 13 |
2 | 4 | 55 | クラリティシチー | 1 | 500万(東京芝1600m) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 3 | 54 | ウインフェニックス | 7 | NHKマイルカップ(G1) 11着(0.6) | 9 | |
2013良 | 1 | 11 | 54 | ケイアイチョウサン | 8 | 稲村ヶ崎特別(1000万) 7着(0.5) | 2 |
2 | 4 | 55 | カシノピカチュウ | 14 | NHKマイルカップ(G1) 9着(0.5) | 12 | |
3 | 3 | 54 | アドマイヤドバイ | 5 | 500万(阪神芝1800m) 1着(-0.0) | 1 | |
2012良 | 1 | 6 | 54 | ファイナルフォーム | 2 | 500万(東京芝1600m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 4 | 55 | ヤマニンファラオ | 1 | 白百合ステークス(OP) 2着(0.3) | 4 | |
3 | 5 | 53 | オペラダンシング | 16 | 江の島特別(1000万) 8着(1.5) | 8 | |
2011良中山 | 1 | 10 | 54 | フレールジャック | 2 | 500万(京都芝1800m) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 7 | 56 | マイネルラクリマ | 3 | 白百合ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 2 | 55 | カフナ | 1 | プリンシパルステークス(OP) 3着(0.2) | 3 | |
2010良 | 1 | 14 | 55 | アロマカフェ | 3 | 青葉賞(G2) 4着(0.8) | 12 |
2 | 8 | 55 | クォークスター | 2 | プリンシパルステークス(OP) 2着(0.7) | 7 | |
3 | 15 | 55 | レト | 6 | NHKマイルカップ(G1) 7着(1.3) | 9 | |
2009良 | 1 | 16 | 56 | ストロングガルーダ | 5 | エーデルワイスステークス(1000万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 15 | 53 | サニーサンデー | 13 | プリンシパルステークス(OP) 17着(1.7) | 13 | |
3 | 3 | 55 | ストロングリターン | 2 | 葵ステークス(OP) 4着(0.1) | 1 |
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中15頭を占めます。穴馬の好走例も目立ちます。
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中22頭を占めます。そのうち8頭が優勝しています。
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中16頭を占めます。近年は、軽ハンデの穴馬の好走が目立ちます。
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中8頭を占めます。特に近年、好走例が目立ちます。
予想
混戦模様のラジオNIKKEI賞2019。出走予定馬をざっと見た感じでは、ほぼ全頭にチャンスがありそうに見えます。何が来てもおかしくないメンバー構成ですし、今年も波乱を想定しておいた方が良いかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。逃げ先行馬が揃っている為、差し追い込み馬を中心に狙いました。ただ全く当たる気がしません。
前走日本ダービー出走馬。流石に前走の大敗は度外視して良いと思います。4走前のきんもくせい特別が今回と同じ福島芝1800m戦。内の後方から徐々に外に出して、最後は大外をぶん回しての追い込みで優勝しています。ハナ差2着ダノンチェイサーは、きさらぎ賞(G3)優勝~NHKマイルカップ(G1)4着という成績を残しており、強さを見せた一戦といえるかもしれません。今回、人気もしないと思うので、波乱に期待しての本命です。
芝1800m以上の重賞になると成績を落とすダイワメジャー産。やや頭からは買い難いところでしょうか。前走スプリングステークスで3着に好走していますし、こなしてくれそうですが…。前走のように逃げ馬の後ろで脚を溜めることが出来れば…。
過去わりと好走例の多い前走プリンシパルステークス組。直線一番外に出しての一気で4着に好走しました。3着馬とはハナ差、上位3頭とは通って来たコースの差も大きかったと思います。下位人気になりそうですが、好ローテに期待して…。
前走山藤賞は、後方から直線でまとめて差し切っての優勝。着差も僅差でしたし抜けた強さを感じませんが、相手なりに走るタイプと考えれば、押さえて良いかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、11着、12着、16着でした。本命◎マイネルサーパスは、2着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 14 | 55 | ブレイキングドーン | 3 | 京都新聞杯(G2) 6着(0.6) | 4 |
2 | 2 | 54 | マイネルサーパス | 9 | 日本ダービー(G1) 11着(1.6) | 18 |
3 | 13 | 53 | ゴータイミング | 6 | 500万(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 3 |
晩に録画を見ました。馬券はカスリもせずでした。3連単142,140円の決着。波乱傾向の一戦、さらに雨の不良馬場ということもあって、難解なレースだったと思います。
毎年毎年、夏競馬は荒れますね…。当たる気がしないレースが多いです。毎年ほとんど当たらないので、G1のある春秋と比べると、さらに少額しか買わないようにしています。
本命マイネルサーパスを除いて、前に行った馬が直線垂れる中、道中で後方にいたブレイキングドーンとゴータイミングが最後突っ込んで来る決着でした。ブレイキングドーンは、同じくタフな馬場で行われた弥生賞でも良い脚で突っ込んで来ていましたし、こういう馬場が合うのかもしれません。
対抗ディキシーナイトは、直線入る前から手応えが怪しく、最後は失速して大敗…。馬場が合わなかったのか、距離が合わなかったのか分かりませんが、見せ場のないレースでした。