日程 | 2021年7月8日(木曜) |
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開催 | 川崎競馬場11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | Jpn3 |
条件 | 3歳以上牝馬 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 9頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
スパーキングレディーカップ2021
交流重賞スパーキングレディーカップ2021です。牝馬限定のダート重賞レース。近年は、このレースで活躍した馬は、後のG1レースで活躍する傾向にあります。秋の重賞戦線に向けて注目のレースといっても良さそうです。
- 2020年1着ファッショニスタ→同年のJBCレディスクラシック優勝
- 2019年1着ファッショニスタ→同年のJBCレディスクラシック3着
- 2017年1着アンジュデジール→翌年のJBCレディスクラシック優勝
- 2017年2着ララベル→同年のJBCレディスクラシック優勝
- 2016年1着ホワイトフーガ→同年のJBCレディスクラシック優勝
配当
過去10年のスパーキングレディーカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。近年やや波乱傾向という印象のレースですが、この2回を除くと、順当な決着が多いです。特に3連複は、1~2点で的中しないとガミる年もあり、予想が難しいレースかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 480円 | 610円 | 2,500円 |
2019 | 1,910円 | 85,650円 | 276,110円 |
2018 | 1,270円 | 2,090円 | 11,410円 |
2017 | 2,000円 | 6,580円 | 26,480円 |
2016 | 750円 | 550円 | 2,730円 |
2015 | 830円 | 190円 | 2,870円 |
2014 | 1,440円 | 29,160円 | 126,170円 |
2013 | 570円 | 450円 | 1,430円 |
2012 | 1,310円 | 390円 | 7,260円 |
2011 | 590円 | 170円 | 1,250円 |
では過去10年のスパーキングレディーカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020不良 | 1 | 1 | 牝6 | 56 | ファッショニスタ | 1 | 栗東ステークス(LR) 3着(0.1) | 2 |
2 | 10 | 牝4 | 55 | メイクハッピー | 2 | 下総ステークス(3勝クラス) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 8 | 牝6 | 56 | サルサディオーネ | 3 | 京成盃グランドマイラーズ(船橋ダ1600m) 2着(0.1) | 4 | |
2019不良 | 1 | 4 | 牝5 | 55 | ファッショニスタ | 1 | 天保山ステークス(OP) 2着(0.2) | 1 |
2 | 2 | 牝5 | 55 | サルサディオーネ | 6 | ブリリアントステークス(LR) 14着(2.2) | 14 | |
3 | 9 | 牝5 | 55 | ローレライ | 11 | 東京スポーツ賞(大井ダ1400m) 1着(-0.4) | 4 | |
2018良 | 1 | 3 | 牝4 | 55 | リエノテソーロ | 3 | ヴィクトリアマイル(G1) 15着(1.3) | 17 |
2 | 12 | 牝5 | 55 | オウケンビリーヴ | 1 | 天王山ステークス(OP) 7着(1.0) | 3 | |
3 | 9 | 牝4 | 57 | ラビットラン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 13着(0.4) | 12 | |
2017稍重 | 1 | 7 | 牝3 | 52 | アンジュデジール | 2 | 関東オークス(Jpn2) 2着(0.9) | 3 |
2 | 10 | 牝5 | 55 | ララベル | 4 | マリーンカップ(Jpn3) 2着(0.6) | 6 | |
3 | 4 | 牝4 | 57 | タイニーダンサー | 5 | かきつばた記念(Jpn3) 4着(1.0) | 6 | |
2016良 | 1 | 10 | 牝4 | 58 | ホワイトフーガ | 1 | さきたま杯(Jpn2) 5着(0.9) | 4 |
2 | 8 | 牝6 | 55 | ブルーチッパー | 4 | 川崎マイラーズ(川崎ダ1600m) 6着(1.9) | 1 | |
3 | 6 | 牝3 | 54 | タイニーダンサー | 3 | 関東オークス(Jpn2) 1着(-0.5) | 2 | |
