日程 | 2022年9月10日(土曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳牝馬 |
斤量 | 馬齢(54kg) |
出走数 | 12頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.2(9月10日) |
血統データも公開しています。
紫苑ステークス2022
秋華賞トライアル、紫苑ステークス2022です。 長くオープン特別戦で行われていましたが、2016年に重賞化されました。重賞レースとなってからは、紫苑ステークス出走馬が秋華賞でも活躍する傾向にあります。秋華賞を占う意味でも、重要なトライアルレースといって良いと思います。
配当
過去10年の紫苑ステークスの配当を見ると、重賞化した2016年以降は、3連単1万円台の順当な決着となっていましたが、直近2年は高配当が出ています。傾向が読みにくいレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 2,250円 | 19,150円 | 64,570円 |
2020 | 13,320円 | 21,370円 | 147,440円 |
2019 | 3,040円 | 2,400円 | 18,020円 |
2018 | 680円 | 3,400円 | 16,070円 |
2017 | 1,470円 | 3,110円 | 11,870円 |
2016 | 1,210円 | 3,840円 | 14,590円 |
2015 | 3,910円 | 15,970円 | 84,840円 |
2014 | 1,670円 | 9,550円 | 62,570円 |
2013 | 2,140円 | 7,980円 | 49,900円 |
2012 | 1,870円 | 10,690円 | 48,520円 |
では過去10年の紫苑ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2014年は、新潟競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 11 | ファインルージュ | 2 | オークス(G1) 11着(1.0) | 4 |
2 | 1 | スルーセブンシーズ | 4 | オークス(G1) 9着(0.7) | 9 | |
3 | 3 | ミスフィガロ | 12 | 1勝クラス(新潟芝2000m) 1着(-0.2) | 3 | |
2020稍重 | 1 | 10 | マルターズディオサ | 5 | オークス(G1) 10着(0.7) | 12 |
2 | 18 | パラスアテナ | 10 | ラジオNIKKEI賞(G3) 4着(0.9) | 1 | |
3 | 16 | シーズンズギフト | 3 | ニュージーランドトロフィー(G2) 2着(0.1) | 5 | |
2019良 | 1 | 15 | パッシングスルー | 2 | 1勝クラス(福島芝2000m) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 6 | フェアリーポルカ | 6 | オークス(G1) 16着(3.5) | 11 | |
3 | 14 | カレンブーケドール | 1 | オークス(G1) 2着(0.0) | 12 | |
2018良 | 1 | 14 | ノームコア | 2 | フローラステークス(G2) 3着(0.1) | 5 |
2 | 1 | マウレア | 1 | オークス(G1) 5着(1.0) | 6 | |
3 | 8 | ランドネ | 7 | オークス(G1) 11着(1.9) | 10 | |
2017良 | 1 | 16 | ディアドラ | 1 | HTB賞(1000万) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 11 | カリビアンゴールド | 6 | かもめ島特別(1000万) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 7 | ポールヴァンドル | 4 | かもめ島特別(1000万) 1着(-0.0) | 1 | |
2016良 | 1 | 18 | ビッシュ | 1 | オークス(G1) 3着(0.1) | 5 |
2 | 9 | ヴィブロス | 3 | 500万(中京芝2000m) 1着(-0.7) | 3 | |
3 | 2 | フロンテアクイーン | 5 | オークス(G1) 6着(0.4) | 12 | |
2015良 | 1 | 10 | クインズミラーグロ | 8 | 村上特別(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 13 | ホワイトエレガンス | 5 | 藻岩山特別(1000万) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 6 | エバーシャルマン | 6 | カーネーションカップ(500万) 4着(0.4) | 2 | |
2014不良新潟 | 1 | 4 | レーヴデトワール | 5 | 小豆島特別(1000万) 4着(0.4) | 3 |
2 | 7 | ショウナンパンドラ | 1 | 糸魚川特別(500万) 1着(-0.4) | 1 | |
3 | 1 | マイネグレヴィル | 4 | オークス(G1) 9着(1.1) | 16 | |
2013良 | 1 | 13 | セキショウ | 6 | 大倉山特別(1000万) 9着(0.9) | 4 |
2 | 5 | リボントリコロール | 2 | 出雲崎特別(500万) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 11 | モモトンボ | 7 | 浦佐特別(500万) 5着(0.7) | 5 | |
2012良 | 1 | 5 | パララサルー | 1 | 桜花賞(G1) 9着(0.6) | 7 |
2 | 1 | ブリッジクライム | 4 | 三面川特別(1000万) 2着(0.0) | 6 | |
3 | 11 | フレイムコード | 8 | 500万(福島芝1800m) 1着(-0.0) | 4 |
過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中16頭を占めます。重賞化した2016年以降は、前走1000万クラス(現2勝クラス)連対馬や500万クラス(現1勝クラス)優勝馬の活躍が目立ちます。
過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中10頭を占めます。重賞化した2016年以降は、計9頭が馬券圏内に好走しています。近年は、上位争いの中心といっても良さそうです。
過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中16頭を占めます。毎年、中穴が1~2頭ほど馬券圏内に好走しています。
過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中22頭を占めます。新潟開催の2014年を除くと、毎年2~3頭が馬券圏内に好走しています。
予想
紫苑ステークス2022は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。過去データの傾向からは、前走オークス出走馬や前走1勝~2勝クラス好走馬が馬券候補になるでしょうか。少頭数ですが、ほとんど全頭が候補といえるかもしれません。直近2年が荒れているだけに、予想と的中ともに難解なレースになると思います。
以下、簡単な考察と予想です。過去10年では、オークス出走馬3頭の決着が無いため、紐荒れで前走1勝クラス~2勝クラス出走馬を押さえました。
前走オークス2着。オークスで好走した関西馬がローズステークスではなく、紫苑ステークスを使うのは珍しいかもしれません。実績だけ見れば、勝ち負け候補だと思います。展開面に左右されにくい位置で進めそうな馬ですし、中山コースも問題無さそうなので、深く考えず本命評価にしました。
前走オークス8着。このメンバーなら人気を集めることになるでしょうか。フラワーカップではスタニングローズと半馬身差ですし、同じぐらい走れば…ということで対抗評価にしました。
前走伊達特別(1勝クラス)を完勝。中団前から早めに動いて、タフな馬場の内で脚を伸ばしていました。緩い相手だったので、メンバーが一気に強くなるここでは未知数だと思いますが、下位人気になりそうですし、紐荒れ期待で押さえました。
前走松島特別(2勝クラス)2着。優勝馬にキレ負けしたものの、2勝クラスで見せ場のあるレースだったと思います。オークス出走馬を除くと低調なメンバーだと思うので、前走ぐらい走れば上位争いがあっても良さそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、6着、9着、11着でした。本命◎スタニングローズは、1着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | スタニングローズ | 1 | オークス(G1) 2着(0.2) | 10 |
2 | 11 | サウンドビバーチェ | 2 | オークス(G1) 除外 | |
3 | 8 | ライラック | 6 | オークス(G1) 11着(1.5) | 12 |
カスりもせず…。波乱含みの予想でしたが、前走オークスの人気馬による決着でした。
本命スタニングローズが好位から抜け出して優勝。かなり緩いペースだったこともあり、逃げたサウンドビバーチェが粘り、スタニングローズが何とか交わし切ったという感じでした。3着にはスルーしたライラック。後方から外をまわしての追い込みで、勝ち負けした2頭よりもきついレースだったかもしれません。見せ場のある内容だったと思います。