日程 | 2019年9月29日(日曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝1200m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
スプリンターズステークス2019
短距離G1スプリンターズステークス2019です。昨年の優勝馬ファインニードルが引退、2016年~2017年の優勝馬レッドファルクス引退。今年も王者不在のレースになりました。今年のスプリントG1高松宮記念は、3連単449万馬券の大波乱となっているだけに、スプリンターズステークスも波乱があるかもしれません。
配当
過去10年のスプリンターズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが6回、3連複万馬券は8回あります。波乱傾向のレースと言えそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 4,140円 | 65,370円 | 209,620円 |
2017 | 1,760円 | 7,650円 | 31,850円 |
2016 | 4,490円 | 42,230円 | 180,060円 |
2015 | 5,550円 | 23,020円 | 106,170円 |
2014 | 7,360円 | 19,580円 | 190,930円 |
2013 | 400円 | 13,070円 | 28,020円 |
2012 | 510円 | 4,300円 | 17,540円 |
2011 | 13,030円 | 25,610円 | 212,610円 |
2010 | 9,900円 | 50,860円 | 358,410円 |
2009 | 2,140円 | 11,660円 | 66,890円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年は、新潟競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 8 | 牡5 | ファインニードル | 1 | セントウルステークス(G2) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 9 | 牝3 | ラブカンプー | 11 | セントウルステークス(G2) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 1 | 牡7 | ラインスピリット | 13 | セントウルステークス(G2) 5着(0.4) | 9 | |
2017良 | 1 | 8 | 牡6 | レッドファルクス | 1 | 安田記念(G1) 3着(0.1) | 3 |
2 | 2 | 牝5 | レッツゴードンキ | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) 11着(0.7) | 3 | |
3 | 6 | 牝4 | ワンスインナムーン | 7 | 朱鷺ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
2016良 | 1 | 13 | 牡5 | レッドファルクス | 3 | CBC賞(G3) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 15 | 牡5 | ミッキーアイル | 2 | 高松宮記念(G1) 2着(0.1) | 2 | |
3 | 4 | 牝3 | ソルヴェイグ | 9 | キーンランドカップ(G3) 4着(0.3) | 4 | |
2015良 | 1 | 2 | 牝6 | ストレイトガール | 1 | セントウルステークス(G2) 4着(0.0) | 3 |
2 | 4 | 牡7 | サクラゴスペル | 11 | 安田記念(G1) 17着(1.1) | 13 | |
3 | 6 | 牝5 | ウキヨノカゼ | 9 | キーンランドカップ(G3) 1着(-0.1) | 8 | |
2014良新潟 | 1 | 18 | 牡6 | スノードラゴン | 13 | キーンランドカップ(G3) 8着(0.3) | 4 |
2 | 9 | 牝5 | ストレイトガール | 2 | 函館スプリントステークス(G3) 11着(0.6) | 1 | |
3 | 13 | 牝4 | レッドオーヴァル | 5 | キーンランドカップ(G3) 2着(0.0) | 1 | |
2013良 | 1 | 10 | 牡5 | ロードカナロア | 1 | セントウルステークス(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 7 | 牡4 | ハクサンムーン | 2 | セントウルステークス(G2) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 5 | 牡6 | マヤノリュウジン | 15 | セントウルステークス(G2) 7着(0.8) | 7 | |
2012良 | 1 | 16 | 牡4 | ロードカナロア | 2 | セントウルステークス(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 14 | 牝5 | カレンチャン | 1 | セントウルステークス(G2) 4着(0.1) | 3 | |
