日程 | 2019年1月6日(日曜) |
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開催 | 京都競馬場 11R |
距離 | 芝1600m(外) |
格付け | G3 |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
シンザン記念2019
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
3歳マイル重賞シンザン記念2019です。過去の上位馬には、アーモンドアイ、ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ダイワスカーレットなど、後のG1馬が名を連ねる出世レース。特にシンザン記念で好走した牝馬は、名牝と呼ばれる馬が揃っており、G1戦線に向けて牝馬の結果にも注目したいですね。
配当
過去10年のシンザン記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。波乱傾向のレースと言えそうです。馬連も好配当が続いており、順当な決着は2014年のみです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 2,620円 | 6,980円 | 26,730円 |
2017 | 18,950円 | 9,940円 | 151,880円 |
2016 | 5,360円 | 95,730円 | 671,850円 |
2015 | 4,080円 | 8,220円 | 43,840円 |
2014 | 320円 | 970円 | 2,220円 |
2013 | 3,130円 | 4,760円 | 29,880円 |
2012 | 6,780円 | 53,960円 | 281,970円 |
2011 | 8,890円 | 35,480円 | 279,230円 |
2010 | 6,820円 | 40,480円 | 230,140円 |
2009 | 8,040円 | 59,650円 | 279,100円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018稍重 | 1 | 3 | 54 | アーモンドアイ(牝) | 1 | 未勝利戦(東京芝1600m) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 7 | 54 | ツヅミモン(牝) | 7 | 新馬戦(中山芝1600m) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 11 | 57 | カシアス | 4 | 朝日杯フューチュリティS(G1) 7着(0.8) | 10 | |
2017重 | 1 | 9 | 56 | キョウヘイ | 8 | 千両賞(500万) 2着(0.2) | 12 |
2 | 14 | 56 | タイセイスターリー | 4 | デイリー杯2歳ステークス(G2) 8着(0.9) | 1 | |
3 | 5 | 56 | ペルシアンナイト | 1 | こうやまき賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
2016良 | 1 | 6 | 56 | ロジクライ | 8 | 千両賞(500万) 4着(1.1) | 1 |
2 | 7 | 54 | ジュエラー(牝) | 2 | 新馬(京都芝1800m) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 14 | 56 | シゲルノコギリザメ | 11 | 500万(阪神芝1200m) 1着(-0.2) | 7 | |
2015良 | 1 | 9 | 56 | グァンチャーレ | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 7着(0.3) | 7 |
2 | 11 | 56 | ロードフェリーチェ | 9 | 千両賞(500万) 5着(0.4) | 6 | |
3 | 12 | 56 | ナヴィオン | 3 | 朝日杯フューチュリティS(G1) 11着(1.0) | 5 | |
2014良 | 1 | 12 | 56 | ミッキーアイル | 1 | ひいらぎ賞(500万) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 1 | 56 | ウインフルブルーム | 2 | 朝日杯フューチュリティS(G1) 3着(0.2) | 5 | |
3 | 2 | 56 | タガノグランパ | 5 | ラジオNIKKEI杯(G3) 5着(0.3) | 10 | |
2013良 | 1 | 2 | 57 | エーシントップ | 1 | 朝日杯フューチュリティS(G1) 8着(0.7) | 2 |
2 | 12 | 56 | ヘミングウェイ | 9 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 5 | 56 | タマモベストプレイ | 3 | 秋明菊賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
2012良 | 1 | 7 | 54 | ジェンティルドンナ(牝) | 2 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 3 | 56 | マイネルアトラクト | 9 | 千両賞(500万) 4着(0.4) | 8 | |