2015重 | 1 | 2 | 牝5 | 56 | トロワボヌール | 2 | さきたま杯(Jpn2) 2着(0.8) | 4 |
2 | 3 | 牝6 | 56 | サウンドガガ | 3 | 天王山ステークス(OP) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 7 | 牝6 | 58 | サンビスタ | 1 | かしわ記念(Jpn1) 5着(1.8) | 2 | |
2014良 | 1 | 12 | 牝5 | 55 | サウンドガガ | 3 | 天王山ステークス(OP) 2着(0.0) | 2 |
2 | 5 | 牝5 | 55 | カチューシャ | 2 | 欅ステークス(OP) 7着(0.7) | 2 | |
3 | 8 | 牝6 | 55 | マイネエレーナ | 7 | エメラルドカップ(浦和ダ1900m) 1着(-0.0) | 5 | |
2013良 | 1 | 5 | 牝5 | 56 | メーデイア | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 17着(1.0) | 14 |
2 | 6 | 牝3 | 52 | サマリーズ | 3 | ユニコーンステークス(G3) 10着(1.3) | 4 | |
3 | 9 | 牝4 | 56 | レッドクラウディア | 2 | マリーンカップ(Jpn3) 2着(0.6) | 3 | |
2012重 | 1 | 3 | 牝5 | 55 | スティールパス | 4 | 欅ステークス(OP) 4着(0.3) | 1 |
2 | 9 | 牝4 | 56 | クラーベセクレタ | 2 | しらさぎ賞(浦和ダ1400m) 1着(-1.3) | 1 | |
3 | 2 | 牝5 | 56 | ミラクルレジェンド | 1 | 帝王賞(Jpn1) 5着(1.3) | 5 | |
2011良 | 1 | 9 | 牝5 | 58 | ラヴェリータ | 2 | さきたま杯(Jpn2) 5着(0.9) | 1 |
2 | 10 | 牝6 | 56 | トーホウドルチェ | 3 | 栗東ステークス(OP) 1着(-0.1) | 6 | |
3 | 8 | 牝3 | 53 | アイアムアクトレス | 1 | ユニコーンステークス(G3) 1着(-0.2) | 3 |
過去10年のスパーキングレディーカップ3着以内30頭中18頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。
過去10年のスパーキングレディーカップ3着以内30頭中26頭を占めます。上位人気馬の好走が多いレースといえそうです。6番人気以下の穴馬が馬券圏内に好走したのは、波乱決着となった2014年と2019年のみです。
過去10年のスパーキングレディーカップ3着以内30頭中6頭を占めます。近年、好走例が増加傾向にあります。
予想
以下、簡単な考察と予想です。サルサディオーネが気になりつつ、差し追い込み馬を中心に狙いました。
直近2戦は、牡馬相手のオープン特別で崩れてないだけに、交流重賞なら上位争いがあっても良さそうです。あとはサウスヴィグラス産ですし、マイル戦に対応できれば…という感じになるでしょうか。
前走マリーンカップ優勝。前が残る馬場で前に行った実力馬2頭(マドラスチェックとサルサディオーネ)を楽に差し切っていました。前走の良すぎる勝ちっぷりを見ると、重賞連勝があっても良さそうです。
前走三条ステークス優勝。飛び抜けて強いレースだったかと問われると疑問は残りますが、3勝クラスを勝ち切る力があるなら、ここで通用してもおかしくは無さそうです。6~8枠の好走例が多いことにも期待して押さえました。
フェアリーポルカやサルサディオーネと迷って、紐荒れ期待でグランデストラーダを押さえました。リネンファッション同様、好走例が多い6~8枠にも期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、6着、7着でした。本命◎ウルトラマリンは、7着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | 牝7 | 56 | サルサディオーネ | 2 | かしわ記念(Jpn1) 8着(1.6) | 9 |
2 | 8 | 牝4 | 55 | リネンファッション | 3 | 三条ステークス(3勝クラス) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 7 | 牝5 | 55 | グランデストラーダ | 6 | 水無月特別(浦和ダ1500m) 2着(0.1) | 1 |
優勝は逃げたサルサディオーネ。道中楽なかたちの逃げになると、強い馬だと思います。もう少し前がやり合うと思っていたのですが、上手く力を出し切るレースになった感じがしました。2~3着も先行したリネンファッションとグランデストラーダ。前残り決着でした。
こういう馬場なので、本命ウルトラマリンの位置取りは良かったと思うのですが、やはり距離適性の有無という感じの失速でした。対抗テオレーマやスルーしたフェアリーポルカも前が止まらず不発という印象でした。