3 | 3 | 牡5 | ドリームバレンチノ | 9 | キーンランドカップ(G3) 7着(0.6) | 2 | |
2011良 | 1 | 10 | 牝4 | カレンチャン | 3 | キーンランドカップ(G3) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 3 | 牡4 | パドトロワ | 9 | キーンランドカップ(G3) 3着(0.0) | 4 | |
3 | 14 | 牝4 | エーシンヴァーゴウ | 7 | セントウルステークス(G2) 1着(-0.0) | 2 | |
2010良 | 1 | 7 | セ8 | ウルトラファンタジー | 10 | Sha Tin Vase(G3) 14着 | |
2 | 14 | 牡7 | キンシャサノキセキ | 3 | セントウルステークス(G2) 取消 | ||
3 | 3 | 牡4 | サンカルロ | 7 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 5着(0.2) | 3 | |
2009良 | 1 | 13 | 牡5 | ローレルゲレイロ | 6 | セントウルステークス(G2) 14着(1.4) | 4 |
2 | 9 | 牡5 | ビービーガルダン | 2 | キーンランドカップ(G3) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 12 | 牝5 | カノヤザクラ | 8 | セントウルステークス(G2) 4着(0.5) | 2 |
出走取消のキンシャサノキセキ(2010年)を含めると、過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中13頭を占めます。そのうちローレルゲレイロ(2009年)を除く12頭がセントウルステークスで7着以内に好走していました。ローレルゲレイロは、同年の高松宮記念優勝馬でした。
過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中8頭を占めます。8頭はともにキーンランドカップで好走しており、ドリームバレンチノ(2012年)を除く7頭が勝ち馬から0.3秒以内の着順でした。
過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中4頭を占めます。近年好走例が増えて来ています。
予想
混戦模様という印象のスプリンターズステークス2019。スプリント戦線の絶対王者が不在で、前哨戦好走馬を中心に何が来てもおかしくないメンバーだと思います。今春のスプリントG1高松宮記念も3連単449万馬券の大波乱となっていますし、波乱の可能性が十分にありそうです。波乱と考えると、別路線組(前走マイル戦など)の台頭があるかもしれませんね。
以下、簡単な考察と予想です。好走例の多いセントウルステークス組とキーンランドカップ組を狙ってみたものの、当たる気がしません。
高松宮記念以来の実戦となったキーンランドカップは、タワーオブロンドンを抑えて完勝。休養明け2戦目の今回は、更なる上積みが見込めそうです。深く考えず、本命です。
中一周で挑んだ前走セントウルステークスは、2着以下を突き放す楽勝でした。ただサマースプリントシリーズを3戦(函館スプリントS~キーンランドカップ~セントウルS)。シリーズチャンピオンを獲るために、前走中一周で使ったと考えると、今回は買い難い感じはします。
8枠15番。過去外枠(7~8枠)から馬券圏内に来た馬を見る限りは、買い難いところでしょうか。休養明けプラス14kgで出走した前走セントウルステークスで3着。楽勝したタワーオブロンドンを除くと、2着以下の上位陣は小差でした。直線、窮屈な場面がありながらも、じわじわ伸びて2着ファンタジストに迫る勢いがありました。流石に穴馬という感じですが、好走例の多いセントウルステークス組ですし、紐荒れ期待で押さえても良いかもしれません。
イベリス同様、8枠は買い難いところでしょうか。人気薄になりそうなので、好走例の多いセントウルステークス組の紐荒れに期待して、適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、11着、16着でした。本命◎ダノンスマッシュは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | 牡4 | タワーオブロンドン | 2 | セントウルステークス(G2) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 7 | 牝4 | モズスーパーフレア | 3 | 北九州記念(G3) 4着(0.3) | 2 |
3 | 2 | 牡4 | ダノンスマッシュ | 1 | キーンランドカップ(G3) 6着(-0.1) | 1 |
晩に録画を見ました。紐荒れ期待だったのですが、荒れることなく順当な決着でした。1~3番人気の決着は、過去10年で初めてです。
モズスーパーフレアが楽にハナをとって逃げる展開。道中でモズスーパーフレアに競って行く馬もいなかったので、絶好の展開だったと思います。最後は、能力上位2頭だと思われるダノンスマッシュとタワーオブロンドンが突っ込んで来ているものの、モズスーパーフレアが2着に残る決着となりました。
ダノンスマッシュは、タワーオブロンドンが被さるような位置にいたので、直線で出したいところで出せなかったような印象でした。最後は前を捕まえきれず…。ただ負けて強しの内容だと思います。