3 | 6 | 56 | プレミアムブルー | 11 | 500万(阪神芝1600m) 6着(0.6) | 3 | |
2011良 | 1 | 8 | 56 | レッドデイヴィス(セ) | 7 | 500万(阪神芝1600m) 10着(降着)(-0.1) | 2 |
2 | 1 | 56 | オルフェーヴル | 3 | 京王杯2歳ステークス(G2) 10着(0.8) | 1 | |
3 | 4 | 54 | マルセリーナ(牝) | 6 | 新馬(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 1 | |
2010良 | 1 | 4 | 56 | ガルボ | 4 | 朝日杯フューチュリティS(G1) 4着(0.6) | 12 |
2 | 7 | 56 | シャイン | 9 | 中京2歳ステークス(OP) 1着(-0.2) | 8 | |
3 | 1 | 56 | セレスロンディー | 10 | 500万下(阪神芝1600m) 4着(0.4) | 5 | |
2009良 | 1 | 1 | 56 | アントニオバローズ | 2 | 未勝利(阪神芝1400m) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 3 | 56 | ダブルウェッジ | 12 | つわぶき賞(500万) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 10 | 56 | トップカミング | 10 | さざんかステークス(OP) 3着(0.2) | 3 |
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中5頭を占めます。前走人気を集め、着差を付けて優勝していた馬が多いです。
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中9頭を占めます。2009年&2012年&2016年を除く過去7回で、馬券圏内に好走しています。
過去10年のシンザン記念3着以内では、内枠&逃げ先行が優勢となっています。ただ直近4年で見ると、外枠の好走例が増加傾向にあります。
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中2頭を占めます。大敗からの巻き返しが少ない傾向にあります。
予想
混戦模様のシンザン記念2019。抜けた馬が不在の為、多くの馬に上位争いのチャンスがありそう…。過去シンザン記念で好走した牝馬は、後のG1馬が揃っているので、牝馬(ドナウデルタ、パッシングスルー)には注目したいですね。
以下、簡単な考察と予想です。何が来てもおかしくないメンバーだけに、スルーした馬が馬券圏内というパターンになりそう…。少頭数ながら難しいレースだと思います。
追記:穴馬だと思っていたミッキーブリランテとヴァルディゼールが人気してますね…。人気のヴァルディゼールを無印に変更、パッシングスルーを追加しました。
前走ベゴニア賞は、直線前が粘りそうなところをギリギリで差し切っての優勝。並んでからが勝負強い印象でした。2着ココフィーユが京王杯2歳ステークス4着馬だったことを考えれば、このメンバーの重賞なら上位争いを期待できそうです。
前走未勝利戦(阪神芝1800m)を楽勝。直線、後続を楽に突き放していました。相手関係に恵まれたようにも見えますが、前走の勝ちっぷりの良さと勢いに期待して…。
父ロードカナロア&母ドナウブルーの良血馬。前走デイリー杯2歳ステークスは、スタートから下げて後方からの競馬。直線で詰まり、ブレーキをかけるように強引に進路を内に持っていきましたが、そのまま伸び切れず5着に敗れています。前走は力負けではないと思うので、再度見直しても…。
ヴァルディゼールの代わりに適当に押さえました。前走の未勝利戦(東京芝1600m)は、ゴール前ギリギリで差し切っての優勝。着差こそクビ差ですが、ポテンシャルの高そうな印象を受けました。その後、2~4着馬は未勝利戦を勝ち上がっており、パッシングスルーは上のクラスでも十分に期待できそうですね。
前走新馬戦は、先行から抜け出し、上がり最速の脚を使っての楽勝でした。今回、一気に相手が強くなりますが、内枠&前走の勝ちっぷりの良さに期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、8着、9着でした。本命◎アントリューズは、8着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 2 | ヴァルディゼール | 4 | 新馬戦(京都芝1600m) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 1 | マイネルフラップ | 10 | 千両賞(500万) 1着(-0.2) | 11 |
3 | 10 | ミッキーブリランテ | 2 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.4) | 1 |
12頭立てながら、3連単112,900円の波乱決着でした。人気を嫌ってギリギリで変更したヴァルディゼールが優勝とは、センスのない予想になってしまいました。
最後は前残り馬場の中、外からマイネルフラップが突っ込んで来る波乱。マイネルフラップは、勝ち時計1:35.7という時計のかかる馬場が合った感じもします。
本命アントリューズは、直線で包まれて出しどころが無く、スムーズさを欠く内容。マイネルフラップのように外を回した方が良かったのかもしれませんね。